久米クリニック 院長 久米 明人先生にお話を伺いました。
名古屋大学出身です。
親が開業医だったため、後継ぎとして子供のころから医師になるつもりでした。
内科、小児科、神経内科を診療科目にしています。私は手先を動かすことが好きなので、外科医になるつもりでしたが、研修医時代に肺結核を患い1年間入院しました。そのとき、体力に自信がなくなり外科から内科に変更しました。当時はMRIなどの医療機器が出てきて、医師として一生懸命スキルを磨いても、技術革新により機械にとって代わられる気がしました。しかし、身体の中で一番複雑な脳だけは機械に代わることができないと考え、神経内科を専攻しようと思いました。
親が開業した医院を引き継ぐためです。
むずむず脚症候群の治療が得意分野です。神経の病気であらゆる年代にみられ、夜になると脚がむずむずしてきて、不眠の原因になります。痛風のような痛みではなくて、脚がむずむずしてじっとしていられない病気で、仕事中も症状があり、生活に支障をきたします。正式にはレストレスレッグス症候群といわれており、治療薬があるので診断して治療する診療モデルが出来上がっています。私はこの病気に関する本を1冊と論文を10本以上、英語の論文も2本書いており、製薬会社の治験も当院の患者さんに協力していただいて行っています。
期待される医療サービスを提供して、患者さんとご家族の幸福な人生の実現に貢献したいです。患者さんには「これでいいですか」と常に確認しながら、患者さんのニーズと期待に応えていきたいです。
むずむず脚症候群の専門診療、新薬の治験、オンライン診療を行っているところが特徴です。更に、地域の認知症専門部会の世話人をしているので、認知症についても積極的に取り組んでいます。
当院は、スタッフが仕事に自信と誇りを持ち、人生の目的を達成できる職場であることをビジョンとしていますので、スタッフが仕事と生活の調和、すなわちライフワークバランスを整えることを全面的に支援しています。学校のPTAや地域の行事、子どもの病気などで仕事を休むことは全く問題ありません。また、子育てが終わり働きたいがブランクが有るため不安だという方には、病院の勤務経験より人生経験の方が大切であると伝え、技術的なことは入ってから練習すればいいと励ましています。
今後も、患者さんとご家族の幸福な人生の実現のために期待される医療サービスを提供して、世の中のニーズに合わせて対応できるクリニックにしていきたいです。これは100年経っても変わらない開業理念として考えたので、同じ心構えでいきますが、実際のサービス内容は患者さんのニーズによって様々に変わります。今後は認知症が増えてきます。治療よりも予防とケアが大事になり、医師や看護師だけでなく薬剤師、介護スタッフ、家族の全員で対応をしなければなりません。認知症をケアするうえで、介護者が医師に相談したい時がありますが、そういった要望にきちんと対応できるよう認知症のQ&Aの本を介護者向けに出していますので、お役立てていただきたいと思います。
医院名 | 久米クリニック | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒467-0054 愛知県名古屋市瑞穂区丸根町1-8 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 052-831-9970 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 神経内科 内科 小児科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
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休診日 | 水曜午後 土曜午後 日曜 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | 地下鉄名城線 瑞穂運動場東駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | 地下鉄名城線 瑞穂運動場東駅3番出口から徒歩8分 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り 第1駐車場 10台・第2駐車場 8台 | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | http://www.kumeclinic.com/ |
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