しみず内科クリニック:内科 糖尿病内科 代謝・内分泌内科 御嶽山駅 大田区北嶺町37-29 FLOW PLACE TOKYO 2F

Doctor Interview

しみず内科クリニック 院長 清水 友章先生にお話を伺いました。

総合内科専門医による高度専門医療
地域医療を支える、医療の案内役
総合内科専門医による高度専門医療
地域医療を支える、医療の案内役

しみず内科クリニック 院長 清水 友章先生

しみず内科クリニック
院長 清水 友章先生
医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか?

 順天堂大学医学部です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか?

私はとにかく病気がちで小学校も出席日数が危なく足りなくなりそうなこともありました。また生命の成り立ちや人体の構造にとても興味があり、医師になったら何でもわかるのではないかと思っており、自然に医師を目指すことになりました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか?

医学部を卒業し研修医をしていると、人の体はわからない事ばかりで小学生の頃にイメージしていたこととずいぶんかけ離れていました。例えば糖尿病です。糖尿病という病気が人体に多大な影響を及ぼしていることを知りましたが、どの科でも「糖尿病があると手術が大変」「糖尿病があると感染症が併発する」など、病院内では大きな問題でした。医療者側の会話では「食べ過ぎが原因だから・・・」「食べてはいけないのに食べるからだ・・・」等のレッテルが貼られており、あまり真剣に治療されていませんでした。ところが研修医最後の年に出会った先生は、この糖代謝異常の原因が食べ過ぎだけが原因ではなく、種々のホルモンやインスリンの標的臓器におけるインスリン抵抗性が原因で発症していることを極めて生理学的に見事に説明されていらっしゃいました。この理論に基づいた治療法はこれまでの治療法とは違い、とても良い血糖コントロールになっていきました。当時、正常血糖はどの程度なのかも論議されている状態で、インスリン抵抗性については未知の領域でした。そのような中で、人体のメカニズムに興味があった私は、この先生の理論に自然と惹かれていきました。多くの患者さんが治療を望んでおり、まさに研究が盛んな分野である糖代謝異常についての臨床・研究を目指して順天堂大学の代謝・内分泌学講座に入局しました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

この度、大田区北嶺町にてしみず内科クリニックを開業しました。クリニックは地域密着型の診療所ですので、私が小さいころよく通った医院のように地域の方々が気軽に相談できるようなクリニックにしたいと思っています。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

当クリニックでは糖尿病の専門的な治療をご提供できると自負しています。順天堂大学の代謝・内分泌学講座に入局後、多くの先輩先生方にご指導を受けて、糖尿病のみならず種々の代謝性疾患、内分泌疾患の診療・研究に従事することができました。そこでは生理学的異常をとらえた治療のみならず、薬や治療では補えない部分を患者さんに協力していただき、より健常者に近い“糖のながれ”に近づける診療を学ぶとともに、内科医として全人的に患者さんと向き合うことも学ぶことができました。この学びを原点に、適切な食事療法と運動療法を中心に、必要最小限の投薬で治療していきたいと考えております。また糖尿病で最も大事なインスリンホルモンの体内分泌が大きく減ってしまった場合、残念ながら補充せざるを得ませんので、その程度をキチンと見極めてインスリン治療を行っていきます。1型糖尿病については、自動で血糖を測定する機器やインスリンポンプなど、最新鋭の医療機器を整えております。また通勤通学で多忙な患者さんのために、土曜日午後を完全予約制の糖尿病専門外来としております。是非ご利用いただければと考えております。

患者さんにどのように貢献したいですか?

私を含めたスタッフ全員、患者さんの訴えを真摯にお聞きすることを心掛けております。ご自分の体の異常をきちんと訴えることが難しい方もいらっしゃいます。お子さんの場合は親御さんから、ご高齢の方の場合にはご家族やヘルパーさんなど、普段から一番近くで患者さんの様子を見ている方からお話をお聞きして良い診断に繋げていきます。昔から診察をしてきた中で昨今強く感じているのは、たくさんのお薬を飲んでいる方がとても多いということ。複数の医療機関をばらばらに受診すれば10種類近くのお薬の量になってしまいます。そして、それらを頑張って毎日飲み続けている方をとても多くお見受けします。糖尿病をはじめとする、治療に用いるお薬は日進月歩で増えてきましたが、私は多くの薬を飲みすぎること自体、あまり体には良くないと考えています。なるべく少ないお薬で、生活の習慣・食事の習慣を良いものにし、少ないお薬で治して行くのがモットーです。たくさんの薬を飲んでいて不安がある方はご相談にいらしてください。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当クリニックでは内科のほか、糖尿病内科、代謝・内分泌内科の診療を行っております。これらは先に述べた私の専門ですが、妻も内科医として診療にあたっております。食事療法においては、常駐の管理栄養士へすぐさまご相談が可能です。風邪や腹痛などから、生活習慣病、甲状腺疾患まで、そして女性医師をご希望の方から食事のご相談など、幅広いご要望にお応えできますので、安心して受診いただけると思います。それらのみならず、幅広い診療科目に対応できるよう、レントゲンやエコー、心電図などの最新鋭機器を完備しておりますので、大田区で実施している健康診断の指定医療機関の一つです。糖尿病の検査機器においては、ヘモグロビンA1cの検査・CRP検査・白血球数検査などはすぐに結果がでますので、検査結果を患者さんと確認しながら診療方針をご説明できます。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

当院のスタッフは皆明るく、しっかりとした信頼のおけるスタッフです。患者さんは医師に話しにくいこともたくさんあると思います、つい私も患者さんのことを思うあまり、強い口調になってしまうこともあります。そんな時には患者さんの想いに耳を傾け、気持ちに寄り添えるスタッフの存在がとても重要です。これからもそのようなスタッフであってほしいと願います。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか?

私は順天堂大学病院で20年以上さまざまな患者さんを診察してきました。大学病院では臓器別の診療科や疾患別に分けられていますが、患者さんからすれば自分はどこが悪いのか、どの科を受けたらいいのかわからないことも多く、実際そのようなお声を多く耳にします。そのような経験のもと、当クリニックの診療後で紹介が必要な場合は、より適切な医療が受けられる病院や、近隣の専門クリニックへご紹介をすることができます。そのため「病診連携」「診診連携」を大事にし、近隣の先生方と交流していきたいと思っております。当クリニックを医療の案内役「メディカルコンシェルジュ」として利用していただければ思いますので、気軽にご相談ください。

院長の経歴・所属学会・資格

【経歴】
平成6年         順天堂大学医学部卒業
平成6年         順天堂大学付属順天堂医院内科研修
平成9年         順天堂大学医学部 内科学・代謝内分泌学講座専攻生
平成16年       順天堂大学医学部内科学 代謝・内分泌学講座 助手
平成19年       順天堂大学医学部内科学 代謝・内分泌学講座 准教授
平成29年1月    順天堂大学医学部内科学 代謝・内分泌学講座 非常勤講師
平成29年12月  しみず内科クリニック開院 (非常勤講師兼任)

【所属学会】
日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
日本臨床薬理学会

【資格】
医学博士
日本内科学会総合内科専門医
日本糖尿病学会専門医
「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア講習」修了

基本情報

しみず内科クリニック

「03-3728-8611」に電話する
医院名しみず内科クリニック
住所〒145-0073 東京都大田区北嶺町37-29 FLOW PLACE TOKYO 2F 地図を表示
電話番号03-3728-8611
診療科目内科 糖尿病内科 代謝・内分泌内科
診療時間
診療時間
午前:9:00~12:30 × ◯**
午後:15:00~20:00 ◯* × ×
◯*16:00~20:00
◯**9:00~15:00
△10:00~12:00

休診日水曜午前 日曜午後 祝日
最寄り駅東京急行電鉄池上線 御嶽山駅
交通手段東京急行電鉄池上線 御嶽山駅から徒歩4分
駐車場有り
ホームページhttps://shimizu-dm.jp/
ブログ https://shimizu-dm.jp/blog


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