PET CARE CLINIC PILINA(ピリナ)：犬 猫 その他小動物 上野毛駅 世田谷区上野毛1-12-8

PET CARE CLINIC PILINA(ピリナ) 院長 塚田 愛未先生にお話を伺いました。

動物との豊かな生活を応援します
どのようなお悩みでもご相談下さい

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PET CARE CLINIC PILINA(ピリナ) 院長 塚田 愛未先生

PET CARE CLINIC PILINA(ピリナ)
院長 塚田 愛未先生

医院の外観です

医院の内観です

獣医になろうと思った動機は何ですか?

私は幼い頃からずっと動物と一緒に生活をしていました。多い時には10匹程犬がいましたし、犬以外にも猫やうさぎなど本当に沢山の動物達と一緒に暮らしていました。つらいときに動物が私の心の支えになってくれましたし、動物には本当に助けられてきました。ですので動物と一緒に行きていく道、動物のために何か力になれる職業を模索して獣医になることを決めました。

ペットは飼っておられますか? もし飼っておられたら、何を飼っておられますか?

犬が1匹、ミニチュア･ピンシャーと、猫が1匹、サイベリアンを飼っています。1人暮らしでドーベルマンを飼育していました。世話はなかなか大変ですが、救われることも、学ぶことも多くありました。下痢が多い子で病院に連れていくのですが、ドーベルマンは診て下さる先生が意外とおらず、検査もきちんとしてもらえないので、結局原因が分からないまま過ごしていました。きっとそのようにもやもやされている飼い主さんは多いと思います。病気でないと病院では相手にしてもらえないことも多々あります。病気ではなくても「何だろう？」といった飼い主さんの日々の心配事に寄り添える獣医になりたいと思わせてくれたのは、そのドーベルマンがきっかけでした。

ペット(動物)に対する思いをお聞かせください。

人生を豊かにしてくれる存在です。失う時の悲しさは凄く大きいですし、生活が制限されたり大変な部分も大きいですが、それでもやはりいてくれて良かったと思えます。一緒にいると私自身の感情も豊かになりますし、喋ることができない分、何かいつもと違う行動をすると「何か変だな？」と心配したり、相手のことを考えたり思いやる気持ちを育むきっかけにもなります。動物達が私を成長させてくれてきたと思っています。また私は動物のしつけは凄く重要視していて、それは何故かというと、医療が受けられない子になって欲しくないからです。病院に来ても興奮してしまって診察が受けられなかったり、お薬が飲めなかったり、入院となっても体が過度にストレスを感じてしまうと治療が中途半端になってしまいます。場合によっては麻酔で眠らせる処置も必要になってきます。そうするとやはりリスクもあるのでベストな治療ではなくなってしまいます。やはり人が大丈夫と言えば大丈夫なのだと思える子に育てることは大切なのだと思います。ですので、治療も大事ですがその前のしつけの部分も力を入れて行っています。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

皮膚と歯の診療、またトリミングは力を入れている分野です。皮膚に関しては日頃のケアが一番大事な部分です。薬が必要な場合はもちろん適切に処方致しますが、マイクロバブルのシャワーや、薬用シャンプーを使用したプロのケアも受けていただけますので、ご利用いただきたいと思います。歯の診療に関しては、人も定期的に歯医者さんに行って歯石取りをしてもらいますが、ワンちゃんは人よりも歯石が付きやすいです。歯石を放置しておくと、全身の健康に悪影響を及ぼしますので、予防医療という観点でも歯の診療に力を入れています。

飼い主さんとペットにどのように貢献したいですか?

私は飼い主さんと動物達のライフプランナーのようなポジションでいたいと思っています。獣医はあくまで一面であって、しつけのトレーニングも大事にしているし、ケアも大事にしている病院です。私自身今まで数多くの動物を飼ってきた経験もありますし、病気のことだけでなく、動物を飼う上でのアドバイスであったり、設備面などでも手助けできることは多くあると思っています。獣医として医療を行いながら、それだけに留まらず、動物と過ごす日々をどのように豊かにしていくか、犬や猫の方が寿命はどうしても短いですので、最期はどう過ごさせてあげるか、段階によって飼い主さんとしっかりとお話をして、プランニングをお手伝いさせていただきたいと思います。

この動物病院の他にないところを、PRしてみて下さい。

くり返しになりますが、しつけに力を入れています。獣医自身がトレーニングを行っているところは少ないと思いますので、そこは当院の特徴です。犬は言葉が分からないので、態度や声で示す必要があって「ダメ！」と否定する時にも強く言わないと伝わりません。ですので、厳しいと思われることもあるかと思いますが、こうした厳しさと、甘やかす時には思いっきり甘やかすメリハリが信頼関係を築くためにはとても重要です。私は保護犬のしつけもしているのですが、お家に入れるときに「ハウス」と言ってももちろん最初は分かりません。かと言って人間が入れてあげていてはいつまでも覚えられないですし、逃げ回っている怖がりの子を強引に捕まえれば恐怖心を植え付けます。その子その子でしつけの仕方はそれぞれで、大変さはありますが、「ハウス」といってスムーズに入ってくれるようになれば、動物も飼い主さんも怪我をすることもないですし、生活に支障をきたすこともなくなります。動物と飼い主さんの豊かな生活のためにもしつけはきちんとしておいた方が良いと考えています。当院はあくまでメインは動物病院です。ですが、動物と生活をしたいという飼い主さんを応援したい気持ちで診療にあたっていますし、その一環としてしつけに積極的に取り組んでいます。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフは、ちゃんと責任持って見てくれている人が来てくれているので感謝しています。ちゃんとの基準は難しいですが、知識をひけらかす場所ではないし、覚えたことを実践するだけの場所でもないです。大切なのは知識や経験と言う道具箱をどう使ったらいいのかを考えてくれる人だと思っています。動物に対して愛情を持って接してくれる人を求めていますし、現在はそのようなスタッフが集まってくれています。

今後、どのような動物病院にしていきたいですか?

現状を維持しつつ、分業化することでより細かい対応をしていきたいです。そのためにも私一人では限界があるので、トリミング、ホテル、動物病院などのスペシャリストを整えていきたいです。私自身もたらい回しにされるというか、専門分野だけしか診ない医療が好きではないので、理想はここに来れば1から10まですべて安心という病院を目指したいです。2次施設から戻ってきた時も家に帰ってきたような場所になれたら嬉しいです。

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