上大岡キルシェ動物医療センター｜犬猫エキゾチックアニマル　 (内科外科全般予防医療) 上大岡駅大岡3-8-24（電話番号：045-714-5006）

Doctor　Interview

上大岡キルシェ動物医療センター院長山下智之先生にお話を伺いました。

動物とご家族様の笑顔と
幸せを守りたい横浜の動物病院

上大岡キルシェ動物医療センター院長山下智之先生

上大岡キルシェ動物医療センター
院長山下智之先生

医院の外観です

医院の内観です

獣医になろうと思った動機は何ですか?

子供の頃からさまざまな動物を飼っており、その子たちが生まれてから最期を迎えるまで、ずっと自分で見守り、できる限り幸せに過ごさせてあげたいという気持ちを持ち続けていました。そういった動物への思いが強かったため、進路を決める際に獣医学部を志望しました。

この町を選ばれた理由はありますか?

この町を選んだ理由は、幼少期より長年過ごしてきた地元であるためです。小学校一年生の時から過ごしており、特に上大岡より横浜寄りの大岡地域は、子どもの頃から遊び回っていた場所で、まるで自分の庭のように感じています。実家も近くにあり、この地元に対する強い思いがあったため、こちらを選びました。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

当院には、私を含む9名の獣医師が診療を担当しています。それぞれが得意とする分野を持ち、私の専門は呼吸器科と腫瘍科です。副院長は整形外科を専門としており、最近では漢方や東洋医学にも力を入れています。また、眼科を専門とする獣医師や、画像診断を専門とする獣医師もいます。さらに、歯科を専門に学び始めた獣医師、麻酔認定医制度が2023年に導入された際、麻酔認定医を取得した獣医師もいます。各獣医師が専門分野を活かし、チームとして連携して治療にあたっています。そのため、患者さんが他の専門病院に行かなくても、日常的なケアから高度な治療まで、当院内で提案できる体制を整えています。動物にとって慣れない病院を何度も訪れることはストレスになるため、当院ではすべての診療を完結できるように努めています。

飼い主さんとペットにどのように貢献したいですか?

ワクチンなどの予防医療を受けに来院される方々は、健康な状態で来院されることが多いです。その健康を維持するために、私たちは安心して受けられるサービスを提供したいと考えています。一方で、動物病院に来院される多くの方は、病気の動物を連れて来られます。愛する動物が病気になると、ご家族は非常に不安を感じるものです。その不安を少しでも軽減できるよう、私たちは寄り添った対応を心がけています。病気の内容によっては、厳しいお話をしなければならない場合もあります。しかし、そうした状況でも、動物が少しでも楽に過ごせる方法をご家族と一緒に考え、安心していただけるよう努めています。そのために、私たちは日々、技術や知識を研鑽し、ご家族と動物が安心して過ごせる場所であり続けることを目指しています。

この動物病院の他にないところを、PRしてみて下さい。

当院の特徴は、まず獣医師の数が多いことです。これにより、対応できる時間帯や診療日数が多く、365日診療を行っています。年末年始や連休中も休まず診療を行い、緊急時にも対応可能です。夜間診療は23時まで対応しており、他の病院が閉まった後でも、仕事を終えたご家族が来院しやすいよう、長時間診療を行っています。また、駐車場にも配慮し、広めの駐車スペースを確保しています。1台1台の間隔を広く取ることで、病気の動物を連れて来られるご家族が焦らず駐車できるよう設計しました。さらに、バリアフリーにも対応し、スロープを設けて来院しやすい環境を整えています。診療対象動物は幅広く、犬や猫だけでなく、エキゾチックアニマルにも専門的に対応しています。これまでに見たことのないような特殊な動物に関するご相談を受けることもありますが、その際も柔軟に対応させていただいています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

開院から8年が経ち、あっという間にスタッフが増え、優秀な人材が集まってくれました。そのおかげで病院が成長し続けていることに、心から感謝しています。日々、スタッフの方々から「患者さんが喜ぶのではないか」「もっと安心してもらえるのではないか」といったアイデアが次々と出てきます。院内には、患者さんへのアドバイスやスタッフおすすめのフードを紹介する手作りのポップが多くありますが、これらはほとんどスタッフ自らの提案で作成されたものです。さらに、患者さん向けのバースデーカードや、入院中の動物たちの写真を撮り、その記録をご家族にお渡しする取り組みもすべてスタッフの発案によるものです。また、月々のニュースレターも手書きで作成しており、これもスタッフのアイデアが元になっています。こうした活動は、病院や患者さん、動物たちのことを真剣に考え、心から想っているスタッフだからこそ生まれる発想だと思います。私たちの理念は「関わる全ての人と動物が笑顔になれるように」というものであり、まずは私たちスタッフが幸せで笑顔でいなければ、動物や患者さんを幸せにできないと考えています。この理念を共に体現してくれるスタッフが集まってくれたことに、心から感謝しています。

今後、どのような動物病院にしていきたいですか?

分院展開については現時点では考えておらず、むしろ当院の運営に集中し、できることを着実に増やしていくことに力を入れていきたいと考えています。今後の目標として、まず診療時間を延長し、夜間の対応時間を長くすることを考えています。そのためにはスタッフの数を増やし、より安定した体制を作る必要があります。最終的には24時間体制を確立することを目指し、そのための基盤作りに注力していきたいです。また、各獣医師が自分の専門分野を強化し、ジェネラルな診療だけでなく、より高度で専門的な治療も提供できるようにしていくことも目指しています。難解な病態にも対応できるよう、さらにスキルを向上させるための取り組みを続けていきたいと考えています。

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