順伸クリニック小児科・眼科｜小児科眼科たまプラーザ駅荏子田2-2-9 アドバンスビラ2F（電話番号：045-902-8818）

Doctor　Interview

順伸クリニック小児科・眼科眼科医長入戸野晋先生にお話を伺いました。

近くて安心、わかりやすくて親切
地域に寄り添う情報発信クリニック

順伸クリニック小児科・眼科眼科医長入戸野晋先生

順伸クリニック小児科・眼科
眼科医長入戸野晋先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

昭和大学医学部出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

子供の頃は学校の先生になりたいと思っていました。小学校の時の担任の先生がカッコよくて憧れていたんですね。ただ、父親が小児科医、母親が眼科医、祖父母や親戚にも医師が多い環境だったことや周りからの勧めもあり、大学受験が近づいてくる頃には自然と医師を目指すようになっていました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

最初は精神科や皮膚科にも興味はあったのですが、両親がそれぞれ開業医でしたので小児科か眼科を選ぶことになるのだろうと漠然と考えていました。大学での勉強が進むうちに、自分の性格として広く色々なことを診ていくよりは、一つのことをとことん深く突き詰めていくことの方が合っていると考えるようになり、さらに専門性の高い領域で頑張ってみたいという思いが強くなって最終的に眼科を選びました。今思えば学生時代に眼科からの熱烈な勧誘があったことも進路決定の要因の一つかもしれませんね（笑）。今は、眼科を選んで本当に良かったと思っています。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

私が小学生の時に父親がこの青葉区荏子田で順伸クリニックとして小児科を開業したのがそもそもの始まりでした。母親は東京ですでに眼科を開業していましたので同時にこちらでも眼科を作り、小児科・眼科として週に1、2回だけ眼科治療を行なっていましたが、諸事情により数年前より眼科を閉鎖しておりました。開業にあたって候補地を探している時に、近隣の調剤薬局の薬剤師さんたちから「多くの患者さんが、この荏子田近くにもう一度眼科ができたら便利で助かるのにね、とおっしゃられてますよ。」という情報を聞き、一度は閉鎖されてしまった眼科をここで再開できればきっと地域の患者さんたちのお役に立てるだろうという思いが強くなり、理事長である父親と綿密な打ち合わせを行いこの順伸クリニックで2019年3月に眼科を再開させました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

一番力を入れて治療したいと思っているのは小児眼科、いわゆる子供さんの眼科ですね。もともと小児科を利用してくださっていたお子様の親御さんが、眼科の併設を知って通ってくださるので、とても子供の患者さんが多いんです。特に最近の子供さんはゲーム機やスマートフォンなどに触れる機会が多く一昔前より近視がすごく増えていますね。ですので、この分野に力を入れて治療にあたっています。特に、目のピント調節をおこなう毛様体筋のハリや疲れを改善する機器を導入し、近視の進行を遅らせたり、場合によっては視力の改善も期待できるような治療をしてもらえるようにしています。またサプリメント導入や自由診療対象となりますが近視進行抑制に一定の効果があるとされる目薬などをシンガポールから個人輸入して処方させていただいております。

患者さんにどのように貢献したいですか？

子供たちの近視が増加している問題をもっと多くの人に関心を持ってもらい、広く取り上げてもらえるように子供たちだけではなく、その親御さんへの啓蒙活動を含めて地域の小学校や中学校に出向いていくことが出来ればいいなと考えております。また、大人の目の病気では白内障や緑内障といったよく耳にする病気であってもその病気のことを本当によくわかっている患者さんはまだ多くはないと思います。ですので、少しでも気になる事や分からない事があればなんでも聞いていただければと思います。また、目の疲れから肩こりや首の張り、疲労などといった全身症状が出る場合もあるので、講演会などでそういったことをみなさんにお伝えする機会があれば積極的に協力していきたいと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

何と言っても、小児科と眼科が併設されていることだと思います。お子様の場合体調を崩してしまうと目ヤニなどの症状が出たり、風邪の合併症で結膜炎を起こしてしまったりしますので、そういった症状が出てしまっている時には眼科併設が強みとなると思います。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

うちのスタッフはもともと小児科で働いていた方々が私が眼科を再開してからも働き続けてくれています。ただ、眼科再開にあたって全てのスタッフが眼科の知識を持っているわけではありませんでしたので、眼科に関する知識を自主的に勉強会などに参加して積極的に学ぼうと対応してくれましたのでとても感謝し、頼りにしています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

「青葉区荏子田に順伸クリニック眼科あり」と言われるように地域の皆様に寄り添った治療を提供していきたいと思います。しっかりと患者さんとコミュニケーションをとって、目で困ったことがあったらどんなことでも相談に来ていただき、疑問点や不安を解消して差し上げ、安心して帰っていただけるようにしていきたいですね。小さい頃学校の先生になりたかったのも、人に教えるのが好きだからだと思います。伝えた事を相手が理解し、疑問が解消された時の喜びを共有するのが大好きなんです。ですから「近くて安心、わかりやすくて親切」をモットーに掲げ、一人でも多くの患者さんに来ていただけるよう情報発信もしていきたいですね。

先生のご趣味はなんですか？

歩くことが好きです。大学時代は「山岳診療部」のボランティアで夏山の診療所に交代で詰めていました。学生時代は医療行為はできませんでしたので問診などのお手伝いでしたが、卒業後医師免許を取ってからは医療行為ができますので、OBとして今でもこのボランティア活動は続けています。また、休みの時などは暗渠めぐりや古看板探しなどをしてあちこち散策しています。古い地図などを参考にもともと川があった場所を見つけて暗渠になっているところを探したり、古民家などの地番表示で古い地番表示の看板などを見つけるとおもわず写真を撮って記録しています。あまりメジャーな趣味とは言えませんね（笑）。

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