阪神そけいヘルニア日帰り手術Giクリニック｜一般外科消化器外科西宮北口駅平木町2-18 松本第3ビル2F（電話番号：0798-61-7700）

Doctor　Interview

阪神そけいヘルニア日帰り手術Giクリニック院長久保田暢人先生にお話を伺いました。

豊富な実績と高度な技術力
鼠径ヘルニア日帰り手術クリニック

阪神そけいヘルニア日帰り手術Giクリニック院長久保田暢人先生

阪神そけいヘルニア日帰り手術Giクリニック
院長久保田暢人先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

岡山大学医学部医学科です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

人の役に立てる仕事をしたいと思ったからです。両親が医療従事者であったのも影響しているのかもしれません。実は大学に入るまで、４年間の浪人生活をしておりました。何度も諦めかけていましたが、「諦めない心」を胸に秘め、ようやく医学部に入学できたという経歴です。小学校から剣道をしておりまして、今も月に数回練習に励んでいます。現在、教士７段の称号を頂いておりますが、「諦めない心」の礎は、この剣道だったかもしれませんね。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

これまで消化器外科医として、消化器がんなどの悪性疾患を始め、鼠径ヘルニアや胆石症などの良性疾患、虫垂炎や腹膜炎などの救急疾患に対して、手術を中心とした診療を行ってきました。その中でも鼠径ヘルニアは、消化器外科領域で手術数が最も多い疾患であり、勤務していた病院でも数多く執刀する機会に恵まれたこともあり、興味を持っていた疾患です。この度、岡山大学消化器外科同門の池田義博理事長が、私の出身地である関西に、Ｇｉ外科クリニックの分院を展開するにあたり、微力ながら合流して貢献したいと思いました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

私は大阪で育ち、神戸にも７年半勤務していました。今回、西宮に開院することで、西宮を始め、阪神地域の患者さまに貢献したいと思っております。ですので、分院の名称も「阪神院」とさせて頂きました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

専門は外科、消化器外科です。現在は、成人の鼠径ヘルニア（脱腸）治療に特化して診療を行っています。当院では、日帰りでの腹腔鏡手術（ＳＩＬＳ－ＴＥＰ法）を主に行っています。鼠径ヘルニアは、鼠径部（脚の付け根付近）の腹壁の隙間（穴）が広がって、腸管を始めとする臓器が脱出することにより、鼠径部に膨らみや痛み、違和感などが起こります。良性の疾患ですが、放置しておくとヘルニアの原因となる穴に腸管がはまって「陥頓（かんとん）」を起こすことがあります。その場合、血流障害を起こした結果、腸管が壊死・穿孔を起こして、腹膜炎を発症し重症化します。救命のための緊急手術が必要となり、数週間の入院が必要となります。鼠径ヘルニアは、手術でしか治すことができません。痛みが出てから手術を検討される方もいらっしゃいますが、出てはいけないものが出ている段階で異常事態であり、手術の対象となります。

患者さんにどのように貢献したいですか？

患者さまには、「一期一会」の気持ちで接しています。スタッフも皆、患者さまに寄り添った姿勢で、分かりやすい表現を用いることを心がけています。安全・安心で確実な鼠径ヘルニア治療を提供していきたいと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当院は、成人鼠径ヘルニアの治療に特化した、日帰り手術クリニックです。通常、腹腔鏡による鼠径ヘルニア手術は、３カ所の小さな創で行われますが、当院はおへそ１カ所の小さな創で行う術式（ＳＩＬＳ－ＴＥＰ法）を第一選択としています。腹腔鏡手術は、低侵襲で痛みが少なく、日常生活やお仕事への早期復帰が期待できます。また、入院が不要な「日帰り手術」ですので、患者さまやご家族さまの時間的・経済的負担が少ないというメリットがあります。２０２４年３月現在で、Ｇｉ外科クリニック３院（岡山院、京都院、阪神院）合わせて、延べ６，０００件以上の治療実績があります。阪神院は、２０２２年６月に開院し、９００件以上の手術を行いました。当院の壁面に、延べ症例数を掲示しております。お越しいただいた際は、ぜひチェックをしてください。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

当院のスタッフは皆、明るく優しく、そして患者さまへの思いが強く、献身的なスタッフばかりです。アットホームな雰囲気で、「おもてなし」の心を持って患者さまに接してくれています。患者さまからも、「スタッフがとても親切で、安心して手術を乗り越えられました」というお声をたくさん頂いております。これが私の何よりの自慢であり、当院の誇りです。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

男性の３人に1人がかかると言われる身近な病気である鼠径ヘルニア。放置しておくと重症化することがあります。早期発見できれば「日帰り手術」で治すことができます。でも、なかなか治療に一歩踏み出せない方がたくさんいらっしゃるのが、現状です。私は、この鼠径ヘルニアの治療に加えて、鼠径ヘルニア自体の啓蒙活動を広く行っていきたいと考えています。そして、何よりもこの地、西宮で、阪神地域で、患者さまの健康に貢献していきたいと考えております。少しでも気になった方は、一度当院にお越しください。私の自慢のスタッフがお出迎えいたします。

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