山口レディスクリニック｜婦人科不妊治療産科内科小児科桜本町駅駈上2-7-1（電話番号：052-823-2121）

Doctor　Interview

山口レディスクリニック院長山口一雄先生にお話を伺いました。

女性のトータルサポートはお任せを
オーダーメイドの不妊治療

山口レディスクリニック院長山口一雄先生

山口レディスクリニック
院長山口一雄先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

順天堂大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

私が生まれた頃、父が産婦人科を開業しました。物心がついた時から父が医師として働く後ろ姿を見ていますので、素直にその環境を受け入れて医師を目指しました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

父が診ていた産婦人科を継承し、加えて私の専門の不妊治療と一般婦人科・内科を診療科目にしています。勤務医の時、最初は産婦人科医として診療していましたが、大きな視点から患者さんを診られるように、医者としての幅を広げたくて内科医としても研鑽を積みました。そして名古屋大学の勤務医をしていた時に、当時はまだ新しい治療方法であった体外受精による不妊治療との出会いがありました。それをきっかけに不妊症の治療も主体的に勉強するようになりました。それまでは産科は出産を主体にする科といった固定概念がありましたが、妊娠するまでの間で悩んでいる方が非常に多いことを知り、不妊症の治療で貢献したいと思い、特に力を入れています。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

父の代からの地盤があったので、建物もそのまま引き継いでいます。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

不妊治療が得意分野です。

患者さんにどのように貢献したいですか？

赤ちゃんを産みたいと思っている方々に、お力添えをすることで貢献したいです。今や年間の出生数が90万人弱になり、将来的には50万人程になる予測もあります。日本の人口も急速に減ってきています。一方で少子高齢化が進み、若者への負担がますます大きくなっていきます。私はそこが日本の一番深刻な問題だと思っています。女性がたくさん子どもを産む時代ではなくなったので、出生率を上げることは現実的には難しいです。私のできることは限られていますが、子どもが欲しいと思っている人はたくさんいるため、そういった方々に対してサポートし、貢献できればいいなと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

一人の患者さんに対して婦人科の分野と内科の分野の治療を、一人のドクターが完結できる事が特徴です。当院は不妊治療の患者さんが半分以上ですが、一般婦人科だけの方や高血圧、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病などの内科疾患の病気を持っておられる方もたくさんいらっしゃいます。内科の中で自分のできる範囲のことは診療して、なるべく当院で完結できるようにしています。思春期から高齢になられるまで女性の一生をサポートできるところが当院の強みです。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

不妊治療はチーム医療ですので私一人では完結できません。スタッフの働きぶりには大変感謝しています。体外受精は、採卵後一週間近く培養しますので、日曜も祝日も関係なく、培養士は出てこないといけないですから、私と同様に大変です。また外来診療の一環として、ホルモン注射を日曜にもおこなっていますから、看護師にも交代で出勤してもらっています。また不妊治療は絶対に結果が得られる保証はなく、先の見えない治療ですから、患者さんはいろいろな悩みや不安を抱えておられます。そういった患者さんの気持ちに寄り添って、話を聞いてくれたり、少しでも精神的にサポートできるように対応してくれ、いつもありがたく思っています。また産婦人科では、電話や窓口での質問や相談も多いですが、そういった対応などもしてくれているおかげで、診療を円滑に進められて大変助かっています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

不妊治療に関しては、当院は特に体外受精のみを取り扱っているわけではなく、一般不妊治療、人工授精、体外受精など患者さんのニーズに応じたオーダーメイドの不妊治療をしています。今後も医学的なアドバイスはしますが、こちらの考えを押し付けることなく、患者さんの希望に寄り添った治療を成熟させていきたいと思っています。そして産婦人科においても分娩以外の診療はしていますので、女性の一生をトータルでサポートできるクリニックを目指して、チームワークを大事にしながら成長していきたいと思っています。

基本情報