岡田クリニック｜人工透析天王寺駅堀越町16-10 大信ビル8F（電話番号：06-6773-5568）

Doctor　Interview

岡田クリニック理事長岡田千佳子先生にお話を伺いました。

どこよりも
患者ファーストが自慢です

岡田クリニック理事長岡田千佳子先生

岡田クリニック
理事長岡田千佳子先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

大阪医科大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

私は大学卒業後、医師とは違う仕事をしていましたが、医師である夫や夫の仲間を見ていて本当に良い仕事だなと思い医師になりたいと目指すようになりました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

私は38歳で医師になりました。その頃には子供が2人いて家庭との両立を一番に考えた上で皮膚科を選びました。後に泌尿器科医であった夫が天王寺駅前で透析施設を開業すると決めた時に私も手伝いたい、何か力になりたいと思い泌尿器科に転科して透析医療を学び現在に至っております。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか？

一昔前、透析患者さんは命の危険にさらされていると思われていました。そんな状態でもお仕事を続け、お子さんを育てられていたり、ハンディを感じさせない方がとても多くいらっしゃいました。そんな方々に、週3回の透析は確かに不便だけど、少しでも不自由でない生活を送って欲しいと思い、開業先として駅前という利便性を重視しました。また、天王寺はターミナル駅ですし、私と夫が藤井寺と松原で生まれ育ったこともあって、街に出る時には必ず天王寺を通っていて馴染みがあったので、この地で夫と透析施設を開業することを決めました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

やはり「透析をより安全で確実に、治療効果を上げる」というところです。どれだけ患者さんに良い透析ができるかという治療面。そして、透析は生活の中に組み入れられるものなので、来院された時に安心できるようなクリニックを目指しています。ここに来ることがストレスにならないように、さらにはここで顔見知りの看護師や技士、事務スタッフなどに会うことでホッとでき、それが患者さんの人生の喜びであるような、そんなクリニックにしたいと思っています。これはスタッフにも常々言っています。

患者さんにどのように貢献したいですか？

患者さんの生活の中に入り込んで、当クリニックが携わることで患者さんの人生が少しでも豊かになるように貢献していきたいと考えています。透析は痛みや時間も取られ本当に不便なのです。しかし、透析をすることによって何か得るものがあればいいなと思っています。既にお亡くなりになられた方ですが、20代から透析に入られて70歳ぐらいまで続けられた患者さんがいらっしゃいました。その患者さんが「透析があったから私の人生はこんなに満ち足りていた。透析があったからいろんな人に出会えたし、いろんな経験ができた。」とおっしゃいました。他のクリニックさんと比べて透析治療自体に大きな差はないと思いますが、当クリニックだからこそのプラスアルファをいかに感じてもらえるか、そこの部分を大切にしています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当院のモットーは「患者さんファースト」で、患者さんにとって一番良い治療ができるように考えています。通常の透析クリニックでありながらも、いくつかの特長があるかなと思います。まずは、透析の時間です。当院の効率だけを考えれば一斉にスタートして一斉に終わるというのが管理はしやすいのですが、午前中で終えたいとか逆に遅い時間の方が来院しやすいなど患者さんそれぞれにご都合があるので、出来る限りご希望の時間に応じられるように朝7時30分から曜日によっては夜23時まで診療しています。次に、院内でお弁当を作っている点です。当ビルの7階に透析室、8階に受付、9階にスタッフの休憩室と厨房があります。その厨房で管理栄養士監修のもと患者さんへのお弁当を作っており、患者さんからの評判も良くてとても喜んでいただけています。透析患者さんにとって、食事をどのように取るかということは治療の一環なのです。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフには事あるごとに伝えていますが、スタッフは自分の家族だと思って接しています。当クリニックのスタッフの向こうにはその家族がいるので、スタッフたちがより良い生活を送れますようにと常々願っています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

透析治療をしなくて良くなる医療になることが一番ですが、それはすぐには難しいことだと思います。まずは患者さんが通いたいと思ってくださるクリニックで在り続けたいと考えています。患者さんご自身と近い関係で透析が必要になった方に「安心できる」や「信頼できる」という理由で当クリニックをご紹介してくださる患者さんがいらっしゃるのは本当に有り難いです。これからも患者さんのために地道に努力を続けていきたいです。

皆さまに向けて

透析クリニックでは「送迎」を行っているところが多くありますが、当院は全面的に送迎を行っているわけではありません。それは、透析をすることで行動範囲が狭くなりがちですが、ご自宅からバスや電車を使ってご自身の足で通うことが運動療法の1つになると考えているからです。もちろん患者さんの状態によって送迎対応をさせていただいておりますが、私たちが患者さんに「そろそろご自身の足で歩いてみませんか」と問いかけることも大切だと思っています。透析が生活の一部になり、より良い生活を送ってもらえるように、これからも患者さんファーストで貢献していきます。

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