岐南動物病院｜犬猫エキゾチックアニマルその他（ご相談ください）細畑駅八剣北4-106（電話番号：058-247-4082）

Doctor　Interview

岐南動物病院院長大野英樹先生にお話を伺いました。

地域に根ざし家族の一員である
動物に安心を届けます

岐南動物病院院長大野英樹先生

岐南動物病院
院長大野英樹先生

医院の外観です

医院の内観です

獣医になろうと思った動機は何ですか?

私は田舎で育ったこともあり、子どもの頃から犬や猫はもちろん、ヤギや鳥などさまざまな動物と一緒に暮らしていました。そんな環境の中で、病気で亡くなってしまう動物の姿を何度も目にしました。当時は、動物を診てくれる病院もまだ少なく、十分な治療を受けさせてあげられないことも多かったのです。「どうにか元気にしてあげたい」「少しでも助けてあげたい」という思いが次第に強くなり、自然と獣医師を目指すようになりました。

ペットは飼っておられますか? もし飼っておられたら、何を飼っておられますか?

これまで犬や猫をはじめ、さまざまな動物と暮らしてきました。現在は猫を3匹飼っており、賑やかに過ごしています。

この町を選ばれた理由はありますか?

もともと私は岐阜大学付近の出身で、そちらには大先輩の病院がありました。近くで開業するのを避けて少し離れた場所で診療をしたいと考えておりまして、ご縁があってこの地で開業し、地域の皆さんに獣医療を提供できることを大変うれしく思っています。

ペット(動物)に対する思いをお聞かせください。

動物は言葉を話すことができないため、完璧に理解することは難しいですが、何を訴えているのか、どんな痛みや不快感を感じているのかを丁寧に汲み取り、少しでも痛みや苦しみを和らげてあげることを常に心がけています。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

昔は猫や犬も自由に外を歩き回ることが多く、交通事故に遭うことも少なくなかったので、以前は整形外科や外科の治療も多く行っていました。ですが最近は室内で飼われることが増え、外科的な処置が必要になることはずいぶん減ってきました。その中でも、特に近年は猫の診療が多いです。猫の性格や体の特徴に合わせて、なるべく負担が少なく安心して治療を受けてもらえるよう心がけています。

飼い主さんとペットにどのように貢献したいですか?

動物と人とのつながり、いわゆる「ヒューマン・アニマル・ボンド」は、とても大切だと考えています。動物はただ飼うだけではなく、愛情を持って接することで初めて健康で幸せな生活が送れます。中には、多くの動物を飼われる方もいらっしゃいますが、すべての動物に十分な愛情を注ぐのはなかなか難しいこともあります。ですので無理のない範囲で、大切に育てていただくことが、ペットにとっても飼い主さんにとっても一番良い関わり方だと思います。当院では、飼い主さんと動物が健康で幸せに暮らせるよう、サポートしていきたいと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

獣医師として40年以上、多くの犬や猫、鳥、小動物だけでなく、野生動物の診療や保護にも携わってきました。たぬきや鹿の治療を行い、元気になったら山へ返すこともありました。こうした経験は、ただ治療するだけでなく、動物の命や生活に寄り添う診療の力になっています。最近は特定の動物だけを診る獣医師も増えていますが、私はできるだけ多くの動物に対応し、人と動物が安心して暮らせるお手伝いをしたいと考えています。どのようなことでも、困ったときに頼っていただける病院であることが当院の一番の強みです。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

当院のスタッフは、動物が大好きで、家でも犬や猫を飼っている子が多く、動物への愛情をもって働いてくれています。やはり、本当に動物が好きでなければ、長く続けるのは難しいと感じています。現在のスタッフは経験はまだ浅いものの、家庭で動物と触れ合ってきたことで、接し方や気持ちをよく理解しています。最近は動物看護師の学校なども充実していますが、学校で学んだ知識だけでなく、日常的に動物と関わってきた経験が、病院での仕事に活かされています。私たちは、そうしたスタッフに対して、基礎から丁寧に病院での仕事や動物の接し方を指導しています。動物が大好きで、動物のために働きたいという気持ちがあれば、未経験でも大歓迎です。スタッフ一人ひとりが、日々一生懸命に動物や飼い主さんに向き合い、ケアやサポートをしてくれるおかげで、私も安心して診療に集中することができます。スタッフには本当に感謝しています。

今後、どのような動物病院にしていきたいですか?

私はもう70歳に近くなりましたが、体が動く限り、これからもできるだけ長く診療を続けていきたいと思っています。長年この地域で多くの動物たちと関わってきた経験を生かして、これからも地域の動物たちの健康をしっかり守っていきたいです。これからも、飼い主さんとその大切な動物たちに寄り添い、安心して相談できる、地域に根ざした温かい動物病院であり続けたいと考えています。

院長からのメッセージ

以前は犬や猫の診療が中心でしたが、最近は飼われるペットの種類も多様化しています。小鳥やカメ、トカゲ、ハリネズミ、ウサギ、ハムスターなど、さまざまな動物を飼う方が増えてきました。特にマンションやアパートなどの住環境では、犬や猫の鳴き声が気になることもあり、こうした小さくて静かな動物を選ばれる方が多いようです。当院では、こうした幅広い種類の動物にも対応できるよう、ここ10年ほど新しい分野の知識や技術を積極的に学び、診療に生かしています。どんな動物でも、飼い主さんとペットが安心して暮らせるようサポートしていきたいと考えています。

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