二の宮越智クリニック 院長 越智 五平先生にお話を伺いました。
筑波大学です。
もの心がついたころにおそらく溶連菌感染による腎炎にかかり、その後に受診した開業医や入院生活をした病院の医師の姿と病気に対する思いから医師になりたいという夢を抱きました。腎炎では小学校まで病院通いをしました。低学年では学校給食による集団食中毒にかかり、当時の隔離病棟に入院しました。高学年では自家中毒症で数回の入院生活をしました。小学校までは本当に小児科とは縁が切れない子供でした。中学に入ってからは軟式テニス部に入り、合唱部やブラスバンド部にも入って、一度も休むことなく高校まで過ごしました。
母が何とかして私の体を完治させようとする姿や、こんな医師になりたいと思う小児科医にも出会ったことなどが動機です。筑波大学入学時に小児内科の初代教授に「将来は小児科医になります」と宣言もしました。ところが1年生の秋、中公新書の「赤ちゃんの新しい医学、小児外科」を読んで、未知の小児外科に憧れるようになりました。3年後、我が国の国立大学で初めて小児外科が開設され、進路を小児科から小児外科へと変更しました。小児外科学の講師となって診療をしているうちに小児外科をより身近にやってみたいと考えるようになりました。大学や外勤先の外来診療をしながら小児科と小児外科を主とする診療所の開設を目指しました。
住み慣れたつくばが好きであったこと、息子たちが生まれ育った土地でもあり、地元の子供たちの役に立てばという思いが強かったです。
今までの経験から小児医療全体が守備範囲です。小児外科も標榜した開業医は茨城県では当時初めてでした。「外科も診る小児科医」、小児総合医を自認しています。
お子さんのみならず保護者の方にも納得できる医療を目指しています。つくばの地で医学を学び、この街の発展とともに過ごしてきましたので、元々住んでいた方も、新たに引っ越してきた方にも、つくばに住んでよかった、安心して過ごせるという医療の要となれるよう心がけています。
当クリニックは子どもの内科と外科の総合クリニックです。ちなみに英語表記はNinomiya Ochi Clinic for Children (nocc)です。小児の内科疾患全般と外科的疾患、外傷、便秘、臍ヘルニアなどの治療および包茎など泌尿器疾患に対応しています。乳幼児健診では超音波検査や視覚スクリーニング(SVS)も行い、股関節診療、育児相談、栄養相談はそれぞれの専門家が行っています。また必要に応じて筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院、土浦協同病院と連携して診療しています。
看護師、事務職員ともに一丸となってチーム医療を実践してくれています。診療、乳幼児健診、予防接種のいずれにもみな精通しており、私は信頼しています。また小児診療が初めての若手看護師がチームの一員として成長する姿は頼もしいです。
小児科、小児外科を中心とする診療形態を維持することと、常に時代やその状況に即した医療を提供したいです。
子供たちが友達になってくれることです。同じ目線で見てくれてお話もしてくれるのが何より嬉しいです。私は子供のころから鉄道ファンだったので、子供たちがつくばエクスプレスや新幹線の話をしてくれるとつい長くなってしまいます。院内にある鉄道グッズも子供たちは楽しみのようです。でもアンパンマンはみんな大好きですね。人気ナンバーワンです。
医院名 | 二の宮越智クリニック | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒305-0056 茨城県つくば市松野木187-3 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 029-855-6688 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 小児科 小児外科 内科 外科 形成外科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
◯*14:00~17:00
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休診日 | 木曜 日曜 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | つくば駅 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り |
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