野間こどもクリニック 院長 野間 大路先生にお話を伺いました。
近畿大学出身です。
高校2年生の夏、ネパールで医療活動をされていた岩村昇先生が、父の友人だったこともあり、自宅に泊まられました。その際、私に海外医療協力について熱く語られ、「将来、ぜひ手伝ってほしい」と言われたのが、きっかけです。高校で、医学部を目指していた友人たちが多かったことにも影響を受けました。
私は近畿大学を卒業した後、すぐに神戸大学の小児科の医局に入局し、神戸大学の大学院で研究もさせて頂きました。小児科を選んだ理由は、やはり子どもたちに関わるのが大好きで、特に赤ちゃんの診療に興味があったからです。大学病院ではNICU(新生児集中治療室)での勤務が長かったです。
大学院を終了後、オーストラリア、メルボルンのモナッシュメディカルセンターにて客員研究員として留学していました。豪州での生活でいろいろ影響を受けたため、どうしても子どもたちが走り回れるような芝生の庭がある小児科クリニックを作りたくなり、地元に戻る決心をしました。
私は新生児の診療に長く携わっていたので、生まれてすぐの赤ちゃんやその発達を見るのが得意です。発達が気になる子どもたちの急増に対応するため、10年前に父親の診療所の跡地を利用して、自閉症児のための療育施設を作りました。姫路の小児科クリニックの中でも最も積極的に取り組んでいるほうだと自負しています。
現代の子どもたちは、体は元気でも、心理面で弱っている子が増えています。一方で、お母さんたちも子育てに一生懸命頑張っておられるものの、孤立し不安を抱えているケースも少なくありません。私は、そうしたお母さんたちの不安を取り除き、安心して子育てができるようにお手伝いをしたいと思っています。
感染症については、新型コロナウイルスの流行があって、院内での感染予防対策がより重要になったわけですが、うちでは開院時から待合室を分離し、隔離室も3つ備えています。私の専門は赤ちゃんの発達だったのですが、今では「子どもの心」相談医の資格も取得して、子どもたちの発達や心のケアも積極的に行っています。
開業当時から一緒に働いてくれている看護師や医療事務のスタッフの多いことが自慢です。みんな私と同じように歳はとりましたが、非常に優秀なので、本当に感謝しかありません。お子さんが10代の頃から来ていて、その子が大人になり、お母さんになって赤ちゃんを連れてきてくださるケースもあります。その方たちから「スタッフの皆さん、全然変わってないですね」と言われるのがとても嬉しいです。
おかげさまで、私は開業する前に自分がやりたかった夢はほとんど叶えることができました。これから子どもの数はさらに減っていくと思いますが、その少なく生まれた子どもたちを大切に健やかに育てていくことが重要だと考えています。私もできるだけ長く、近隣の地域の子育てに関わっていきたいと思っています。
医院名 | 野間こどもクリニック | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒671-1143 兵庫県姫路市大津区天満189-2 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 079-230-0015 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 小児科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
予約専用電話番号 050-5830-7620
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休診日 | 木曜 土曜午後 日曜 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | 山陽電鉄 山陽天満駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | 山陽天満駅から車で4分 兵庫県立姫路海稜高等学校前 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り 20台 | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | https://noma-c-c.com/ | ||||||||||||||||||||||||
ブログ | https://noma-c-c.com/new-posts/ |
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