石﨑歯科医院｜一般歯科小児歯科ホワイトニング予防歯科歯周病歯科インプラント審美歯科青木駅魚崎北町1-5-18（電話番号：078-411-2407）

Doctor　Interview

石﨑歯科医院院長石﨑晴彦先生にお話を伺いました。

持って生まれたかけがえのない歯を
生涯大切に

石﨑歯科医院院長石﨑晴彦先生

石﨑歯科医院
院長石﨑晴彦先生

医院の外観です

医院のスタッフさんです

出身大学はどちらですか？

北海道医療大学歯学部出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

祖父の代から神戸市の東灘区で歯科医療を行っております。祖父が阪神大震災の少し前から大病を患ったことで、当時歯科大学で研究を中心にしていた父がやむを得ず、診療所を引き継ぐことになりました。その後震災にて診療所や自宅すべてを失いましたが、父は診療所の再開を優先して動いていました。東灘区で一番古くから歯科医療を行っているこの診療所を、途絶えさせることなく引き継ぎたいと思い、歯科医師を目指しました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

正直に言いますと、父の代で患者さんはごく限定的に絞られ、新規の患者さんはほとんど来られておらず、歯科医師を目指したときの気持ちとは少し変化がありました。この場所で歯科医療に従事したとして、果たして将来性があるのか非常に悩みましたが、やはり生まれ育ったこの地で医療に貢献することが自分にとって後悔しない道だと考え、三代目として医院継承することを決めました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

歯科医療には、一般治療や矯正治療、外科的な治療やインプラント治療など様々な分野があります。その中でも得意分野は何かと聞かれたときに、明確にこれが得意と言い切るのはとても回答に悩みます。何故なら歯科医師になった当初から、開業するからにはすべての分野において十分な知識や技術の研鑽を行い、すべての分野を得意分野とし、患者さんに医療提供できるよう進めてきたからです。そういう意味では私自身が診療所で提供している治療のすべてが得意分野と言えます。しかしながら、開業後も常に講習会や学会に参加し勉強していると、まだまだ自分自身が知らない知識や未熟なところが見えてきます。さらに医療機器や技術は目まぐるしく早く発展しており、それについていくことも大変なのが事実です。これからも提供する歯科医療のすべてが得意分野でいられるよう研鑽を積んでいかなければならないと感じております。

患者さんにどのように貢献したいですか？

当院に来られている患者さんはご近所の方が大半を占めておりますが、ご紹介でかなり遠方からも多くの方に来ていただいています。患者さんの困っていることを解決するのはもちろんですが、患者さんの望まれることだけに忠実に治療を行っていくが故に、咬合崩壊という恐ろしい医原病が引き起こされてしまうのも事実であり、それによりどんどん歯が失われていることも非常に多いのが実態です。患者さんとよくお話をし、患者さんが望まれていることと私が提供したい最善の方法とのすり合わせを行い、十分な説明のもとでしっかりと理解していただいた上で治療方針を決めていくことにより、感動してもらうことが貢献だと考えております。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

石﨑歯科医院では通常の虫歯治療や歯周病治療も丁寧に行っております。その上で「噛み合わせ治療」に重きを置き、患者さんの口腔内を診査診断し、治療を行うよう心がけております。噛み合わせ治療がどういうものか簡単に言いますと、上の歯と下の歯の噛み合わせのわずかなズレが全身の大きな歪みにつながると証明されており、その嚙み合わせの問題を改善するための治療です。当医院では歯の治療をする際にわずかな噛み合わせのズレを発見した患者さんは、全身姿勢の写真や顔の写真を撮り、全身の状態を把握した上で治療を進めていくようにしています。歯医者に行っているのに顔の写真や全身の写真を撮られることに抵抗のある患者さんもおられますが、このような概念で治療を進めているところは当院の特色です。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフにはただただ感謝の一言です。十数年前のことにはなりますが、私が勤務医をしていた時は歯科衛生士さんや歯科助手さんに腹が立つことも多く、お互い気まずい関係になることも多くありました。しかし、私が行いたい治療や新たに勉強していた内容を医院に取り入れる際には、自分一人では何も形にすることができず、スタッフの意見やアイディア、またマンパワーのおかげで高度な歯科医療を患者さんに提供できていることに気づきました。多くの場合は新しい取り組みをしたり、新しい機器を導入したり、システムが変化することを苦痛に感じ、負担に思うのではないでしょうか。現在の石﨑歯科医院のスタッフはそのような状況であってもいつも協力してくれて、自らセミナー等に参加して専門的な知識を習得し、自分のためだけではなく患者さんのためにも自己研鑽を積んでくれています。そのような意味でも石﨑歯科医院に勤めてくれているスタッフは家族同様に大切な仲間です。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

今後の石﨑歯科医院の取り組みとしては、さらに地域密着の歯科医療を行いたいと考えております。困ったときにいつでも対応できる歯科医院を作っていきますと言いたいところですが、実際のところ自分一人で高度な歯科医療を提供することはほぼ不可能であり、スタッフあってこその石﨑歯科医院です。私だけのことであれば２４時間体制で緊急用の携帯電話を持ち、いつでも困ったときに対応できるスタンスを作ることは可能です。しかし、スタッフの勤務時間等の労働条件もより負担が少ないものにしていきたいと考えているため、地域の患者さんにとっても、また石﨑歯科医院で働いてくれているスタッフにとっても、双方ともにwin-winであるスタイルを模索していくことが課題となります。

皆さまに向けて

細かな作業を必要とする歯科治療を、ひたすら本気で楽しんで出来ていることが幸せです。歯科医療を仕事として捉えている先生は毎日大変だなと思います。私は歯科医療を行うことが趣味の一つであり、本当に毎日の仕事時間が楽しく、かつ、ずっと集中して治療に取り組めるので幸せです。

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