稲垣耳鼻咽喉科医院｜耳鼻咽喉科町田駅原町田6-22-15（電話番号：042-722-3115）

Doctor　Interview

稲垣耳鼻咽喉科医院院長稲垣　康治先生にお話を伺いました。

地域に愛される
医療を目指す

稲垣耳鼻咽喉科医院院長稲垣　康治先生

稲垣耳鼻咽喉科医院
院長稲垣　康治先生

医院の外観です

稲福耳鼻科外観.JPG

医院の受付とキッズルームです

稲福耳鼻科受付.JPG

出身大学はどちらですか?

慶応大学の医学部です。

ドクターになろうと思った動機はなんですか？

私は、自宅兼診療所で他の世界を知らずに生まれ育ちました。尊敬する父が患者さんを診療する姿をずっと側で見ており、自然な流れで医者になりました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

学問でいう耳鼻科自体は、非常に興味深いものでした。感覚器を多く扱う部分、非常に繊細な部分を扱うということがひとつあります。また、内科的なものと外科的なもの両方同時に診ることができる。たとえば内科ですと自分で診て、手術が必要な場合は外科に渡さなければいけません。逆もあろうかと思います。しかし耳鼻科は他の科にお渡しすることなく、自己完結できます。最初の初診から治療、手術も含めて最後まで完結できる科であるというのは興味深かったためこの診療科目に決めました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか？

祖父がこの地で開業して、私で３代目になります。町田の地域では一番古い耳鼻科になりました。患者さんや地域の方々と接する父の姿を見て、いい仕事だなと幼いながらに感じておりました。そういう意味では、地元の人々にも親しんでいただいているクリニックであり、私もそれを引き継いでいきたいという思いからこの土地で開業いたしました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

耳鼻科と一口に言っても色んな分野があります。耳、あるいは鼻喉とありますが、私はその中でも喉の疾患が専門です。領域でいうと音声外科になりまして、耳鼻科の中でも特殊な領域となる声に全般に関する分野です。大学の専門に特化した専門外来に勤務していた頃から、何かしらの原因で声が悪くなった方の音声を改善させるという音声外科で仕事をさせてもらっておりました。治療は、お薬でやる場合もありますし、手術で治す場合もあります。例えば、声帯にポリープができて声が悪くなってしまった場合はポリープを取る様な手術をします。後は色んな病気で声帯の動きが悪くなった場合は、動きを取り戻すのは大変難しいことですので、声の悪くなっている部分を手術で出しやすくするような治療が得意です。

患者さんにどのように貢献したいですか？

医院の理念として、情報公開をしっかりと行うことを実施しております。患者さんが何を知りたくて医院にきてるのかというところを理解し、患者さんが納得した上で治療を受けて頂いたりしっかり治ってお帰り頂くと言うことを心がけてます。その結果としてますます地域の皆さんに愛されるクリニックにしていきたいと願っております。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

私は、治療でも割と新しいことに取り組むのが好きです。例えば去年アレルギーの舌下免疫療法が始まりまして、いち早く取り入れました。そういった新しい治療であっても治療をやりっぱなしではなく、ちゃんと成果として示せるように心がけています。また他との違いとしましては、他の医院と提携しておりまして、手術室を借りることが出来るようになりました。こちらで診療した患者さんを、私がそのまま手術を担当させていただいて、その後のフォローも私が出来るという一貫性を持つことができます。それこそ私の専門分野の声帯の手術ですとか、鼻の蓄膿症の手術ですとか、耳の鼓膜を塞ぐ手術ですとか、そういった手術は日帰りで出来きますので、初診から手術を含めた治療の終えるところまで、一貫して行えるという体制を整えております。

今後どういう風に医院をしていきたいですか？

医院の理念に基づいた治療をやっていきたいと思っています。別に特別なことをしましょうということではなく、患者さんと医師が平等な立場で、患者さんが求めている事に対して、我々専門家はそれに応える義務があると思っております。そこを自分の持っている技術で丁寧に応えていくことが、基本的ですが忘れてはならない大事な部分だと心に留めて日夜治療にあたっています。今後の展望として、地域の皆様に貢献できる医療体制を他の医院を巻き込んで作っていきたいと思っております。それの最初のステップとして今まで町田市には常勤の耳鼻科医が一人もいなかったところを、大学に掛け合い今年の４月から二人の常勤医に来ていただくことが出来ました。このように日常の診療のみならず、個人の力ではどうにもならない救急医療などを地域ぐるみで協力して整えていきたいと思っております。

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