糖尿病内科たかべクリニック｜糖尿病内科姫路駅宮西町4-7-1 宮西ビル2F（電話番号：079-281-1515）

Doctor　Interview

糖尿病内科たかべクリニック院長高部倫敬先生にお話を伺いました。

糖尿病があっても、
普通の人と同じ生活ができるように

糖尿病内科たかべクリニック院長高部倫敬先生

糖尿病内科たかべクリニック
院長高部倫敬先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

兵庫医科大学です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

私はもともと専門職に就きたいと思っていました。専門職の中で最も魅力を感じた職業がドクターでした。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

私が糖尿病を専門に扱うクリニックを立ち上げた理由は、過去の僻地勤務の体験にあります。僻地では幅広い疾患を経験しましたが、疾患には発熱、腹痛といった「急性疾患」と、糖尿病、高血圧といった「慢性疾患」があります。「慢性疾患」の中で、薬が主軸となる病気は比較的治療が容易です。一方、糖尿病は薬だけでは改善が乏しいので、患者さんが自ら食事運動療法に取り組む必要があります。しかし長期間、食事運動療法に取り組むことは大変なことです。医師やスタッフはそんな患者さんへ良いタイミングで支援をしていく必要があります。「一人一人に寄り添った糖尿病診療」はとても困難ですがやりがいを感じました。そこで、僻地勤務後に神戸大学医学部附属病院での研鑽を積み、姫路循環器病センターでの実践を経て、糖尿病診療を専門に扱うクリニックを開業しました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

生まれ育った姫路が好きだからです！漠然と「自分が得意なこと」「他人と違うこと」で「姫路のためになること」をしたいと思いました。その時、ある上司が「姫路は糖尿病の血糖コントロールが悪い地域」と言っているのを聴き、何とかしたいと思い開業に至りました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

得意な分野は糖尿病です（笑）。積極的に取り組んでいる治療は1型糖尿病へのSAP（Sensor Augmented Pump）療法ですね。血糖に応じて、ある程度自動的にインスリン調節がされる便利な機器なのですが、取り扱っている医療機関が少ないのが現状です。またGLP1療法はつらい食事療法を緩和してくれる画期的な治療だと思い積極的に取り組んでおります。当院では毎月100名以上の方がGLP1療法を受けておられます。検査では血液がいらない血糖測定器であるFreeStyleリブレを採用し毎月50名以上方が利用されております。

患者さんにどのように貢献したいですか？

糖尿病専門クリニックを作ることで、糖尿病患者さんにとっては他院よりも「高度な医療」かつ「便利さ」を提供できることが最大の貢献と考えています。まず「高度な医療」についてですが、当院はCGM(24時間連続血糖測定)という高度な検査が保険適応になる数少ない医療機関であるだけでなく、インスリンポンプ療法を含むあらゆる糖尿病診療に対応しています。また日常診療では「当日のHbA1c」でリアルタイムな頑張りを評価し、患者さんのやる気を促しています。次に「便利さ」についてですが、普通の医療機関では、定期通院の糖尿病患者さんより「急患優先」となり、待ち時間が予想できないことがあります。「いつも30分で帰れるのに、今日は2時間かかった」では通院負担が大きく治療中断につながってしまいます。当院は「当日検査」「予約制」で、「高度な医療」「便利さ」の両立を目指し、院内滞在時間は45±11分です。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当院では常に3～4名の管理栄養士が常駐し、受付、会計も担当しています。また3名の看護師が常駐し時間をかけて、1人1人のお話を聞かせて頂きます。糖尿病療養指導士も2名常駐するなど、有資格者をふんだんに配置していますので、受付、採血、会計時のちょっとした会話などが治療のヒントになればと思います。また検査機器も糖尿病用のものを豊富に置いております。すべての人材、時間、機器は糖尿病患者さんのメリットを考えて配置しております。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

2019年の日本糖尿病学会総会は仙台でありました。遠方にもかかわらず、6名のスタッフが参加してくれ、本当にやる気のあるスタッフが集まってくれたと思います。良いスタッフに囲まれ、現在はとても良い環境で患者さんをお迎えできていると思います。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

当院のミッションは「糖尿病をお持ちの患者さんが健康で楽しく生活できるための支援をすること」です。そのためには、「質の高い医療」を提供するだけではなく、「気持ちよく通院」して頂けるようなクリニックを目指していきたいです。

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