クリア歯科｜歯科口腔外科小児歯科矯正歯科審美歯科予防歯科歯周病科美容歯科インプラント豊田駅豊田3-32-4 ノムラメディカルビル 3F（電話番号：042-514-8864）

Doctor　Interview

クリア歯科院長淦潔先生にお話を伺いました。

口は命の根源　一人一人のニーズに
合わせた最善の治療を提供します

クリア歯科院長淦潔先生

クリア歯科
院長淦潔先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

佳木斯医学院（現佳木斯大学／在中国黒龍江省）口腔医学系を首席で卒業後、中国医科大学口腔内科の修士課程を修了。2003年日本歯科医師国家試験予備試験に合格しました。当時、外国人の合格者の例は希少で、10年ぶり4人目の合格者とのことです。その後日本歯科大学附属病院での臨床修練（厚生労働大臣指定の外国医師研修プロセス）により受験資格を得て、2005年に日本歯科医師国家試験に合格しました。その後は2007年まで東京医科歯科大学歯学部附属病院のインプラント・口腔再生医学に所属し研修医として勤務しました。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

私自身、子供のころ歯が悪かった事と、私が大学を受験したころは、中国での歯科医師は人口20万人に一人という非常に少ない状況だったので、歯が悪くて苦しんでいる人たちの助けになるために、歯科医師を目指すことになりました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

お子様からご高齢者様まで幅広い年齢、ライフスタイルに合った治療を行なって行きたいと考えています。患者様の抱えている不安やお気持ちをしっかり受け止め、いつでも何でもご相談いただけるような環境をつくるためには、一般の歯科診療に限らず、小児歯科、口腔外科、矯正歯科、インプラント、ホワイトニングといった幅広い対応が必要だと考えました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

家族の仕事の関係で来日したとき、日野市にある社宅に住むことになりました。その後近所に住宅を購入して引っ越しましたが、日本に来てから一度も電話番号が変わった事がありません（笑）。知り合いにはもう少し都心で開業する事も薦められたのですが、この土地には愛着がありますので、ここで開業させていただくことにしました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

口腔内の機能と審美を総合的に診て治療を手がける事ですね。例えばインプラントも良い治療法のひとつではありますが、必ずしも第一選択肢とは考えていません。患者さんの状況も様々あって、治療の方法も多種ありますが、プロとしてバランスの良い治療を提案して、納得してもらった上で治療をさせていただく事を心掛けています。上手な美容師さんが、お客さんの顔や性格などの雰囲気から似合う髪型を見つけてあげて、満足いく髪型に仕上げるようなイメージですね。

患者さんにどのように貢献したいですか？

あたりまえの事ではありますが、患者さんが来院された時に痛い歯があるならば、まずその歯の痛みをとる事に力を注いで、患者さんの信頼を得た上で、治療の総合的なお話をさせていただいています。口は命の根源ですので、患者様の口腔内機能、審美、健康を考え、一人一人のニーズに合わせて、最善の治療を提供しながら、地域の医療に貢献していきたいと思っています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

中国語対応がOKなところですね（笑）。あと、歯科医師もスタッフもすべて女性です。矯正の分野については、より専門的な知識をもった大学病院の先生に来ていただく事になっていますが、私自身、インプラントの技術の発展にも常に敏感になり、最新の技術の修得を行ってきていますので、この地域でも最高レベルの歯科治療の提供を目指しています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

おかげさまで、家族のような感じで過ごさせていただいています。スタッフはすべて女性なこともあり、それぞれの家庭でのイベントや子供の学校行事などで、やりくりに困る事もありますが、困った時はお互い様という感じで、私自身も助かっていて、皆さんにはとても感謝しています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

歯科医師に対して「怖い、痛い、不安」と言うイメージがあるのであれば、それを「優しい、痛くない、安心」というイメージに変えたいと思います。患者さんのなかには歯を抜いて欲しいという方と、逆に残して欲しいと求める方がいらっしゃいますが、患者さんと対話しながらプロとして歯を残すべき、あるいは抜くべきという理由をお話しして、患者さん自身も納得して治療方針を判断できるような、信頼される歯科医院を築いていければと思っています。また、勤務医時代、口腔扁平苔癬・白斑症といった患者さんの口腔内の多数の症例に触れる中には、大学病院と連携して口腔癌と診断確定された例もいくつかあり、そういった患者さんの中には舌癌の早期発見により、幸い手術を免れた例もありました。この歯科医院でも近隣の東海大学病院、日野市立病院との連携により、口腔内の異変からわかる疾患の早期発見に努めていきたいと思っています。

ご使用になられている機材などについてお話しください。

最新の歯科用CTの機材により、3Dで撮影したデータを使って、治療したい歯の部分に絞って、適切な角度から患部を診断できるようになっていますので、より正確な治療を行う準備ができるようになっています。特に、インプラントの治療に際しては、CTスキャンデータとインプラント専用のソフトウェアにより、事前に解剖学的構造や最終補綴形態をもとに検査診断し、3Dシミュレーションを行うことによりベストな埋入位置を把握できるので、治療における予知性、安全性の向上に役立っています。また、タブレットをベースにしたアプリを活用して根管治療の記録を保存し、治療の流れの全体像を画面に表示しながらご説明できるので、患者さんも安心して治療に臨むことができると思います。

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