宮下歯科クリニック:歯科 小児歯科 中野坂上駅 中野区中央2-58-20-101

Doctor Interview

宮下歯科クリニック 院長 宮下 昌尚先生にお話を伺いました。

「誰よりも訪問する歯医者さん」
を目指して!
「誰よりも訪問する歯医者さん」
を目指して!

宮下歯科クリニック 院長 宮下 昌尚先生

宮下歯科クリニック
院長 宮下 昌尚先生
医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか?

神奈川歯科大学です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか?

子供の頃は私自身虫歯があったりしまして、歯医者に通う機会が多くありました。当時は(歯医者が)嫌なところだったし、あまり行きたくない所ではあったのですけれど、成長するにつれて虫歯や口の中の悪い所が多かったという事に関心を示すようになっていきました。その中で段々とこの歯科医師という道も有りなのかな…と歯科医に興味が湧くようになり、色々な勉強をしながら進んできたように思います。自分が虫歯で嫌な思いをした経験が、歯科医を志した動機に活かされていると感じています。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか?

そうですね、基本的には歯科の全般的な事に携われればという考えを開業当初持っていました。歯科のどこか専門分野に着目した訳ではなく、一般的な歯科診療をやっていければと思って選んだ所があります。歯周病から普通の虫歯まで、歯科診療全般に行き渡るようにやっていきたいと考えています。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

一つに、駅に近くないという所で開業を、という考えがありました。駅のそばにはたくさんの歯科医院がありますけれども、住宅地にお住いの方が駅まで行かなくても近所に歯科医院があれば便利で良いのでは、と思いまして。あえて駅近を選ばずにやってみようと思っていましたね。この中野坂上という場所を選んだのも、昔の勤務先である歯科医院と実家の途中に中野坂上があり、だんだんと興味を持ち始め「次に開業する時は、この中野坂上界隈にしよう」と考えるようになった事が理由です。地域の医療に根付いて、誰もが相談しやすいいわゆる「町の歯医者さん」というような感覚で中野坂上の方々に受け入れて頂けたら、と思いを馳せるようになりました。開業してから20年以上が経ち、まだまだもっともっと頑張って地域に根付いて頑張っていかなくてはならない事があるかと考えています。まだまだ、やれる事があると思いますね。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

以前は審美歯科という分野を中心にやってきましたが、現在では基本となるような難しい事ではない歯科診療を中心に取り組んでいこうと考えています。一般的によくある歯の病気、例えば歯槽膿漏などの治療について「通いやすい」歯科医院を目指していきたいと…歯科診療について全般的な分野をカバー出来るように、という言い方になるんでしょうかね。僕は、虫歯の治療が得意だからという訳ではないですが、そういった所はしっかりとやっていきたいと考えています。中野坂上も、最近では年配の患者さんも多くなってきました。やはり高齢化社会が進んでいるなというのは、実感して思う所ですね。そういう意味では、年配の方が駅まで行くには少し大変だろうなという思いはありますね。より重点的な介護ケアも一緒にやられている方もこの中野坂上には結構増えているようですので、そういった状況から、現在は歯科医院に直接来ることが出来ない人達に対しての訪問歯科にも力を入れております。この先の10年15年、そういった方々が増えていくのではとは推測されていますので、訪問歯科を通じてしっかりと貢献をしていきたいと思いますね。

患者さんにどのように貢献したいですか?

そうですね、「通いやすい歯科医院」という事に重きを置きたいと考えています。お口の中の心配事であるとか、またはそれらに限定せず色々なお悩みや疑問に思う事があれば、是非おっしゃって頂ければと…まずは「入りやすい歯科医院」「相談しやすい歯医者さん」でありたいと思います。歯ブラシについてやそれ以外の歯の事であれば何でも聞く事が出来る、「お口の中の事だったらあの歯医者さんに行ってみよう」と思ってもらえる歯科医院でありたいですね。今は、インプラントなど高度な医療機械を使っての治療も多くなってきています。そういう治療ももちろん大切ではあるのだけれど、「歯の病気の防ぎ方についてや、お口の事についてこの歯医者さんに色々話を聞いてみたい」と思う方もいると思うのですね。そんな時にすっと入って来られるような雰囲気のある歯科医院でありたいと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

前述しましたように、現在は訪問歯科に力を入れています。他の歯科医院さんでも訪問歯科を始める所が増えてきていますね。「歯医者さん行きたいけれどなかなか身体がうまく動かない」など、そういう方がいらっしゃればこちらからお伺いをしていきたいと考えています。どういう形で訪問を行う事がその方々にとってベストか、その辺りの相談も出来ればと思っています。今後はもっと訪問歯科に取り組む時間は増えていくと思いますので、曜日を決めて定期的に行うなどの形が増えてくるのではと考えています。それから、訪問する場所も結構広範囲となります。訪問歯科の保険適用範囲というのが半径16㎞以内というルールがありまして、現状訪問している所では中野区から新宿区、杉並区、渋谷区、豊島区、練馬区、板橋区という範囲になります。これからもそのエリア内で、可能な限り必要とされる訪問歯科をやっていきたいと考えています。実際は誰にも相談出来ずに自宅で暮らしている介護が必要な方というのは結構いらっしゃって、更に歯の事に関しては現状二の次三の次になってしまっている、という方も多いと思うのですね。ですので、まだまだ訪問歯科というものを知らない方も多いと思われますから、こういう風に歯の治療をする方法もあるんですよ、ともっと広めていきたいと考えています。世の中には、行きたくとも歯医者に行けずに困っている高齢の患者さんはとても多いのでは、と考えています。痛い所があればなんとか歯医者に見てもらおうと思うのでしょうけれども、そういうケースではなく、例えば、口の中があまりよくない状態にあって誤嚥性肺炎で重症化してしまうとか、全身的な疾患が発生するという事もあります。お口の中を綺麗にした方がより健康的な状態になれますので、そういう方々に対して関われる事がまだまだあるのではないかと感じています。潜在的に将来そういう状態となりそうな方というのは、これから増えていくでしょう。どうやって訪問歯科の重要性を世の中に知らしめていくか、そこはとても重要な所であると思っています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

うちの歯科医院はスタッフがいない事には、もうどうにもなりませんから。僕が一人悪戦苦闘しても何も出来ませんので、一つのチームとしてやっています。そこはもう、誰一人として欠かす事が出来ない、スタッフという人財があって初めて成立する仕事だと思っています。「宮下歯科クリニックという一つのチームでありたい」という考えがスタッフに対する想いであって、一つの歯科医院でもあるのだけれども患者さんへの感情移入とか想いというものはスタッフとお互いに共有をし合って、誰一人が欠けてもうまく稼働しないという事においてチーム医療であると実感しています。スタッフ自身の仕事に対する自覚が芽生える、という効果もありますね。やはり自分一人では何も出来ないです。オペレーションという事を考えれば、一人でやるという事は大変厳しいし、またここで待機するスタッフもいればスタッフ総出で患者さんの所へ行く事もある。そういう意味でもチーム一丸となって仕事を行なうという想いを大切に共有し合っているという感じです。それぞれの役割をきちんと行って、チーム的な考え方と言うのでしょうか、一人の患者さんに対してチーム全体でしっかりと向き合うという事においては、色々と語るべき事があると感じています。また、訪問歯科では訪問介護事業所のケアマネージャーさんとか、外部の方との連携という事が非常に重要になってきます。携わってくれている方々と連携をして、やっぱりそれらも合わせたチーム医療であると思いますね。色々な方に教えを頂いて、謙虚にお聞きしながらもっともっと学んでいこうと思っています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか?

やはり、これまでお話した事と重複しますが「相談がしやすい歯科医院」を目指していきたい、という事ですね。ケアマネージャーさんなど、当院に携わってくれている外部の方達を含め「歯や口の中の事なら、この歯医者さんに聞いてみようか」という存在を目指していきたい。そう思ってもらえる歯科医院を運営していきたいですね。まだまだやらないといけない事が多いと感じていますが…歯科医院は、口腔ケアの一環で食事に関わる事も多いですから。高齢化社会において質の高い生活を送る為の第一歩として、お口の中のケアというのは非常に重要ですね。そういう中でも課題の一つとして、ケアマネージャーさんや付随する他の診療科目のクリニックさんとの連携が、なかなか思い通りに行かない場合もあるとも聞きます。問題は、それ以外にもまだまだあると思うんですよね。その点は国が、これからの高齢化社会へどう対策していくべきかという事を考え試行錯誤をしているのでしょうけれど…そうですね、その辺はやっぱり課題でしょうね、国全体としての。どうやってスムースに行う事が出来るか、制度をどんどんもっともっと改善をして、高齢化社会に対応したより取り組みやすい環境が整備されれば、そこの辺りがとても重要であると考えています。今後に関して言えば、歯科医師が出来る事をもっと増やせるような環境整備がなされて欲しいと考えています。現役の歯科医師はこれから高齢化していきますから、その歯科の先生達が現役を退いた後でも訪問歯科などで力を発揮出来る環境が整備されていれば、と思いますね。若い先生にはまた違う目標があるかもしれませんが、高齢化していく社会の中で歯科医師がより力を発揮出来る環境が出来ると素晴らしいと思います。そして、女性の歯科医師やメディカルスタッフも、もっともっと活躍できる場が間違いなくあります。結婚を機に退職をして、そのまま歯科診療の現場に戻って来ないという女性が多いとこれまで感じていました。色々なご事情があるとは思いますが、そういった方々のセカンドキャリアの場を提供出来れば…という想いを持っています。労働環境の改善を含めて、現時点で課題とされている職場の問題にも取り組んでいきたいと考えています。あらためまして、訪問歯科という現場においては歯科医院まで通う事が出来ない高齢の患者さんを、なんとか助けてあげられる力になりたいと実感しました。今まで来院する事が出来ていた患者さんが来られなくなってしまうのは大変残念であるし、それであればこちらから伺うという態勢を持っていないと…やはり、患者さんを受け入れられる態勢をもっと整えなくてはと強く感じています。

基本情報

宮下歯科クリニック

「03-3363-0518」に電話する
医院名宮下歯科クリニック
住所〒164-0011 東京都中野区中央2-58-20-101 地図を表示
電話番号03-3363-0518
診療科目歯科 小児歯科
診療時間
診療時間
午前:10:00~14:00 × ×
午後:16:00~19:30 × ×
休診日月曜 日曜 祝日
最寄り駅東京メトロ丸の内線 中野坂上駅
交通手段中野坂上駅から徒歩12分
駐車場無し
ホームページhttp://www.miyashita-shika.com/


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