菅谷眼科医院:眼科 大塚駅 豊島区南大塚2-45-11

Doctor Interview

菅谷眼科医院 院長 菅谷 哲史先生にお話を伺いました。

地域医療を100年の伝統と
デジタル化で支える
地域医療を100年の伝統と
デジタル化で支える

菅谷眼科医院 院長 菅谷 哲史先生

菅谷眼科医院
院長 菅谷 哲史先生
医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか?

2003年に獨協医科大学を卒業しました。その後、日本大学で医師としての研修をスタートして、それから日本大学大学院へ進み博士号を取得しました。

ドクターになろうと思った動機は何ですか?

もの心ついた時から父が眼科医として仕事を行っており、私が住んでいる現在のこの場所で開業をしておりましたので小さい時から「眼科医」というものがとても身近にありました。私の祖父も眼科医で祖父から父へと継承され、代々脈々と続く系譜というようなものを小さい時から感じておりました。医者になるというより、「眼科医になりたい」という事をずっと考えていました。それが一番大きなきっかけであると思います。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか?

もちろん、医学部に進学した目的が眼科医になることでしたから、自分の進路については迷うことはなかったです。眼科は診断から治療(手術)までが眼科で完結する部分が魅力的であり、また小さい臓器でありますが、その中でも専門領域がいくつもあり、変化に富んでいることも魅力的でした。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

初代院長が明治末期に大塚で開業し、自分で5代目となります。私自身もずっと大塚に住んでおりますので昔から大変愛着の強い地域です。仕事をする場所、生活をする場所そして私自身が生まれ育った場所ですから、そのように強く感じるようになったのでしょう。そして、自分が育った街がより良くなっていくという事に関して、当院が代々そうであったように「地域に貢献する」とは何かという事を第一に考えていかなければならないと思っています。その中で、医療としては「地域医療」をしっかりと行う事がひとつの貢献になるのではと考えております。眼科医としての質を高めていく事がその答えとなるのではと思います。地域の皆様から信頼を得られるクリニックでありたいという気持ちは常に強くありますね。また、ずっと長く住んでおりますので、色々な事に対して誠実でなければならないという気持ちがとても強く出てきます。地域の方達との信頼関係を損なってはいけないという想いが常にありますので、緊張感を持ちながら診療に取り組めているのはとてもありがたく感じます。それがその地域に住みながら診療を続けるというメリットであり、使命であると考えます。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

私は現在も日本大学医学部付属板橋病院で専門外来(特定の病気や症状に専門的な知識を持った医師があたる治療)を継続して行っております。特に専門として行っているのが、「ぶどう膜炎」という目に炎症を起こす病気です。また「緑内障」という疾患にも継続的に取り組んでおりました。東京には眼科診療所がたくさんあって、患者さんご自身が選ぶ事が出来る時代です。私自身、何を得意としてどんな治療を行う事が出来るのかという事を患者さんに対してホームページなどを使ってきちんと発信していく事が、これからの時代とても必要なのではないかと思っています。

患者さんにどのように貢献したいですか?

医療とは、患者さんとの信頼関係で成り立つと思います。疑問に思う事や、これはなんだろうと思う事を患者さんと医師がお互い抱えて解消できないままでは良い治療は難しいのではないかと…。医療の技術的な部分を上げていく事はもちろん大切ですが、患者さんとの信頼関係や対話力、患者さんの訴えを聞きだす力であるとかコミュニケーションの部分を高めていく事が非常に重要であると考えています。色々なお話が出来て、コミュニケーションをしっかりと取れる医師が患者さんにとっての良い先生であると思われます。都内には多くの大学病院を始めとした治療レベルも高く知識の豊富な眼科医がたくさんいるので、そういう先生と上手く連携していく事が大塚という地域医療に対する貢献になるのではと考えます。色々な大学病院で、今どんな治療が行われているのかという情報収集はきちんと行いながら、患者さんに対して最適な治療の選択というものを提供出来ればと考えております。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

眼科や他の診療科の専門の先生方と連携が取れるという事が、非常に大きいと考えます。私は現在も大学病院に勤務しており、色々な先生方と連携して患者さんの治療にあたれるという事が患者さんの役に立つのではと思われます。お医者さんの単なる紹介にとどまる事なく、また必ずしも大学病院だけで治療が完結するわけではないので、病診連携を密にして情報共有しながら治療にあたるという事が患者さんにとってのメリットになるのではと思います。あとは、一言で言うと当院の「伝統」でしょうか。歴史のあるクリニックですから、そこから生まれる責任感と言いますか、変な事は出来ないという思いは常にあります。大塚の皆さんや患者さんから見て「良い病院でありたい」という気持ちを強く持っております。今までの評判を落としてしまうような事や、患者さんの信頼を得られなくなってしまうような事は避けなければと思います。誠実に真摯に診療に取り組んでいかなければ、と強く感じています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

当院のスタッフは父の代から働いてくれているスタッフや、私が院長になってから来てくれたスタッフもおります。どのスタッフも患者さんに非常にやさしく接してくれているなと感じています。色々な患者さんが来られますので、すべての患者さんが当院で気持ちよく過ごしてもらえるような雰囲気づくりを各スタッフが心がけて患者さんに接してくれているように感じます。クリニックの印象は院長だけではなくスタッフの印象も非常に重要であり、また、そういったスタッフの印象というのは院長の姿勢が反映されるという事であると思いますので「患者さんに対してこのように接してほしい」という事を、しっかりとスタッフに今後も伝えていきたいと思います。そうする事で、私自身もきちんとやっていかなければならないという新たな気持ちが芽生えるように感じています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか?

「いかに患者さんに来たいと思って頂けるクリニックになるか」という事が非常に重要と考えております。患者さんが常に一定数来て頂ける事で、新たな医療機器類の設備投資やより良いサービスの提供の継続という事が可能になってくると思います。ただ、いたずらに患者さんの数を追い求めるのではなく、当院がきちんと応対出来るキャパシティも考慮して患者さんと接していくという事が重要なのではないかと考えております。イメージとして「ファンクラブ」というものを考えております。「あそこの先生は良かったよ」「あの先生なら話をきちんと聞いてくれるからまた行ってみようか」と思ってもらえるような、患者さんが当院の「ファン」になってくれるような取り組みを今後していければと考えております。新たな患者さんを常に増やしていくという事はもちろん大切ですが、既に来て頂いている患者さんをより大切にしてサービスの向上をはかっていきたいと思います。継承してからの3年間は、自分のことを知ってもらうことに重点をおいて取り組み、来院される患者さんの数も増えてきましたので、次の3年間はこの新たな患者さんにどういうサービスを提供出来るか、進化させていきたいと思います。具体的には2つ考えております。1つは診療についての説明であるとか、コミュニケーションの部分というのは大事にしたいと思っています。これはITを積極的に導入して、患者さんとよりカスタマイズされたコミュニケーションが図れればと考えております。LINEアカウントを作成して、そこにお友だち登録をしてもらえると、例えば緑内障の患者さんなどへは現在も病状に関しては口頭でもデータを明示して説明をしておるのですが、それを年間レポートのように過去のデータを1年毎にまとめてご説明出来るようになればと考えております。「病状がこれまで過去数年間、このように変わってきました」「今後の治療方針はこのように考えております」「現在はこういった治療を行っておりますが、将来はこういう治療も選択肢に入ってくるかもしれません」などと患者さんに伝える事が出来るようになれば良いですね。LINEは多くの年齢層で使用されているツールで自分もプライベートで使用しておりますが、インフラツールとしてそのポジションを確立していると考えますし、メールのやりとりよりも手軽で便利な部分が多いです。そこを活用したいと思っております。2つめに、会計や薬出しなどの待ち時間の短縮です。人員、設備投資をしっかりと行いながら、なるべく診療以外の時間が短縮できるように努力を続けていきます。LINEに登録していただければ、LINE上で呼び出し機能を使って、院内で待たずに順番待ちができるようにしていくようなシステムを構築していきます。2022年から本格的にスタートしていきます。これらSNSやITによるサービスが、患者さんにとってメリットがあるようにし、それをお伝えできるようにしていくことが重要であると考えております。情報提供を行うという事はごまかしがきかないという事でもありますし、我々としてもいい加減な事は出来ないという緊張感があります。患者さんにとっても、ただの説明だけでなくそういったデータおよび情報を受けとれるという事は、患者さん側からするとメリットになると思います。

基本情報

菅谷眼科医院

「03-3941-5003」に電話する
医院名菅谷眼科医院
住所〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-45-11 地図を表示
電話番号03-3941-5003
診療科目眼科
診療時間
診療時間
午前:9:00~13:00 × ×
午後:15:00~19:00 × × ×
休診日水曜 土曜午後 日曜 祝日
最寄り駅JR山手線 大塚駅 都電荒川線 大塚駅
交通手段大塚駅 から徒歩2分
駐車場無し
ホームページhttps://www.sugayaganka.net/


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