下町診療所｜総合診療科内科外科整形外科ペインクリニック内科心療内科訪問診療緩和ケア内科健康診断根岸駅下町12-18（電話番号：045-751-7788）

Doctor　Interview

下町診療所院長髙橋正憲先生にお話を伺いました。

日本一敷居の低い診療所です
どのようなお悩みでもご相談下さい

下町診療所院長髙橋正憲先生

下町診療所
院長髙橋正憲先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

東海大学医学部出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

きっかけは私自身の病気です。元々、東海大学の工学部で学んでいたのですが、22歳の時、脳炎のため昏睡状態となり、10日間意識不明の後、意識は取り戻しましたが後遺症で一生下半身不随と診断されました。よく“相当落ち込んだでしょう？”と聞かれるのですが、特にそんなことはなく、ホノルルマラソンを走った時に車いすランナーのスピードに驚いたことがあったので、「よし、自分も車いすでホノルルマラソンに出よう」と、すぐに切り替えることが出来ました。ただ、工学部を卒業する式の前日に病気が原因で内定が取り消しになり、卒業したのに仕事が無い状態になりました。そこで、やりがいがあり、車いすでも出来る仕事は何かと考えたとき、療養中で目の前にお医者さんがいたので「車いすの医者になろう」と決意しました。そこからは勉強しなければならないのでイバラの道でしたが（笑）その後、有難いことに治療が上手くいき、歩けるようになりました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

当院は診療科目に縛られない総合診療科です。私は救急車が絶え間なく来る救急病院で初期研修を受け、救急医療をやりたいと思っていました。救急の中で専門を見つけるに当たり、痛みを訴える人が多いので麻酔科を選択しました。とはいえ麻酔科一本ではなく、内科やペインクリニック等総合的に対応しました。幅広く研鑽を積んだ後、奄美大島で僻地治療に携わりました。島にいたときは具合が悪いと「とりあえず来てください」と、総合的に対応しているうちに、島の方々も「先生、先生」と何でも相談に来てくれるようになりました。横浜に帰ってくると、都会では診療科目が細分化しすぎてどこに相談してよいか、困っている人がたくさんいることに気づきました。また、痛みがひどくなると、精神的にも難しい状態になり心療内科の必要性を感じ、開業前に修業しました。こういった経歴から、当院では「断らない医療」を目指して総合診療を掲げています。全人的にあらゆるご相談を気軽に話せるクリニックとして地域の皆様にお役に立ちたいと思っています。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

私は生まれも育ちも横浜ですので、思い入れのある土地で皆様の健康に貢献したいと思いました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

麻酔科の専門医とその上の指導医を取得しています。20年程ペインクリニックに携わってきましたので、痛みを取ることが得意分野です。またどんな症状の患者さんにも対応することをモットーとしています。幅広くどのような症状でも対応できるところが強みです。

患者さんにどのように貢献したいですか？

困った時に気軽に頼れる診療所として貢献していきたいです。当院は「日本一敷居の低い診療所」を目指しています。「こんなこと聞いて良いのかな？」と戸惑うようなお悩みや質問でも何でも話していただきたいです。「ここなら何でも打ち明けられる」そういった環境作りを大切にしていきたいです。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

整形外科の症状だと思って相談しに来たら実際は心療内科の領域だった、そういったことはよくあります。当院では総合診療科として幅広い症状に対応していますので、そのような場合でも他院に掛かりなおすことをしなくてもワンストップで完結できるところが特徴です。ただ全てを治せるわけではありませんので、手術など大掛かりな治療が必要な場合や、重い症状の方などは適切な医療機関をご紹介致します。痛みの症状で来られた方で心筋梗塞を見つけたり、肺がんを見つけたこともあり、そういったことは総合的に拝見している強みだと思います。心療内科はじっくりお話を伺いたいので、改めて予約を頂くこともありますが、一人の医師が一人の患者さんを総合的にしっかりと診させていただくことができることは、患者さんにとって大きなメリットがあると考えています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフの皆さんには本当に感謝しかありません。病院に勤務すると、色々な科に専門的に携わります。例えば、水虫を顕微鏡で見るのにどうやってサポートするのか、レントゲンのポジションの取り方はどうすべきかなど、本当に細かく様々なことがあり、私は20年以上かけて吸収してきました。そんな調子で私がスタッフの皆さんに「これも、あれも」とお願いするので、本当に大変だと思いますし、よくついてきてくれると思います（笑）それでいて患者さんには優しい。大変だけど新しく学べることを楽しいと思ってくれる、そんな最高のスタッフが集まってくれていると思っています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

患者さんはもちろん、そのご家族や付き添いの方、スタッフも含めて皆が幸せになれるクリニックを目指していきたいです。

院長からのメッセージ

親身で親切で断らない、日本一敷居が低く、皆が幸せになれる診療所を目指してスタッフ一同日々頑張っています。何かお困りごとがあればお気軽に相談しに来て下さい。

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