えべつ神経内科 院長 柳原 哲郎先生にお話を伺いました。
北海道大学医学部出身です。
小説家の北杜夫が好きで医師と他の仕事の両立というのをしたかったのですが、実際そう簡単にできることではなく、出来ることから少しずつと思い、先ず医者を目指すことにしました。
神経内科は未だに理解されていないことが多いと思います。ですが、将来的に大変重要になる分野だろうと思い選択しました。神経内科は全体を診る科ですから神経内科だけではなく当時から「色んな科を回っておいで」と言われ、一般内科、脳神経外科、神経放射線と言って神経診断学の研修もしました。当時はCTがやっと普及した時代で、画像診断の専門医にも学びました。しっかり研修しないと色んな疾患は診られないと実感しています。
今までの患者さんを引き続き診たいという想いがありましたから、以前に勤めていた病院の近くで探しました。また、画像診断も医院に機械を入れるとなると相当の投資になりますので、勤めていた病院と連携しながら患者さんに必要な検査を行ないたいと思ったからです。
パーキンソン病の治療が得意分野になります。神経難病と言われていますが、パーキンソン病は相当な進歩を遂げ、昔は治療薬もほんの僅かしかありませんでした。今は色々な治療の可能性がある分野なのでやりがいがあります。また、治療してもだんだん悪くなっていき通院ができなくなる人もいますので、その場合には訪問診療を行っています。
診た以上は最期まで、寄り添うことで貢献したいです。ただ、事情があってお家で看られないと言う事であればそれは地元の介護サービスなどと連携して、適切なところを紹介するようにしています。
当院は気軽にかかれる医療機関ではないという所が特徴です。患者さんにも覚悟を求めます。自分の病気の事を解ってほしいなら、解ってもらえるような努力をしてくれないと、何でもいいから早く診てくれというご要望にはお応えできません。初診の人にはどういう経過で、すでにどういう資料を持っているのかといった事や、長い病歴の人は自分で病歴を書きだす事を求めます。そうする事で自分の病気の事を見直してもらい、今の状態になるまでの歴史を改めて見つめて欲しいと思います。診察には時間がかかりますが、そこを経て希望された患者さんにはそれなりの満足を得るような診断や、治療方法、適切な専門機関への紹介などきちんと道筋をつけています。
当院のシステムは自分一人では大変ですので、スタッフの人達にもこういう風に言って聞いて下さいという指示をしています。特に看護師の人には初めての方からの問い合わせがあった場合、診療に必要な情報や持参してほしい物などをきちんと把握して伝えてくれますので凄く助かっています。
私も今年還暦になります。今後は、あと何年出来るのか分からないので、後継者が欲しいと思っています。在宅支援診療所と訪問診療に行って看取りをするというのを24時間体制で約束している方が何人もいるのですが、私一人では限界があります。それまで私は出来ることを頑張るしか無いと思っています。
電話番号:011-389-7722
FAX番号:011-389-7721
医院名 | えべつ神経内科 | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒067-0072 北海道江別市一番町46-8 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 011-389-7722 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 神経内科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
| |||||||||||||||||||||||||
診療時間 | 予約の上受診ください | ||||||||||||||||||||||||
休診日 | 水曜・土曜午後 日曜 祝日 土曜不定期に休診 年末年始 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | JR江別駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | JR江別駅 徒歩12分 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | http://www.ne.jp/asahi/ebetsu/neuro/ | ||||||||||||||||||||||||
ebetsu@info.email.ne.jp |
Copyright (C)2015-2025 病院検索の病院まちねっと All Rights Reserved.
本サイトに掲載の文章・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信などを禁じます。