世田谷通り桜内科クリニック 院長 久田 哲哉先生にお話を伺いました。
東京大学です。
もともと理工系学部を受験し、当初は医師になることはあまり考えていなかったのです。ところが大学1年生のときに、祖母が救急入院しながら、いわゆる手遅れの状態で亡くなってしまいました。そのときに、「医師になって祖母と同じような人たちを助けたい」と強く思うようになり、医学部を再受験し医学の道へ進みました。
なるべくジェネラルな科目をやりたいという気持ちがありました。私は、医業の基本は内科であると考えておりましたが、内科の中でも専門科目としては、感染症や腫瘍、アレルギーなど守備範囲の広い呼吸器内科を選びました。
この土地で生まれ育ち、留学の2年間を除いてずっとここに住んでいます。愛着もありますし、地元で開業し地域医療に貢献したいという想いがありましたので、開業地としてここを選んだのは自然な流れでした。
11年間の大学病院勤務、24年間の総合病院勤務を通じて診療してきた呼吸器内科です。その中でも長引く咳や気管支喘息、COPDを専門としています。アレルギー疾患としての気管支喘息の治療にもつながっていく、スギやダニの舌下免疫療法も積極的に取り入れています。また予防医療も重要だと考えていますので、色々な病気に繋がってくる睡眠時無呼吸症候群の診療や、禁煙外来にも力を入れています。
生活環境や家族環境、趣味などが疾病に結び付くことも多いので、患者さんとの会話・問診がとても重要であると考えています。会話や問診を大切にする中で、最終的には、患者さんが「診てもらってよかったな」と実感できるような医療を特に心掛けたいです。
「総合内科専門医」を生かした内科一般のジェネラルなことと、「呼吸器専門医」「アレルギー専門医」を生かした専門医療、の両輪で診療をしています。呼吸器の専門医療に関しては、通常のレントゲン、呼吸機能(肺活量)検査機器に加えて、アレルギーによる咳の診断に役立つ呼気の一酸化窒素測定機器を導入しています。この機器で気管支アレルギーの判定が非常に容易に、楽しみながら測定できます。
病院で勤務していた頃は医師としての業務に専念しておりましたので、受付や事務スタッフの仕事はみえていませんでしたが、開業して間近にみるととても大変なんだなとも思いますし、同時に心から感謝しています。そんな中で、スタッフの目で見た患者さんの様子を私に伝えてくれたり、クリニック運営に関しても意見をくれたり、と非常に有り難く思っています。医師とスタッフ、男性と女性、では視点が異なることも多いですので、そこから出てくる意見は非常に貴重です。
出来る限り長く診療を続けたいと思っています。今後も、一般診療と専門診療の両輪で、地域医療に貢献し、生まれ育ったこの地元に還元できたらと考えています。
昭和55年 | 東京大学医学部医学科 卒業 |
東京大学第二内科、都立駒込病院、三井記念病院 | |
東芝中央病院、マサチューセッツ州立大学勤務 | |
平成3年 | 東京逓信病院呼吸器内科 |
平成13年 | 同院 部長 |
平成13年~平成27年 | 東京大学医学部呼吸器内科非常勤講師 |
平成27年5月 | 世田谷通り桜内科クリニック 開業 |
平成27年4月 | 東京逓信病院客員部長兼任 |
医院名 | 世田谷通り桜内科クリニック | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒156-0053 東京都世田谷区桜3-2-6 アヴニール桜 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 03-3420-1159 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 内科 呼吸器内科 アレルギー科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
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休診日 | 木曜 日曜 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | 東急世田谷線「上町駅」 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | 田園調布駅行き、祖師ヶ谷大蔵駅行き、成城学園前駅行き、渋谷駅行きバス「大蔵ランド前」バス停すぐ | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 無し 向かいに大型のコインパーキングあり | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | http://www.setagaya-sakura-cl.jp/index.html |
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