井上クリニック 院長 井上 隆弥先生にお話を伺いました。
北里大学医学部出身です。
幼い頃より開業医である父の働く後ろ姿を見ていた事と、私が高校進学時、自分の進路を決めようとしていた時に兄が医師国家試験を直前に控えている姿を見て、医者という仕事が非常にすばらしく、自分の一生をかける事が出来る職業だと思い、医学部への道を選びました。
前院長の父は循環器内科を標榜していました。私は麻酔科出身で、阪大病院で20年にわたり痛みの診療をしていました。また15年前から漢方医の専門資格を取り、漢方薬を中心に診療していましたので、漢方治療と痛みの治療の両方を融合させた治療をしたいと思い元々の循環器内科に加え、ペインクリニック内科と漢方アレルギー疾患内科を診療科目としました。
他界した父がこの場所で開業していたのが一番の理由です。父の想いを受け継ぎ、引き続き地域の患者さん方に貢献するため移転は考えていませんでした。
他の治療ではなかなか治らない様々な痛みに関する病気を、漢方薬とペインクリニックを中心とした神経ブロック療法をうまく組み合わせた治療を得意としています。アトピー性皮膚炎や喘息、今段々難しくなってきている慢性アレルギーの病態や、原因がはっきりしない様々な痛みなどもやっています。
特に痛みのある患者さんはお辛いですし、他の病気の方でも出来るだけ患者さんに寄り添えるような治療をしたいと心がけています。患者さんご自身の目・耳・心が感じている事を理解し応える事が出来る治療をする事で貢献したいと思います。
ペインクリニックという痛みを専門にしている医療機関は少なく、またペインクリニックの領域で漢方を専門的にしている医師も非常に少ないのが現状です。漢方薬というのはとっつきにくい部分もありますが、漢方薬をうまく痛みの診療に使う事によって患者さんの身体と心の両面からのサポートをして内側から体調をと整える治療が出来ればと思います。
先代院長の後を継ぎ3年目で慣れてないと言う部分もあり、患者さんを長くお待たせしてしまうことがあります。また漢方を希望される方の中には、今までに様々な医療機関を廻られた末に来院される方もおり、1時間近く診療に費やすこともあります。自分一人の力では時間の調整が難しい部分がありますが、当院のスタッフはどうしたら私がやりやすく診療がスムーズに出来るか良く考えてくれます。患者さんにも声掛けを積極的にしてくれるので非常にありがたいと思っています。
今後も着実に継続して信頼を得られる高いレベルの医療を提供できるようにしていきたいと思います。また、患者さんから「先生に聞いてみたい事がある」とよく言われます。 例えば、「雨が降ると調子が悪いのは何故ですか?」とか、素朴な質問です。漢方というのはそういう患者さんの声が治療のとっかかりになる事も多い分野です。ですから出来るだけ患者さんが気軽に何でも聞いて頂けるような医院にしていきたいと思います。
平成5年 | 北里大学医学部卒業 |
同年 | 大阪大学医学部麻酔科入局 |
平成18年 | 同大学漢方医学寄附講座助教授 |
平成23年 | 同大学麻酔科助教授 |
平成25年 | 井上クリニック院長 |
日本麻酔科学会指導医 | |
日本ペインクリニック学会専門医 | |
日本頭痛学会指導医 | |
日本東洋医学会専門医ほか |
医院名 | 井上クリニック | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒657-0035 兵庫県神戸市灘区友田町3-2-12 ツカサメディカルビル2F 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 078-851-6465 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | ペインクリニック内科 循環器内科 漢方・アレルギー疾患内科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
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休診日 | 木曜 日曜 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | 阪神電車 新在家駅 JR六甲道駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | 新在家駅より徒歩1分 JR六甲道駅より徒歩5分 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り クリニック下にコインパーキング8台(1時間無料券有り) | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | http://www.inoue-pain.com/ |
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