こどもクリニックパパ 院長 高橋 昌久先生にお話を伺いました。
香川医科大学です。
子供のころからぼんやりと医師になりたいと考えていました。小学校の卒業文集や高校の入学時の卒業後の進路の作文にも、医師になりたいと記載していました。しかし、現実的に医学部は難しく経済学部に進学しました。結局、入学初日にやっぱり違うと思い、医学部を受け直しました。
一番はこどもが好きだったということです。まず病院にいき誰の顔がみたいかを考え、子供がいると楽しいし、わくわくすると思い小児科を志しました。もし医師にならなければ、今でいう保育士になりたいとも思っていました。保育士の資格も持っていますよ。
出身は瀬戸市で、研修医として瀬戸の陶生病院で働いた後、名大附属病院、中津川市民病院、名大大学院を経て加茂病院(現・豊田厚生病院)に赴任しました。なので、自分の親近感のわくところは、西三河北部か瀬戸かというイメージがありました。開業候補地のリサーチをしたのですが、小児科ですので、候補に上がってくるのはどうしても出生数の多い豊田市ばかりでした。そこで豊田のこの地に開業を決めました。
当院は小児科と心療内科に力を入れています。「学校へ行くとおなかが痛い」「電車に乗るとおなかが痛い」というのは体のサインですが心のサインの場合もあるのです。よくよく聞くと不登校やいじめという状況に置かれている子がすごく多い。学ぶにつれて、臨床心理士の資格を取ったほうがいい、臨床心理士を理解できる小児科の医師になったほうがいいということになり、勉強して資格を取りました。開業するにあたり、専門の臨床心理士がいる心療内科を標榜する医院として開業しました。
地域に根差した小児科として貢献していきたいと思っています。開業して7、8年は中学校へ行ってスクールカウンセラーとしても仕事をしていました。児童相談所などの仕事も担当しています。当院は9~12時までと、18~20時までが診療時間なので間の時間に市役所の会議にも出席しています。より地域から必要とされる医院になれるように努力していきます。
「ビスケッツ・梅坪」という保育園を2016年に設立しました。患者さんが安心できるように小児科の医師、公認心理師、看護師が務める保育園です。熱があるからすぐに保護者を呼ぶのではなく、診察し看護しその病状を専門家が把握した上で入院の手配をするのか、切りのいいところで少し早めに保護者に迎えに来てもらうのか判断し、個別の保育計画に数種類の乳幼児発達検査や視機能検査を取り入れて得意な部分をどんどん伸ばす保育を実践しています。
当院は保育園、医院を含め40名のスタッフがいます。皆それぞれの役割を責任もって行ってくれています。こどもに関わりますので、一般の医院に比べ大変なことも多いですが、患者さんに対して丁寧な対応をしてくれて大変感謝しています。
ICTを活用した医療システムも今後診療に活用していきたいです。じんましんや行動異常などスマホで動画や写真を撮って、見せてもらえると診療にとても役に立ちます。実際、メールなどで送って頂いた動画や写真から診察させていただくことも始めています。
医院名 | こどもクリニックパパ | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒471-0071 愛知県豊田市東梅坪町2-9-2 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 0565-31-8851 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 小児科 アレルギー科 心療内科 胃腸科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
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休診日 | 日曜 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | 愛環梅坪駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | 愛環梅坪駅より徒歩5分 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り |
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