駒沢自由通り皮膚科｜皮膚科小児皮膚科美容皮膚科駒沢大学駅駒沢1-2-25 KOMAZAWA1･2ビル 2F（電話番号：03-3412-0303）

Doctor　Interview

駒沢自由通り皮膚科院長白石英馨先生にお話を伺いました。

お一人おひとりに最適な解決策を
信頼と安心の診療を提供します

駒沢自由通り皮膚科院長白石英馨先生

駒沢自由通り皮膚科
院長白石英馨先生

医院の受付･待合室です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

帝京大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

父が精神科の医師であったことが、私の人生に大きな影響を与えました。我が家は住居とクリニックが一体となっていて、2階が自宅、1階がクリニックという環境で育ちました。父が診療をしている姿を間近で見ていたため、患者さんが元気がない様子で入ってくることが多い一方、帰りには笑顔で「ありがとうございました」と元気に帰っていくのを見て、医師という職業に対して自然と憧れを抱くようになりました。私は本が好きで、子どもの頃は「本屋のオーナーになりたい」と思ったり、植物が好きなので「植木屋さんをやりたい」と考えたこともあります。しかし年齢を重ねる中で、そうした夢を実現することが難しい現実にも気づき、最終的に残ったのが医師という職業でした。やはり父への憧れが強かったのだと思います。ですが実は私はアメリカの大学を一度卒業し、その後再受験して医師の道を選びました。アメリカでは生物学を学んでいましたが、学ぶうちにもっと深く学びたいという気持ちが強くなり、大学院に進学したいと思うようになりました。しかしその時、私はどこかで親がいつまでも面倒を見てくれると甘えていた部分があったのかもしれません。親に相談したところ「研究の道に進むなら、覚悟を決めて最後までやり通せ」「あなたは医師になりたいとも言っていたけれど、医師の道は今が最終チャンスだ」と言われました。親としては、私が自立できるようにとの思いから、そのようにアドバイスしてくれたのだと思います。その言葉を受けて、私はもう一度自分の人生を真剣に考え、最終的に医師という道を選ぶことを決意しました。そして再び日本に帰国し、再受験を経て帝京大学に入学しました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

私自身は皮膚科の専門医ですので、皮膚科を掲げています。しかし皮膚科と標榜しただけでは、「あそこは子どもは診ないんだ」と思われることもあると思いますので、お子さんからご高齢の方まで皆さんに来院していただけるように皮膚科・小児皮膚科と標榜しています。当院は8割が保険診療で、それに付随する形で自由診療も行っています。美容についても研鑽を積んでおりますので、美容に関するお悩みも解決できるよう美容皮膚科も標榜しています。患者さんに多角的なサポートを提供できればと思っています。また、人目に触れる皮膚症状が良くなってくると表情も明るくなり笑顔も増えます。治療を通じて皆様の笑顔を引き出すことも私共の仕事だと思っております。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

約10年前に世田谷に引っ越してきて以来、この場所は私にとって生活圏です。自転車で通勤しており、よく通る道でもありましたので、思い入れも深い場所です。もともと田園都市線や東横線沿線で開業地を探していたのですが、偶然この場所でテナントが空くというお話を聞き、ご縁を感じこちらで開業を決めました。周辺には多くの友人もいますので、地域に根ざした診療を行う上で強みになると考えています。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

皮膚科においては、一通り行うことができると自負しております。中でも近年ではアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、また円形脱毛症など、さまざまな疾患に対して新たな治療法が次々に登場しています。例えばアトピー性皮膚炎に対しては、生物学的製剤やJAK阻害薬などの新薬が登場しており高い治療効果と安全性が確立されています。私はこれらの新しい治療方法に関しても経験が豊富にあります。今後も新しい治療法を臆することなく取り入れ、地域の方々が抱える悩みに応えていけたらと思っております。また以前勤務していた虎の門病院には、手術を得意とする優れた医師が多く在籍しており、全国各地から悪性腫瘍の患者さんが紹介されてきました。こうした皮膚科の外科的な治療にも多く携わってきましたので、当院では全身麻酔による大きな手術は行えませんが、粉瘤や脂肪腫、巻き爪など、比較的小規模な手術については対応可能です。また、例えば軽度のけがで指を切ってしまった場合などにも対応いたしますので、外科的な治療が必要な際には是非ご相談ください。

患者さんにどのように貢献したいですか？

先ほどのお話とも共通する部分がありますが、これまで培った技術を患者さんに提供することが一番の貢献だと考えています。医療は日進月歩ですので、新しい治療法も積極的にご紹介し、皆さんが痒みから解放され快適に眠れるような、また美しい肌で日常を過ごせるような喜びを感じていただけるよう努めてまいります。新薬は薬価が高いことが多いですが、救済措置も存在します。例えば高額医療費制度や健康保険組合による付加給付などが活用できますし、大学では月々の医療費負担を補助する制度を設けているところがあります。またひとり親の方には助成制度があることもご存知でない方もおられます。そのため、こうした支援を案内することも医療従事者として重要な役割だと思っています。治療薬を紹介するだけでなく、こうした制度の利用についてもご提案し、患者さんと一緒に最適な方法を考えていきたいと思います。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当院は診察室が3つ、手術室が1つ、そして広めの処置室も完備しており、このように広い施設を整えている皮膚科クリニックは少ないのではないかと考えています。皮膚科は一般的に待ち時間が長いと感じられることが多いですが、当院ではその点を解消するため、診察室を3つに分けて設置しています。例えば最初の患者さんが診察を終えた後は、看護師が丁寧に対応してくれるので、私は隣の診察室に移動し、次の患者さんの診察を行います。こうしてスタッフ皆で協力し診察をスムーズに進めることで待ち時間を短縮し、より満足度の高い医療を提供できると考えています。さらに機器面も充実しています。アレルギー検査では指先の少しの血液だけで、わずか30分で結果が得られる機器を導入しています。採血が苦手な方や、就学前にお子さんのアレルギーを確認したい方にとって、非常に便利で迅速な検査法となっています。是非ご活用ください。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

経営者だけが笑顔でいても意味がないと思っています。クリニックがうまく運営できるのは、私一人の力ではなく、スタッフ一人一人の力があってこそです。例えば受付のスタッフが「笑顔で親切に対応してくれた」とか、看護師が「優しく声をかけてくれた」「痛いところをさすってくれた」といった小さな気配りが積み重なって、良いクリニックが成り立つのだと思います。だからこそ、スタッフの皆さんと成果を一緒に喜び、分かち合える環境を作りたいと思っています。経営者だけが笑うのではなく、スタッフ皆が笑顔で働けるクリニックを目指していくことで、患者さんにより良い医療を提供できるよう努めてまいります。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

年齢に関係なく、どなたでも気軽にご来院いただけるクリニックを目指しています。例えば「この腫瘍は大きすぎて、全身麻酔が必要」と判断した場合には、適切な病院をご紹介しますし、当院での手術が可能であれば、患者さんにとって負担の少ない方法で治療を提供します。どのような状況でも、患者さんにとって最適な解決策を見出し「ここに受診すれば安心だ」と感じていただけるようなクリニックを作り上げていきたいと思っています。

基本情報