伊藤メディカルクリニック｜内科　循環器内科　糖尿病内科　外科　血管外科　皮膚科　アレルギー落合駅上落合2-25-3 伊藤ビル1F（電話番号：03-3361-6318）

Doctor　Interview

伊藤メディカルクリニック院長伊藤　幹彦先生にお話を伺いました。

どの科にかかればいいのか迷う前に
なんでも相談してください

伊藤メディカルクリニック院長伊藤　幹彦先生

伊藤メディカルクリニック
院長伊藤　幹彦先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか?

東京医科大学です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

私の父は歯科医師で、現在クリニックになっているこの場所で歯科医院を開業していました。子供の頃はあとを継ぐことを考えていましたが、大学受験前に父から「歯科医院を継がなくてもいいから、自分の好きなことをやりなさい」と言われました。それまでは、後継ぎとして医学部か歯学部に進むことしか考えていませんでしたし、また、急に理系を文系に変えようとも思わなかったので、「それならば、初志貫徹して医師になろう」と逆に強く思いました。おそらく、今にして思えば父も私に医師になって欲しかったのでしょう。それで、あえてあとを継がなくてもいいと言ったのだと思います。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

勤務医の時は心臓血管外科を専門として大学病院はもちろん茨城、岩手、新潟などの関連病院で、年間100件以上の心臓、血管手術を執刀していました。その後開業前に勤務していた東京警察病院では、血管外科を独りで担当し、消化器外科の先生を助手に年間100件以上の手術をこなしていました。今でも手伝って欲しいと要望があり、木曜日は警察病院で、他科の先生からの依頼と私の患者さんの手術を行っています。月1回程度で後輩の透析クリニックで外来透析の患者さんも診ています。クリニックでは、心臓手術という訳にはいかないので、血管と循環器専門医という専門資格を活かす事を考え、循環器をメインにしております。心臓血管外科医は手術を行う時には全身管理をしっかりして手術に臨みます。それに伴い、「血圧」「糖尿」「高脂血症」の管理もやっていたのでトータルでのフォローもきちんと行うことが出来ます。血管疾患では下肢静脈瘤によるうっ血性皮膚炎、血栓性静脈炎や、閉塞性動脈硬化症による皮膚潰瘍、壊死、その他リンパ浮腫など皮膚にも影響が出ることがあり、そちらの対応もしていたため、「皮膚科」も診察しています。また、外科医は麻酔科もラウンドするため呼吸管理なども以前は自分たちでしていたこともあります。そのため、開業にあたり自分の経験を患者さんに貢献しようと思い診療科目を決めました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

落合は、伸びる会幼稚園、番町小学校、麹町中学校、都立戸山高校と青春時代を過ごした場所であり、昔から住んでいる方たちはたいてい顔見知りです。父が残してくれた、この愛着のある場所ということと、東西線落合駅徒歩1分という、患者さんにも便利な場所、それと今まで自分が務めていた東京医科大学病院、東京警察病院にも近く、病診連携を取りやすいという理由でこの地を開業場所に決めました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

心臓血管領域、循環器です。心臓の症状、血管の状態などをみて治療いたします。「下肢静脈瘤」「動脈瘤」「閉塞性動脈硬化症」などで、ストリッピング手術、人工血管置換術やバイパス術など今でも手術をしております。また、「下肢静脈瘤」などは、原因となっている血管を縛って血液の逆流を食い止める「高位結紮術（こういけっさつじゅつ）」という手術や「硬化療法」などをクリニックにて日帰りで実施しています。血管外科に関しては、「下肢静脈瘤」「動脈瘤」「閉塞性動脈硬化症」までであれば、クリニックあるいは東京警察病院で私が手術をしてフォローまでいたします。そのほか、心臓手術に関しては、優秀な心臓外科の先生をご紹介いたしますし、その他の疾患に対しても、大学病院などと連携が取れておりますのでご安心ください。

患者さんにどのように貢献したいですか？

患者さんが自分の症状で「どこの科で診てもらったらいいかわからない」という時に、窓口として相談する感じで、気軽に来院して頂ければと思います。また、外科・内科両方に対応しておりますので、クリニックに治療に来ていただいた際、紹介が必要であればきちんと紹介しますので、患者さんが迷子にならないよう貢献できれば嬉しいです。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当院では、"血管年齢"がわかる「血圧脈波検査装置」、"肺年齢"がわかる「スパイロメーター」をはじめ、心電図、心エコー、ホルター心電図、頸動脈エコー、など、循環器をメインに診断できる機器を揃えており、これらの機器類でチェックして動脈硬化などを評価しております。そして、動脈硬化で血液の流れが悪い、あるいは動脈瘤、下肢静脈瘤を見つけた場合は、手術が必要な場合は東京警察病院で私自らが執刀します。また、糖尿病などはHbA1cを検査し、わずか数分後には病状把握～結果説明までできるので、患者さんをお待たせすることなく素早いフォローを実現しております。その他、患者さんの要望にそって自費診療にも対応しています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

受付の女性2と看護師さんは、皆とても元気で明るい方ばかりです。患者さんも受付でスタッフと和気あいあいと会話しておりますので、自然と待合室全体が明るい感じとなっております。この雰囲気を作ってくれている受付スタッフの方達にはとても感謝しております。また、看護師さんは、クリニックに置いてある高血圧・高脂血症・糖尿病のパンフレットなどを患者さんに見せながら、食事に注意するよう説明をしてくれております。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

自分の専門分野を充実させていきたいという点もありますが、地域に密着したクリニックとして患者さんが入りやすく、健康上の悩みや心配ごとなど、どんな些細なことでも構わず、何でも相談できるクリニックを続けていけたらと思います。患者さん自身とご家族の方とみんなで協力しながら健康を維持していけたらと思います。これからも落合地区の基幹クリニックとして、この地域にお住いの人々の健康を守っていきたいです。

基本情報