おかだ消化器・内科クリニック：消化器内科 内科 逆瀬川駅 宝塚市逆瀬川1-2-1 アピア1 4F

おかだ消化器・内科クリニック 院長 岡田 俊彦先生にお話を伺いました。

苦痛の少ない内視鏡検査
炎症性腸疾患の治療も行っています

苦痛の少ない内視鏡検査
炎症性腸疾患の治療も行っています

おかだ消化器・内科クリニック 院長 岡田 俊彦先生

おかだ消化器・内科クリニック
院長 岡田 俊彦先生

医院の内観です

医院の内視鏡室です

出身大学はどちらですか？

旧大阪医科大学、現在の大阪医科薬科大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

私の父も祖父も医師で、祖父の診療所は住居併設でしたので、幼い頃から医療が身近にありました。また父は私と同じ大学の大先輩でもあります。父は母校の麻酔科出身で、幼い頃に大学の医局に連れて行ってもらったこともあります。父からは直接「医者になれ」と言われたことは一度もありません。しかし、幼い頃からそういった父の働く背中を見ていたので、私も自然と医師を志すようになっていました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

開業医の父の後を継ぎたいという気持ちがありましたので、開業医になるにはどの科目が一番良いのかと父に相談したところ「これから開業するなら、他院と差をつけるために何か手に武器を持っていなければならない」と言われました。そのアドバイスを受けて「一人でもできる手技を身につけよう」と私なりに答えを導き出した結果、消化器内科にたどり着きました。消化器内科で内視鏡の手技を身につければ、一人で診断から治療までできます。開業医を目指している私にはとても合っている科目だと思いましたし、母校の消化器内科の医局には部活の先輩も多くその影響もありました。また消化器内科は考え方がシンプルな科目なので、血液検査や心電図などのデータから机上で病気を探るのではなく、画像検査で実際に形態を目で見て、「ここがおかしい」「ここにがんがある」といった異常を見つけることができます。そういったわかりやすい部分も非常に興味深く、惹かれた理由です。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

父は大阪市内で開業していましたので、そちらを継ぐつもりでいましたが、父が大病を患って後遺症が残り、医院を続けられなくなってしまいました。私がそのタイミングでどうしても継ぐことができず、結局父の病院は事実上の閉院になってしまいました。そういった事情があり、勤務医をしながら開業場所を一から探していたところ、当院の隣の逆瀬川かとう整形外科の加藤院長から「隣が空く予定だけど、どう？」とお話をいただきました。加藤先生は私の大学の同級生で、私のことを気にかけて声をかけて下さいました。私の実家は宝塚市にありますので逆瀬川はまさに地元です。地元に戻って来られるのであればこれ以上のことはないと思い、トントン拍子で話が進み、ありがたいことにこちらで開業させていただくことになりました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

消化器内科の中でも大腸を専門にしてまいりました。その中でも二本柱があり、一つは大腸がんを含めた大腸の腫瘍で、もう一つは大腸の炎症です。大腸の腫瘍に関しては内視鏡の高度な技術を要するESDといわれる内視鏡的粘膜下層剥離術の手術を数多く経験しました。また大腸の炎症に関しては大学の専門外来で潰瘍性大腸炎、クローン病といった炎症性腸疾患の診断と治療を長年行ってきました。すなわち大腸の腫瘍と炎症の二つの柱を得意分野としております。

患者さんにどのように貢献したいですか？

特に内視鏡検査と炎症性腸疾患の診療で貢献していきたいです。開院前は、もっと一般内科の診療を求められるかと思っていたのですが、開院してから内視鏡検査のニーズが思った以上に高いことを実感しています。おそらく普段から気になってはいるけど、なかなか検査を受けられていない方が潜在的に多くおられるのではないかと思います。そのためそういった方々が、気軽に内視鏡検査を受けられる受け皿に当院がなれるように尽力していきたいと考えています。また私が専門とする炎症性腸疾患の診療を積極的に行っていきたいと思っています。これらの病気の診断・治療には専門的な知識が必要で、消化器内科医でも専門的に診られる先生ばかりではありません。免疫の問題が絡み治療が難しい疾患ですので、大きい病院に通われている方が多いと思います。地域の患者さんの負担を減らせるように、そういった疾患をお持ちの方々の診療を、私の専門知識を活かして当院で行っていきたいです。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

利便性が良いところが特徴です。まず当院は駅直結ですのでアクセスは抜群です。隣には整形外科や皮膚科もありますので、他科の受診のついでに通っていただくこともできます。また私の専門である内視鏡検査や、炎症性腸疾患のような特殊な疾患も診ることができます。内視鏡は苦痛を伴う検査ですが、楽に受けていただけるように、経鼻内視鏡を導入したり、鎮静剤と鎮痛剤を両方しっかりと使用し、患者さんの負担をなるべく取り除くよう工夫しています。検査は土曜日の午後も行っていますので、平日に働いておられる方も受けていただけます。また当院の診療は夜7時までですので、仕事帰りに寄っていただくことも可能です。特に炎症性腸疾患は若い方に多い疾患ですので、働き盛りの方でも仕事帰りに寄っていただければ診察とお薬の対応をさせていただきます。そういった利便性を活かして、当院を便利に使っていただければと思います。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフには恵まれていると思っています。人間関係も良く、お互い助け合い、私が何も指示しなくても自発的に動いてくれますので、本当に助かっています。スタッフとの面談では「凄く楽しく気持ちよく働かせてもらっています。」と皆さん仰ってくれていますので、このまま末永く当院で働いてもらいたいなと思っています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

肩肘張らずに気軽に来られるクリニックにしていきたいです。もちろん専門性を活かすことは大事だと思いますので、内視鏡検査と炎症性腸疾患に関してはこれからも当院の二本柱として力を入れていきたいと考えています。しかし専門に特化し過ぎるのではなく、地域のクリニックとしてどんなことでも気軽に受診していただければと思います。生活習慣病や健康相談、ワクチン摂取なども受け付けています。私ができる範囲はしっかり診させていただいて、どうしても専門的な治療が必要な方には、適切な専門施設へご紹介させていただくことも可能です。何でも気軽にご相談ください。

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