六ッ川すずき内科医院東戸塚･弘明寺院｜内科消化器内科糖尿病内科東戸塚駅弘明寺駅六ッ川3-75-80（電話番号：045-742-6881）

Doctor　Interview

六ッ川すずき内科医院東戸塚･弘明寺院院長鈴木章浩先生にお話を伺いました。

困ったらまずは当院へ
何でも相談できるかかりつけ医

六ッ川すずき内科医院東戸塚･弘明寺院院長鈴木章浩先生

六ッ川すずき内科医院東戸塚･弘明寺院
院長鈴木章浩先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

横浜市立大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

小学校5年生の頃、肺炎で2度入院したことがありました。その際、担当してくださった小児科の先生がとても親切で、温かい対応が今でも心に残っています。その経験を通じて次第に医師という職業に憧れを抱くようになったのが、最初のきっかけです。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

これまで私は主に胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査を行う消化器内科において、専門的な治療に携わってきました。研修医時代に内視鏡検査を経験し、その中で「これは面白い」と強く感じたことが、消化器内科を選んだきっかけです。特に早期のがんであれば、開腹手術をせずとも内視鏡だけで病変を切除できる点に大きな魅力を感じました。患者さんへの身体的負担が少なく、その場で治療を完了できることは非常に有意義だと考えています。しかし内視鏡の操作は決して簡単ではなく、習得するまでには多くの努力が必要でした。操作に集中しすぎると病変の発見が疎かになることがあり、高度な技術が必要です。また画面に映る病変ががんなのか炎症なのか、正確な判断を下すためには相応の経験が求められます。最近ではAI技術が進化し、病変を瞬時に解析・判断するシステムも登場していますが、最終的な診断にはやはり医師自身の目と判断が欠かせません。早期に病気を発見し、迅速に治療へとつなげることが、消化器内科医として最も重要な役割だと考えています。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか？

こちらの場所は、もともと泉谷内科医院として先代の泉谷先生が約40年にわたり診療を行ってこられた医院です。私は2019年から大学の派遣で非常勤として勤務しておりましたが、その後泉谷先生がご高齢により引退されることとなり、「この場所を引き継いでみてはどうか」というお話をいただいたのが、開業を決意したきっかけです。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

大学勤務時代は、抗がん剤治療に多く携わっておりました。現在はクリニックという場ですので、抗がん剤治療自体は行っておりませんが、患者さんからご相談があればこれまでの経験と知識を活かして対応することが可能です。また当院では、風邪や高血圧をはじめとする生活習慣病など幅広い疾患に対応しています。その中でも胃腸に関しては、内視鏡検査も対応できますし、検査を行わない場合でも、胃薬や整腸剤などの投薬を含めた症状のコントロールを、柔軟かつ専門性高く提供できると自負しています。

患者さんにどのように貢献したいですか？

こちらのクリニックは駅から少し離れた場所にあり、周辺には内科の施設が少ないため、地域の皆さんが気軽に相談できる場所を提供したいと考えています。総合診療所として、患者さんがあらゆる症状で最初に訪れやすい場となることが、この地域における重要な役割だと考えています。私たちの診療可能な範囲内であればしっかりと治療を行い、必要な場合には他の専門医療機関をご紹介し、適切な治療を受けていただけるようサポートいたします。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

どのような症状でも気軽に相談できる環境が整っている点です。たとえば、腰痛など内科以外の症状について相談に来られる患者さんもいらっしゃいます。患者さんが何でも気軽にご相談できる、そういった安心できる環境が当院の特徴だと感じています。さらに予約制を導入していないため、体調が優れないときにいつでもご来院いただけることも大きな特徴です。急な体調不良にも予約なしで来院できることは、患者さんにとっては非常に安心だと思います。最近では予約制を採用しているクリニックが増えていますが、当院はその点でより柔軟に対応できるクリニックとして、地域の方々にご利用いただいています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

本当に、スタッフにはいつも支えてもらってばかりです。だからこそ私にできるのは、福利厚生など働く環境を整えて、「ここで働いていてよかった」と思ってもらえるような職場にしていくことだと思っています。現在は15名ほどのスタッフが働いてくれています。泉谷内科医院の時代から一緒に働いてくれているスタッフもおり、長く支えてもらっていることに感謝しています。長く勤めてくれておりますので、皆さん患者さんの顔や背景をよく知っていて、距離感がとても近くアットホームです。患者さんに寄り添った温かい医療を提供できるのはスタッフのおかげだと感じています。本当に感謝しています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

繰り返しになりますが、どなたでも気軽に相談できる、敷居の低いクリニックを目指していきたいと考えています。当院で対応可能なことについてはしっかりと対応し、対応が難しい場合には適切な医療機関をご紹介することで、最善の医療が提供できるよう努めてまいります。たとえば以前に、爪の荒れでお困りの患者さんがいらっしゃいました。複数の皮膚科で診てもらっても改善が見られないとのことで、私の知人である皮膚科医に相談したところ、爪の治療には高度な専門性が求められることを教えてもらいました。そこで遠方になりますが、東京・麻布にある専門クリニックをご紹介したところ、足を運んでくださり「きれいになってきました」と笑顔でご報告いただきました。とても嬉しく、印象に残っている出来事です。学生時代「患者さんから学べ」と教わった言葉の意味を、今まさに日々の診療の中で実感しています。このように地域の「かかりつけ医」としての役割は、必要に応じて信頼できる専門医とつなぎ、適切な医療へと導く橋渡しであるとも感じています。そのためにも他の医療機関の先生方との連携、密なコミュニケーションを大切にしています。これからも一人ひとりの患者さんに真摯に向き合いながら、より質の高い医療を提供できるよう、精進してまいります。

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