なかすじR内科・内視鏡クリニック:内科 消化器内科 肝臓内科 中山寺駅 宝塚市中筋5-9-28-2F

Doctor Interview

なかすじR内科・内視鏡クリニック 院長 李 兆亮先生にお話を伺いました。

がん予防から健康増進まで
あなたの暮らしを支えるクリニック
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なかすじR内科・内視鏡クリニック 院長 李 兆亮先生

なかすじR内科・内視鏡クリニック
院長 李 兆亮先生
医院の内観です

医院の診療風景です

出身大学はどちらですか?

兵庫医科大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか?

幼少の頃より喘息を患い、体が弱かったため、病院に通うことも多くありました。そうした経験を通じて、医師を志すようになったのが最初のきっかけです。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか?

卒業後1年間、救命救急科に所属していました。当時の救命救急では外科的な処置が中心でしたが、特に消化管出血などの対応には限界がありました。しかしそのような場面で、消化器内科の内視鏡医が内視鏡技術を用いて瞬時に出血を止める姿を目の当たりにし、その技術の素晴らしさに感銘を受けました。そこで内視鏡技術を身につけることを目指し、サブスペシャリティとして消化器内科を選択することを決意しました。そして内視鏡の研鑽を積むために消化器内科へ移籍し、そこで出会った恩師のもとで指導を受けることができました。最初はいずれ救命救急に戻るつもりでしたが、私が所属している間、内視鏡技術は著しく進化し、その変化に追いつくために日々研鑽を重ねていくうちに、消化器内科の魅力に引き込まれていったのだと思います。気がつけば15年以上この道を歩み続け、消化器内科が自分の専門となっていました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

2010年当時、宝塚市やその周辺には内視鏡センターがなく、その立ち上げに携わるため、恩師や数名の同志と共に宝塚市立病院へ移籍しました。そこから14年にわたり診療を続け、地域の患者さんや医療機関との連携を深めてきたこともあり、宝塚は私にとって非常に馴染み深い土地となりました。開業を考えた際、長年親しんできたこの地域で、これまでの経験を活かしながら地域医療に貢献したいという思いが強く、宝塚での開業を決意しました。開業後も、「以前先生に診てもらいました」と訪ねてくださる患者さんが多くいらっしゃいます。重い病気になり市立病院を紹介された際に「先生に診てもらっていたから」と頼って来られたり、ご家族を診ていたご縁で「先生の名前を見つけて来ました」とおっしゃる方もいらっしゃいます。そうした患者さんとのつながりを感じるたびに、この地で長く診療を続けてきてよかったと実感しています。私は2023年5月に市立病院を退職し、一年間は宝塚を離れ、大阪や川西などで勤務していました。多くの先生方は、ご自身の患者さんを引き継いで開業されることが一般的ですが、私の場合はまったくのゼロからのスタートでした。しかし、それでも以前の患者さんが訪ねてきてくださることに、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。この地で開業して本当によかったと思っています。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

専門の内視鏡全般です。胃や大腸の内視鏡検査は数多く経験してきましたし、さらに特徴的な分野として、胆のうや膵臓の超音波内視鏡にも力を入れてきました。2010年、私が宝塚に来た年に保険適用となり、当初から積極的に取り組んできました。また小腸内視鏡にも精通しており、こちらは宝塚に来る前から携わってきました。消化器内視鏡に関しては、一般的なものから珍しいものまで幅広く対応できることが強みです。病気は複数の臓器にまたがることも多いため、「胃が専門」「大腸が専門」というだけでは十分ではないと考えています。そういった点で、胃・大腸・小腸、そして胆膵領域まで含めた消化器全般に精通しているため、幅広い診療が可能です。ただし当院はクリニックのため、実施できる内視鏡検査は胃と大腸に限られます。しかし胆膵・小腸の内視鏡が必要な患者さんに対しては、最適な医療機関をご紹介することができます。また内視鏡だけでなく、手術が必要な時のアドバイスも可能です。特に胆のうや膵臓の手術は術者の技量によって予後が大きく左右されるため、信頼できる医療機関を選ぶことが非常に重要です。そうした専門的な知識とネットワークを活かし、適切なアドバイスができることも私の強みの一つです。その他で当院が特に力を入れたい分野の一つが、炎症性腸疾患です。潰瘍性大腸炎やクローン病などの疾患に対しては、長年診療を続けてきました。私の出身大学である兵庫医科大学は、この分野の治療において国内有数の医療機関であり、当院も連携を強固にしていますので、必要に応じてご紹介することも可能です。当院では、こうした専門知識を活かしながら、内視鏡検査をはじめとする消化器疾患の診療に力を入れています。患者さん一人ひとりにとって最適な治療が提供できるよう努めてまいります。

患者さんにどのように貢献したいですか?

市立病院での診療では、どうしても「治療」が中心になりがちでした。しかし私は病気の「治療」に至る、その前段階が何よりも重要だと考え、開業を決意しました。特に予防や早期発見に重点を置くことで重症化を防ぎ、病院での高度な治療が必要になるケースを減らしたいと考えています。当院では、初期の段階で適切なアドバイスや検査を提供することで、地域の皆さんがより健康な生活を送れるようお手伝いしたいと思っています。また、年齢によって健康維持のポイントは異なります。75~80代の方であれば、今の健康を維持し、生活の質を保つことが重要です。一方でそれより若い世代の方には、積極的に検査を受けていただき、病気の予防や早期発見に努めることが大切です。それぞれに適切な医療を提供することで、より健康的な生活になるようにサポートしていきたいと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当院の大きな強みは、豊富な内視鏡経験に基づいた専門的な内視鏡診療が可能な点です。長年、胃や大腸だけでなく、胆のうや膵臓、小腸の内視鏡にも携わってきた経験があり、幅広い視点で患者さんの診断・治療を行うことができます。しかし、当院は内視鏡だけにとどまらず、内科専門医、肝臓専門医の知識を生かした患者さんの健康全体をサポートできる「かかりつけ機能を持った内視鏡クリニック」を目指しています。幅広く対応していますので、どのようなことでも気軽にご相談ください。また、医療連携の強さも当院の大きな特長です。これまで培った経験やネットワークを活かし、患者さんにとって最適な医療機関を案内できるのは当院の強みです。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

当院では、スタッフが「このクリニックで働けてよかった」と思えるような環境を作ることを大切にしています。日々の業務だけでなく、働く中でやりがいや充実感を感じられる職場にしたいと思っています。スタッフの雰囲気が良いことは患者さんの安心につながると思いますので、これからもスタッフの意見を大切にしながら、より良い職場環境を作っていきたいと考えています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか?

「ここで診てもらえば、胃や大腸のがんで命を落とすことはない」と患者さんに信頼していただけるような診療を提供することが、私の第一の目標です。その確かな医療を提供しながら、患者さんの日々の健康増進にも寄り添い、トータルでサポートできるクリニックにしていきたいと考えています。また、私は「もし自分が患者さんやそのご家族として受診するなら」という視点を大切にしています。患者さん一人ひとりに情熱を持って向き合い、身近で頼れる医師であり続けたいと思っています。自分の家族を診るつもりで、最良の治療を提供し、患者さんに安心していただけるよう努めていきます。

基本情報

なかすじR内科・内視鏡クリニック

「0797-82-1287」に電話する
医院名なかすじR内科・内視鏡クリニック
住所〒665ー0874 兵庫県宝塚市中筋5-9-28-2F 地図を表示
電話番号0797-82-1287
診療科目内科 消化器内科 肝臓内科
診療時間
診療時間
午前: 9:30~12:00 × ×
午後:13:30~18:30 ◯* ◯* ◯* × ◯* ×
◯*13:30~16:00は検査・予約診療
△土曜午後は13:30~16:00検査・予約診療のみ

休診日木曜 土曜午後 日曜 祝日
最寄り駅JR宝塚線・福知山線 中山寺駅 阪急宝塚本線 中山観音駅
交通手段JR中山寺駅から徒歩1分 阪急中山観音駅 南出口から徒歩9分
駐車場有り 10台
ホームページhttps://www.nakasuji-r-clinic.com/
ブログ https://www.nakasuji-r-clinic.com/blog/


この病院の診療科目と最寄駅
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