長浜医院：小児科 アレルギー科 内科 あざみ野駅 横浜市青葉区あざみ野4-2-4

長浜医院 院長 長濱 隆明先生にお話を伺いました。

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長浜医院 院長 長濱 隆明先生

長浜医院
院長 長濱 隆明先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

埼玉医科大学です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

元々、人と話をする仕事、人と接する仕事につきたいと思っていました。その中で、人を助けたい、人の命を救いたい、やりがいがありそうだという思いが強かったので医師を目指しました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

この医院は父が小児科、アレルギー科、内科として開院した医院です。研修医時代はいろいろな診療科を回るのですが、小児科にいた時が一番やりがいを感じましたし、楽しかったですね。ですから、小児科を選んだ理由としては「子供が好きであること」、「子供が元気になって帰っていくのをみるとやりがいを感じたこと」があげられると思います。父も元々は小児科医だったので、当時子供だった患者さんがお母さんになり、子供を連れてきていたお母さんがお婆ちゃんになり、患者さんの成長と共にこの医院も成長させていただいてきたと言えます。ですから私が再び小児科医としてこの医院で患者さんを迎えることで、さらに地域医療に貢献し続けていけると考えています。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

この医院を継ぐということもありましたし、自分が生まれ育った場所でしたから、大学にいるときから戻ってくるつもりでした。卒業後の研修医時代から横浜に帰ってきていましたから（笑）。医院のすぐ裏にある小学校の卒業生でもありますし、現在はその小学校の校医も担当しています。生まれ育った場所に住み、そこで仕事をする。そんな自然な流れですね。そのため、今では小学校の同級生や中学高校時代の友人なども、自分の子供を連れて来院するようになりました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

そうですね、食物アレルギーでしょうか。「食物経口負荷試験」という実際に食べてみてアレルギー反応が出るかを診断する検査も行っています。様々な経験を積んできていますので、しっかりと診ることができる体制をとっていますので安心して受診ください。重症な患者さんは、必要な治療ができる医療機関に連携したり、全てをここで治療するというわけではなく、適切な医療機関に振り分けていくことも自分の役割だと思っています。他にも、アトピー性皮膚炎やぜんそく、アレルギー性鼻炎なども対応できるようにしています。卒業後に研修を受けていた昭和大学横浜市北部病院での小児科の基礎を学び、昭和大学旗の台病院の小児科でアレルギーを学んできたので、小児科全般はなんでも対応できるようになったんだと思います。

患者さんにどのように貢献したいですか？

私自身の家庭が来院いただいているご家族と同世代だということもあり、同じような悩みや問題を抱えていますので、より患者さんの気持ちに近いと思っています。一つ目は、できるだけ敷居を下げて早いうちに受診できるように「気になったことがあったら、あそこならなんでも聞くことが出来る」、そんな医院にしていきたいと考えて雰囲気づくりにも気をつけています。いわゆる「町医者」ですよね。おかげさまで最近では、「この患者さんはお話に来られたのかな？」みたいに感じることも時々あります（笑）。ちょっとケガしたとか軽度の脱臼などはここで対応できるものについては受け入れるようにしています。本来小児科って「子供に関することはなんでも診る科」なんですよね。こちらで対応できないものについては必要な治療のできる外科や整形外科をご案内していますから、まずは気になったら来ていただければ良いと思います。二つ目は「子供中心であること」です。子供ってやはり病院は嫌なんですよね。検査したり注射したり。大人って採血して結果を知りたいと思うんですが、子供はそんなこと思いませんよね。何をされるのも嫌なんです。ですから、治療方針を変えたり大きな判断をしなければならないとき以外はできるだけ検査項目を減らし、子供が感じる痛みを必要最小限に留めていければ良いなと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

食物アレルギーの経口負荷試験については、わざわざ大学病院で何ヶ月も待っていただかなくてもここで出来てしまいます。また、地域の保育園や幼稚園の先生たちを対象に食物アレルギーのことやアナフィラキシー時の対応についてのセミナーを開催したりしています。アナフィラキシーなどでショック症状が出てしまった園児たちに、医師の治療を受けるまでの緩和措置としての「エピペン」という注射を使えるように指導することなどで、地域ぐるみで子供達を守れるような環境作りをしていけたらと考えて活動しています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

院長が変わって、今までとは違った部分もあるとは思いますが、いろいろと頑張ってくれていると思います。スタッフの皆さんが患者さんが最初に接する窓口ですので、いつもにこやかな対応には本当に感謝しています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

子供がここに来ることを楽しみにできるようにしていきたいですね。クリスマスやハロウィンの飾り付けをしたり、治療が終わった後に持って帰れるようにおもちゃや消しゴム、シールのご褒美などいろいろ工夫しています。子供たちが診療が終わって消しゴムをとりに隣の部屋に走っていって、「ワー！」って言う声が聞こえたら診察室で「ニヤー」としていますよ(笑)。

他に患者さんに対してお伝えしたいことはありますか？

当院は「横浜市あざみ野病児保育室」を併設しています。横浜市からの委託事業で、保護者が仕事を休まず、その間病児の心身回復に努め、一時的にお預かりする保育室です。なお、当保育室の利用には事前登録が必要です。利用に関する概要や手続きについては当院ホームページに記載がありますので、事前にご確認ください。（2020.02.28取材）

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