綱島こころクリニック｜心療内科精神科綱島駅綱島西1-6-19 綱島コアビル 3F（電話番号：045-543-2755）

Doctor　Interview

綱島こころクリニック院長新開浩二先生にお話を伺いました。

ちょっとした悩みごとも相談できる
街のよろず相談室であり続けたい

綱島こころクリニック院長新開浩二先生

綱島こころクリニック
院長新開浩二先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

福岡県の産業医科大学です。1999年卒業です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

実は、ドクターになろうというよりは、カウンセラーになりたい、というのが始まりでした。しかし、高校時代に自分の進路に悩んでいた頃、「カウンセラーもいいけど、医者にならないと治せない病気もあるよ」と医療従事者である叔父に言われ、「それならば精神科医になろう」と決断しました。ある意味、ドクターになろうと思ったことはないかもしれません。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

30年前から脳と心のことを学びながら、それが職業になれたら幸せだな、と思っていたので、精神科・心療内科に進んだのは必然かもしれません。精神科医になって20年以上になりますが、この選択を悔やんだことは一度もありません。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

前職の勤務地が隣りの日吉駅でしたので、綱島を訪れることはたびたびありました。散歩するだけでわくわくするような活気があり、以前から大好きな街です。患者さまが通いやすい駅前の場所が見つかったのも背中を押された大きな理由ですね。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

こころとからだに優しい医療を目指しています。西洋薬のみに偏らない漢方なども含めた総合的なお薬の使い方や、認知面にアプローチする精神療法に自負があります。大企業での産業医も経験しておりますので、働く皆さまのメンタルヘルスについても、状況に応じた現実的なアドバイスが可能です。

患者さんにどのように貢献したいですか？

患者さまが幸せになることのお手伝いがすべてです。医学的に正しいことをやみくもに押しつけるのではなく、患者さまの価値観やそれまで歩んでこられた人生を尊重したいと考えています。また、世界の新しい知見に関する論文にも頻繁に目を通していますので、最新の情報を基に治療に向き合えるよう心がけています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

コロナ禍の外出への恐怖に加え、仕事・家事・育児などさまざまなご事情を抱えて忙しい毎日を送る患者さまは、ややもすると治療が途切れがちですが、綱島周辺の地域では、オンライン診療を行っているクリニックはまだわずかです。病状が悪化することを防ぐためにも、自宅で受けていただけるオンライン診療という選択肢を提供したいと考えて準備を進めています。2021年の夏までの導入を目指しています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

これはスタッフに限らないことですが、人との出会いには、なにかしらの理由があると信じています。運命というと大げさかもしれませんが、自分の人生にかかわってくれた方々が幸せになれるような環境を作りたいですね。働いてくださるスタッフも、生活のかなりの部分を職場に費やしてくれるわけですから、できるだけ充実感と幸福感を感じられるような空間と時間にしたいですし、私にはその義務があると思っています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

一言でいえば「よろず相談室」が理想です。「こんなことお医者さんに相談していいのかな」と皆さんが迷われるようなご相談内容でも、ちゃんと耳を傾けられる存在であり続けたいです。そしてメンタルクリニックの敷居をもっと下げられたらいいですね。そのためにも色々工夫していきたいと思います。

患者さまに向けて

「こんなことを相談して良いのだろうか？」と思うようなことでも、まずはお話を聞かせてください。皆さんが感じることは、十人十色さまざまです。以前こんなことがありました。その方は、お悩みを抱えて来院されましたが、いろいろお話をお聞かせいただいたところ、治療が必要な方ではありませんでした。そこで診療は終わり、安心してお帰りになられました。当院は、綱島駅西口を出てすぐ前のビルの3階にございます。一人で悩むことなく、まずは気軽にお話に来てみてください。きっとお力になれると思います。（2021.04.19取材）

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