鈴木内科クリニック・院長・鈴木隆之先生にお話を伺いました。
浜松医科大学です。
人の役に立つ仕事をしたくて、親戚の放射線技師に相談したところ、「医療の仕事であれば多くの人の役に立てるし、やりがいもある。大変だけれども労力を使ってでもやるだけの価値は十分にある。」と助言をいただき、医療の世界に入る決意をしました。
ぜんそくや咳で困っている患者さんの中には適正な形で治療をされている方が多いと言えない状況ですので、呼吸器を専門にしていましたので、この診療科目に決めました。
候補地をいくつか挙げて、候補地を回ったところ、この地が一番気に入り、ここで開業したいと思い選びました。
気管支喘息や睡眠時無呼吸症候群、長引く咳の治療が得意です。呼吸状態が苦しいのは、本人にとってとても大変で苦痛です。日常生活でも苦しい状態ですので、それを健常者と変わらない生活にどうやって治療で保つかが重要になります。
とくに重症のぜんそく患者さんには気を使います。ひどい人だと年に数回から10回ぐらい点滴治療が必要になりますが、最新の治療を行うことで、ほとんど点滴をしなくても良い状態を保てる患者さんもいらっしゃいます。
長引く咳を治療のテーマの一つに挙げたのは、咳の原因をしっかり判別して治療しているドクターが少ないこともあります。また、咳の原因は1つではなく、2つ3つある場合もあり、たとえば、咳ぜんそく+逆流性食道炎+後鼻漏(こうびどう)の咳、の3つが原因の場合もあります。この場合は3つの治療をしないと咳は収まりませんので、どのように治療の道筋を立てるか、患者さんへの問診だけでなく、患者さんが気付いていない症状も見分けながら診断します。
また、睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、自分自身で気付いていないことも多く、大半の患者さんが放置されている状態です。
重度の睡眠時無呼吸症候群の患者様の場合、治療しないで放置しておりますと、翌日のねむけがひどくなるだけではなく、本人が気づかないうちに、狭心症や心筋梗塞などの心臓の血管の病気や、脳の血管の病気が進んでしまうことがあります。
これらの病気が進んでしまうと、命にかかわることもありますので、睡眠時無呼吸症候群の治療は、そうした病気を防ぐ意味でも重要になります。
呼吸器疾患の患者さんは息苦しいことが一番辛いです。咳が夜間に出ると寝れないので、疾患の程度に応じて治療し、夜にぐっすり眠れるようにしています。
呼吸器を専門にしていますので、ここに来院すれば呼吸器の疾患は大丈夫という安心感を持っていただき、咳がおさまらなければ来院いただいています。市民病院との先生と連携を取り、スムーズに治療が進むようにしています。
患者さんの話をきちんと聞ける体制を作っていますが、患者さんの中には、遠慮してしまってドクターにはあまり話をしないという方もいらっしゃるので、スタッフが聞いて私に伝える時間も取れるよう工夫しています。
患者さんのニーズに応えるため、事前準備をしっかりして患者さんとの時間が取れるように工夫していますが、今後は私だけでなく一人一人のスタッフにも意識してもらえるようにしたいです。そして、クリニック全体で患者さんの痛みや症状、精神的な苦痛をケアし、フォローできる体制を作っていきたいと思います。
医院名 | 鈴木内科クリニック | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒191-0031 東京都日野市高幡1009-7 TIKビル2F 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 042-599-7021 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 気管支喘息 成人の長引く咳 睡眠時無呼吸症候群 一般内科 アレルギー性鼻炎 生活習慣病 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
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休診日 | 水曜日 日曜日 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | 京王線・多摩都市モノレール・高幡不動駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | 高幡不動(京王線)南口より徒歩1分、 高幡不動(多摩都市モノレール)エスカレーターを降りて目の前 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 「京王ショッピングセンター」の駐車場と提携しておりますので1時間まで無料でご利用いただけます。お車でご来院の際は駐車券をご提示ください。 | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | http://www.suzukinaika-cl.com/ |
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