ことぶき歯科医院：一般歯科 小児外科 歯科口腔外科 障がい者・高齢者歯科 訪問歯科治療 審美歯科 インプラント科 羽貫駅 北足立郡伊奈町寿2-143-2

ことぶき歯科医院 院長 渡辺 匡先生にお話を伺いました。

障害者・高齢者への治療と訪問診療
困っている人の為の医院です

障害者・高齢者への治療と訪問診療
困っている人の為の医院です

ことぶき歯科医院 院長 渡辺 匡先生

ことぶき歯科医院
院長 渡辺 匡先生

医院の外観です

医院の診察室です

出身大学はどちらですか？

神奈川歯科大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

親が開業医でしたので、自然と医者になろうと考えていました。父は産婦人科医ですが、私自身歯科を選んだのは、子供の頃に近所にあった歯科医の先生に憧れたのがきっかけです。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

両親は二人とも病気による中途障害者です。脳梗塞でも半身不随になったり、右半身不随になったりということもあります。父の場合は直腸癌で、母は喉頭癌で、二人とも社会的にハンディがあります。大学でいろんな科を周っていて、障害者歯科の先生の仕事ぶりを見て、私もやってみようと選びました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

私の生まれ育った上尾市周辺で開業したいという考えがありましたが、伊奈町の方ではどうだろうかという提案がありました。伊奈町は子どもが多く、これからの将来性もある街だったので、こちらで開業すると決めました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

障害者医療と高齢者の治療です。障害者治療と高齢者の人口がどんどん増えてきて、２、３年後にはかなりの数になります。障害者の治療だけではなく、高齢者に対する治療にも長けていくには、全身管理も出来なければりません。一般歯科は勿論、オールマイティーにやっていくために、障害者歯科と高齢者歯科を得意分野にしてきました。

患者さんにどのように貢献したいですか？

大学病院にいた時は、町の歯医者さんでは診られない患者さんが多くいらっしゃいました。ハンディを負っている方やちょっと難しい患者さんでも、町の歯医者さんで出来る限り診てあげる体制が必要であると思い、地域に根ざした歯科医院を目指しました。大学病院へ行くにも、予約が取りづらかったり、なかなか治療も進まなかったりと大変です。そういった部分で患者さんの負担がかからないよう、町の歯医者さんでも出来る事をやっていくことで、地域医療に貢献しています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

１階を障害者と高齢者の専用フロア、２階を一般歯科という様にフロア別に分けていることが特徴です。高齢者の方が１階のフロアなのは、できるだけ段差が無いところで治療が受けられるようにするためです。障害者の方の場合は、治療自体が出来ずに泣き叫んだり、時には暴れたりする事もあります。そういった場合には、別のフロアに分けてあげた方が治療が進めやすくなります。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

開業して１０年が経ちます。開業当初のスタッフが、いまだに元気で働いています。スタッフあっての医院経営だと思います。患者さんがドクターに言えないことを、スタッフには言うというパターンはとても多いです。スタッフとのコミュニケーションが取れていれば、患者さんの思いや状況などをスタッフから全部聞くことができます。朝礼や治療の合間など、常にスタッフと話せるような関係を大切にし、未だその関係は崩れることなく続いております。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

地域に根ざした歯科医院を目指します。患者さんのニーズを常に意識して、やっていこうと思っています。

院長からのメッセージ

最近は、寝たきりでお家で介護をされている高齢者が増えてきています。また、むせる方も多く、人の死亡原因としても誤嚥性肺炎が上位に上がってきています。そういう中で、どういったお口のケアやお食事の形態が良いのか、疑問をもたれている方が増えてきています。今私がやっているのは、接触嚥下です。噛み砕いて飲み込むという当たり前に思える動作が、高齢になるとだんだん難しくなってきます。喉のつかえが起こったり、その際に喉の動きが悪いと、食べ物のカスなどと共に肺炎球菌が気管に入ることもあります。それが気管に入ると肺炎になります。ですから、いかにむせを少なくしてあげられるか、お口の中の環境をいかに綺麗にするかといったところを重点において、訪問診療や高齢者への情報提供を行っています。

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