むろらん神経内科クリニック 院長 大塚 千久美先生にお話を伺いました。
岩手医科大学出身です。
私は元々北海道大学の薬学部を卒業し、外科の病院で病棟薬剤師をしていました。病棟で患者さんに服薬治療をしたり薬について答えたりと、実際に患者さんと向き合う重要な仕事ですが、出来ることは本当に限られます。先生にお伺いして指示を頂かないと、自分では薬を出せません。それなら自分が医者になろうということで、薬剤師を辞めて、28歳の時に岩手医科大学に行きました。
元々岩手医科大学の病院で神経内科・老年化分野の講師をしていました。神経内科は本当に内科の中の内科というべき分野で、頭の先から足まで患者さんの全身を詳しく診る神経診察ができる唯一の科です。この診察によって、患者さんの症状がどこから来ているか原因を調べるということに興味を持ち、岩手医科大学の神経内科に入局しました。医院の開設にあたり、自分の専門である神経内科、そして内科がベースにありますので内科全般も診るということで神経内科・内科と標榜しています。
私の地元が室蘭になります。室蘭に神経内科が全然足りないということを知ったので、地元に貢献したいと思い開業を決めました。
パーキンソン病の専門として、大学で10年以上パーキンソン病専門外来を担当して、300人から400人の患者さんを受けもち、のべ1000人以上のパーキンソン病の患者さんの主治医と、パーキンソン病の研究チームのリーダーとしてやってきましたので得意です。また、神経内科全部、内科領域に関して救急医療もやってきましたのでそちらも専門です。
室蘭には常勤している神経内科の専門医がおらず、今まで診療が不十分な分野でした。まず患者さんに室蘭の神経内科を知って頂いて、今まで十分治療できていなかった病気の診療に貢献したいと思います。
院長と看護師2名、事務受付2名の5人で運営していますが、その全員女性だということです。柔らかい雰囲気があって患者さんが緊張しないような、何でもスタッフに話ができる様なムードがこの医院の特徴だと思います。
開業してまだ4カ月くらいですが、スタッフにはとにかく患者さんの話を聞いてほしいということをお伝えしています。神経内科では、患者さんの問診が大事になってきます。医者も勿論聞きますが、看護婦さんが予備診としてどんな病気が今まであってどういう経過で今の症状が良くなったり悪くなったりしたのかを、十分時間を取って丁寧に患者さんの話を聞いてくれます。本当に皆さん院長の方針に協力してくれるので感謝しています。
今後は地域の皆さまのホームドクターとして、アットホームな医院にしていきたいです。本当に些細なことでも気軽に迷わず相談に来てほしいと言うのが希望です。
医院名 | むろらん神経内科クリニック | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒050-0074 北海道室蘭市中島町1-28-18 メディカル中島Ⅲ2F 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 0143-41-5533 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 神経内科 内科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
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休診日 | 第1・3・5土曜 日曜 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | 東室蘭駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | 東室蘭駅 車で5分 道南バス「東通り」バス停前 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | http://muroran-clinic.com/ |
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