西鎌倉こどもクリニック｜小児科アレルギー科西鎌倉駅腰越1179 イシグロビル2F（電話番号：0467-39-1134）

Doctor　Interview

西鎌倉こどもクリニック院長下田康介先生にお話を伺いました。

子どもたちの安心と成長を
丁寧な診療で見守ります

西鎌倉こどもクリニック院長下田康介先生

西鎌倉こどもクリニック
院長下田康介先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

千葉大学医学部出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

私が医師を志したきっかけは、父の働き方でした。父は保険会社に長年勤め、高度成長期の日本を支えたサラリーマンの一人です。しかし当時は徹夜や接待ゴルフも多く、家族との時間を犠牲にしていました。その姿を間近で見て、「自分は同じ働き方はできない」と強く感じました。家計の事情で私立大学には進めなかったため、国立大学を目指して必死に勉強しました。その努力と経験が、私が医師を志す原点となっています。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

私は1981年に大学を卒業しましたが、当時は小児科専門医が非常に少なかったため、子どもたちが安心して治療を受けられる環境が十分ではありませんでした。特に赤ちゃんの採血は血管が見えにくく、経験と技術が必要です。当時は、小児科の経験がない内科医が行うこともあり、子どもたちが何度も針を刺されて怖い思いをすることもありました。その姿を目の当たりにし、「子どもたちが安心して診察を受けられるようにしたい」と強く思いました。将来を担う子どもたちの成長を見守りながら支えられることは、医師として大きなやりがいでもあり小児科の魅力だと思います。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

鎌倉は、2代目･3代目と続く歴史あるクリニックも多い地域ですが、私は一般家庭から国立大学を目指し、支援もなくここまでやってきました。その経験を活かして、私だからこそお届けできる患者さんの立場に立った医療を提供したいと思い、この地でクリニックを開業しました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

アレルギー性疾患と感染症が得意です。

患者さんにどのように貢献したいですか？

子どもたちが病気をしっかり治し、健やかに成長していくためのお手伝いをしたいと考えています。幼稚園や小学校の頃に診ていた子どもたちが、中学校・高校・大学、そして社会人になっても来院してくれることがあります。そうした成長の過程を見守ることができるのは、本当に嬉しく、医師として大きなやりがいを感じる瞬間です。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当院の特徴は、丁寧な診察と適切な検査を大切にしている点です。首のリンパ腺が腫れていると来院されたお子さんには、しっかり触診します。鼻が痛いと訴えるお子さんには、鼻鏡を使って中の状態まで丁寧に確認します。私は当然のことだと思って行いますが、こうした細やかな診察を行う小児科は意外と少ないです。当院ではお子さんやご家族の「気になること」一つひとつにしっかり向き合い、安心して受診できる診療を心がけています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフには、日々本当に感謝しています。一生懸命サポートしてくれているのを感じます。小児科ですので、お子さんの目線に立って優しく対応してくれることが、安心して通えるクリニック作りにつながると思いますので、そんな雰囲気作りをこれからも頑張ってほしいと思います。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

私も70歳を超えましたので、これから先、10年・20年と長く続けていくことは難しいかもしれません。そこで、もしもご縁があれば適切な時期に後進の先生へクリニックを引き継いでいったりすることも考えています。その際には、これまでと同じように、基本に忠実で丁寧な小児医療を大切にしてくださる先生にお願いしたいと思っています。

院長からのメッセージ

一つお願いがあります。診察の際には、はじめに「よろしくお願いします」、終わりに「ありがとうございました」と挨拶していただけると、とても嬉しく思います。親御さんのちょっとした心遣いが、お子さんに安心感を与え、診療の雰囲気も和やかになります。最近はこうした挨拶が少なくなってきたと感じますが、ほんの一言で場の空気は大きく変わります。ちょっとした気遣いが、お子さんの気持ちを明るくし、診察をよりスムーズで心地よいものにしてくれる、私は日々そう実感しています。

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