高橋動物病院｜犬猫菊水駅菊水2条1-2-11（電話番号：011-811-1925）

Doctor　Interview

高橋動物病院院長近藤厚先生にお話を伺いました。

50年の信頼と経験を未来へ　地域
の頼れる動物病院として歩み続ける

高橋動物病院院長近藤厚先生

高橋動物病院
院長近藤厚先生

医院の外観です

医院の内観です

獣医になろうと思った動機は何ですか?

小さな頃から動物だけに限らず、何かを助けたり命を救ったりすることが好きでした。そういった中で命を救う仕事がしたいなという気持ちが芽生えてきて、今はこうして動物の命を救う仕事をしています。

ペットは飼っておられますか? もし飼っておられたら、何を飼っておられますか?

以前は柴犬を飼っておりましたが、病気で亡くなって以来、自宅では飼っていません。現在は病院にいるラブラドールレトリバーの「プリン」という子が、私はもちろん、スタッフみんなを癒してくれています。

この町を選ばれた理由はありますか?

大学を卒業後、横浜の病院に勤めておりましたが、地元が札幌だったので、いずれは札幌と考えておりました。当時勤めていた病院の院長と、髙橋先生(髙橋動物病院・現会長)が友人であるというご縁があり、札幌へ帰ることにした際にお声がけをいただき、こちらで勤務することになりました。あれからもう 40 年ほど経ちました。

ペット(動物)に対する思いをお聞かせ下さい。

よく「家族の一員」と言われる方も多いですが、私は「仲間」とか「友達」という意識があって、一緒になって遊んだり話しかけたりすることで、すごく癒されます。尻尾を振って寄ってきてくれると、こちらも抱きしめたくなる。そういった愛おしい存在です。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

私は皮膚科の治療が得意です。これまで皮膚の病気は治りづらい病気でしたが、以前に比べ何が原因で発症するのか、徐々に原因が解明されてきました。原因がわかれば、どの薬を飲むと良いかもわかってきます。現在では、皮膚病も薬によって改善されたり、完治もしやすくなっています。今後もさらに皮膚科の診療に力を入れて取り組んでいきます。

飼い主さんとペットにどのように貢献したいですか?

当院では、飼い主様と動物が長い時間を一緒にすごせるように、病気の早期発見を目指し、キャンペーンを実施するなど健康診断にも力をいれています。また、病気を発症した子達に対して、できるだけ早くその痛みや苦しみを取り除いてあげたいという気持ちで診療に臨んでいます。苦しむ動物をみている飼い主様も非常に辛く不安な思いを抱えていると思いますので、「先生の話を聞けて安心した、ほっとした」と思っていただけるように、これまでの経験を活かし、動物の症状や治療方法をできるだけ詳しくわかりやすく説明するように心がけています。

この動物病院の他にないところを、PRしてみて下さい。

当院は一次診療を中心に行っている病院ですが、できるだけ詳しい検査を当院で行えるようにCTを完備し、昨年、レントゲンをリニューアルしました。複数の獣医師が在籍し、中には、大学の教授の経験を持ち画像診断に精通している者もおります。他にも外科・循環器・鍼灸などそれぞれ得意分野を生かし幅広く対応しておりますが、当院での対応が難しい場合は、近隣の大学病院や、眼科や整形の専門病院へご紹介するなど、動物の治療と飼い主様へ最適な方法をご案内できるように心がけております。さらに、スタッフの年代が 20 代~70 代の各世代がいるのも魅力ではないかと思います。その中には、20 年以上勤務をしているスタッフが 7 人、10 年以上勤務をしているスタッフが3 名おります。長い間通っている飼い主様はそのスタッフ達がいるだけで安心してくださいます。我々世代がこれまで培ってきた知識や経験を次の世代に伝えながらも、新しい知識をもった若い世代から学ぶことも多いと感じる毎日です。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフには本当に助けられています。獣医師はそれぞれの症例をお互いに検討し、日々治療に向き合っています。特に若い世代の獣医師たちは自己研鑽を怠らないようにし、多くの経験をしてほしいと期待しています。また、愛玩動物看護師は、国家資格となったことで、積極的にセミナーに参加したり、自ら進んで勉強に取り組むようになり、これまで以上に責任感を持って仕事をしているなと感じます。技術を怠らないよう努力しているトリマーや日々飼い主様と向き合い、対応をしてくれている受付スタッフ。職務が違う幅広い年代が一緒に働いている中で、お互いの得意分野を教えあい、補いながら連携して診療に取りくんでおります。今後も動物と飼い主様に安心してご来院いただけるような雰囲気づくりをしていきたいですね。

今後、どのような動物病院にしていきたいですか?

当院は 2023 年に 50 周年を迎えました。歴史の長い病院なので、これまでの多くの経験を活かして動物たちの治療にあたっていきたいと思っています。一方で、動物医療は日進月歩でどんどん新しくなっています。私たちも日々勉強して新しい知識や技術、治療方法を取り入れながら病院づくりを進めています。普段通りの診療を提供し続けながら、進歩し続ける動物医療に対応できるようスタッフ一丸となって努力していくことで、飼い主様の抱える不安を軽減し、地域の方がいつでも気軽に安心して来院できる病院になれたらと思います。

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