ふなもとクリニック｜内科　循環器内科　呼吸器内科　アレルギー科甲子園駅甲子園浦風町7-13（電話番号：0798-81-1192）

Doctor　Interview

ふなもとクリニック・院長・船本全信先生にふなもとクリニックについてお話を伺いました。

「病気になる」のも「病気でいる」のも辛いことです。
健康と病気について一緒に考えませんか？

ふなもとクリニック院長船本全信先生

ふなもとクリニック
院長船本全信先生

医院の外観です

医院の中です

出身大学はどちらですか?

広島大学医学部です。

ドクターになろうと思った動機は何でしょうか?

姉がリウマチ関連疾患で、小さい頃から入退院を繰り返していたので、姉の病気を治したいという気持ちから医師を目指すようになりました。残念ながら、大学に入学する前に姉は亡くなりましたが、経過を通して強く感じたことは、病気についての説明・検査治療についての必要性を如何に分かりやすく伝えて納得してもらうかが大切であるということでした。患者を「自分の家族」と思い、常に「親身」なドクターになりたいと思いました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

大学病院では、リウマチ膠原病関連の疾患を中心に研修し、関連病院では、喘息や肺がん・慢性閉塞性肺疾患（COPD）と言った呼吸器疾患も診療しておりました。私の専門領域は循環器内科で、主として、狭心症や心筋梗塞のカテーテル治療に従事しておりました。循環器疾患の興味深いところは、診断と治療までのスピードです。例えば、急性心筋梗塞や心不全・不整脈で入院されてきても、速やかに治療を行えばあっという間に元気になります。特に、不整脈の場合、数分で病気が治ってしまい、入院することなく颯爽と自分の足で帰っていかれることも多いです。また、自分自身が花粉症だったこともあり、自ら色々なアレルギー薬を試しました。こういった経緯で、内科・循環器内科・呼吸器内科・アレルギー科を標榜することにしました。

この土地で開業しようと思った理由は何でしょうか?

西宮は、実家のある神戸からも関連病院のある大阪からも近いですし、何より私は阪神ファンでしたので、甲子園の近くに開業したいと考えておりました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

前述の通り、心臓のカテーテル治療（狭心症、心筋梗塞）をバルーンや金属のステントで拡張する治療を専門に行っておりましたが、開業してからは、大きな病気の「早期発見」と大きな病気に「至らない（未病）」を心がけています。つまり、全身の動脈硬化性疾患を引き起こす高血圧や糖尿病・脂質異常症と言った生活習慣病の的確な治療(未病)と、運動負荷心電図等での狭心症の診断や足の動脈硬化や脳梗塞のリスクが高まる頚動脈狭窄を、エコー等での「早期発見」に力を入れております。その他、癌や脳梗塞等で通院できない方のために計画的な訪問診療を行っています。

患者さんにどのように貢献したいですか?

当院の診療科目以外に、分院の「ふじもとクリニック」では、パーキンソン病や認知症などの神経難病を診療しております。また血液内科の非常勤医師もおりますので、色々な疾患に対応できると自負しております。クリニック近隣には、介護部門「ふくろう」（ケアマネージャーやヘルパー・訪問看護師・デイサービス）を併設しており、在宅医療にも力を入れています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

1：新しい創傷治療：当院では擦り傷・切り傷・火傷に対する痛くない治療(湿潤治療)を行っています。従来の「消毒とガーゼ」を一切用いないで、驚くほど「綺麗に早く」治すことができます。
2：糖質制限：生活習慣病や肥満の方には積極的に糖質制限を勧めています。「おかずは何でもたっぷりと食べて、ご飯や小麦を出来るだけ食べない」とても簡単で画期的な食事療法です。糖質制限をしっかりと行い、内服薬をうまく組み合わせれば、２型糖尿病患者のインスリン注射からの離脱も可能です。
3：コウノメソッド：新しい認知症治療マニュアルで、徘徊や怒りっぽい・暴行/暴言が顕著な場合でも「家庭介護が続けられる」ことを主眼として「一般公開(インターネット)」された薬物療法マニュアルです。認知機能を活性化するサプリメント販売しております。

スタッフさんに対しての想いをお願いします

このクリニックの扉をくぐられた患者には、病気が悪化したり入院したりしないように、細心の注意での対応を心がけております。もし、在宅治療になったとしても、当クリニックのスタッフと共に、最後の看取りまで安心して過ごせるようサポートしております。それらを実践できるスタッフに恵まれているということに、私は大変感謝しております。

今後、どういう風にクリニックをしていきたいですか?

今後は団塊の世代の高齢化にともない、この20年〜30年の間は在宅医療がさらに必要になると思います。患者の増加とそれに伴うニーズの多様性に応えられるスタッフの拡充・育成と、私自身のレベルアップに努めたいと考えております。

基本情報