洋光台ペットクリニック｜犬猫洋光台駅洋光台5-3-22（電話番号：045-831-2996）

Doctor　Interview

洋光台ペットクリニック院長松倉源太郎先生にお話を伺いました。

最高の一次診療を目指して
どのような事でも相談して下さい

洋光台ペットクリニック院長松倉源太郎先生

洋光台ペットクリニック
院長松倉源太郎先生

医院の外観です

医院の内観です

獣医になろうと思った動機は何ですか?

両親がともに獣医師で、実家が動物病院を開業していましたので、私自身も物心ついた時から動物が好きでした。子どもの頃から命を助ける仕事がしたいと思ってはいましたが、獣医師よりも、最初は人間を診る医師になりたいと思っていました。しかし親の話を聞いたり、仕事をしている姿を見ているうちに、大学の進路を決める時には自然と獣医師に進もうと心に決めていました。

ペットは飼っておられますか? もし飼っておられたら、何を飼っておられますか?

昔から、私は猫を、妻は犬を飼っていて、お互い身近に動物がいました。結婚してからは保護犬をずっと飼っています。自宅に1頭、病院に1頭いて、家にいる子は小型犬で、病院にいる子は40キロを超える大型犬です。

この町を選ばれた理由はありますか?

私自身が、こちらの洋光台で生まれ育ったことが大きな理由です。当初は両親が当院を開業していて、父が内科を、母は外科を診ていました。ところが事情があり母だけで診療しなければならない状況になって、内科を診られる獣医師がいなくなってしまったもので、私が急遽戻ってきて、母とともに診療することになりました。もともとはこの近くのビルで開業していましたが、私が入って3年目にこちらに引っ越してきました。愛着のある地元でこれからも末永く貢献していきたいと思います。

ペット(動物)に対する思いをお聞かせ下さい。

私にとってペットはパートナーです。「猫可愛がり」と言われるような可愛がり方はしませんが、もちろん大好きですし、だからこそフラットな視点で接することができるようにいつも意識しています。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

私は手先が器用なので、外科が得意です。一次診療施設なので手術といえば去勢手術、避妊手術が多いですが、他の先生からも「そんな手術を一発でできるのはずるいよ」と言っていただける程の手術を沢山経験してきました。手術の手技とスピードには自信があります。

飼い主さんとペットにどのように貢献したいですか?

ペットの不調を治すことはもちろんですが、ペットと飼い主さんの関係を良いものにしていくことも私の仕事ですので、良い関係性で長く一緒にいられるようにサポートすることで、貢献していきたいです。

この動物病院の他にないところを、PRしてみて下さい。

当院は一次診療施設、いわゆる町のホームドクターですので、あらゆる症例に対応することは当然です。また診療においては、検査の数値はもちろんですが、動物の普段の様子や、ご家族の気持ちも考慮し、「動物とご家族が幸せに過ごすためにはどうすべきか？」を常に考え、ご家族と話し合いながら治療方針を決めています。また、当たり前のように行われる治療や処置でも、獣医師によってやり方は異なり、例えば包帯の巻き方ひとつでも、やり方によって、動物への負担などにも差が生まれてきますので、当たり前のことを、より高い精度で行うように心がけています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

歳を重ねるほど、「悪いことや意地悪なことをしない」ということが人として最も大切だと感じます。当院では、そうした方はお断りしていますが、幸いなことに、今のスタッフは皆優しく、非常に頑張ってくれており、私も仕事がとてもやりやすいです。スタッフは当院の理念をしっかり理解してくれており、このメンバーだからこそやっていけると感じます。入れ替わりの多い業界にもかかわらず、当院には長く続けてくれる方が多く、獣医師、看護師、トリマーそれぞれが日々自己研鑽に励み、活躍しています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今後、どのような動物病院にしていきたいですか?

当院では町のホームドクターとして、身近な存在でありながら、『総合診療科』として最高の医療を追求していきたいと思っています。昔の動物病院は、初めて経験する手術であろうが何でもやるしかないといった状況でした。ところが動物病院も進歩して、近年は人間の病院と同じく、病気や治療ごとに専門化し、特殊な治療や手術は、より高度な設備があり専門家がいる、大学の動物病院など、二次診療施設で行うことが増えてきました。それにより町の動物病院は当然経験が足りなくなります。そうすると経験が少なかったり、少し難しい手術が必要となった場合、専門の病院へただ紹介状を書く町の動物病院が増えてきているように感じます。しかし本来、町の動物病院は、あらゆる症例に対応する『総合診療科』としての役割をしっかりと果たしていくべきだと考えています。当院では、総合診療科として、ひとつひとつの診療の精度を上げることはもちろん、最新の医療機器の導入や、新たな治療の取り組みなど、対応できる領域を広げていきたいと思っています。もちろん、高度な専門性や設備が必要な治療においては、二次診療施設と連携を取りながら、紹介が必要な場合は適切に紹介をすることは当然ですし、大事だと思っています。当院では私に学びたいと働いてくれている獣医師が何名かいますが、その後輩達が今後一次診療施設で動物医療を担っていくために、当院では一次診療施設として最高の医療を追求し続けていきたいと思っています。

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