ライフケア総合歯科･なかもず小児矯正歯科｜一般歯科予防歯科小児歯科矯正歯科口腔外科ホワイトニングなかもず駅長曽根町3079-20（電話番号：072-240-8020）

Doctor　Interview

ライフケア総合歯科･なかもず小児矯正歯科院長井阪憲哉先生にお話を伺いました。

健康人生を当たり前に

ライフケア総合歯科･なかもず小児矯正歯科院長井阪憲哉先生

ライフケア総合歯科･なかもず小児矯正歯科
院長井阪憲哉先生

医院の内観です

医院のスタッフさんです

出身大学はどちらですか？

大阪歯科大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

歯科医師をしていた父親の影響が大きいですね。小さい頃からよく父親のクリニックに行っていて、そこで患者さまから「ありがとう」と言われながら仕事をしている姿を見て、憧れと関心を持つようになりました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

私は兵庫県出身なんですが、堺市北区にある松井歯科で勤務医として１０年間勤めていましたので、歯科医師として慣れ親しんだこの中百舌鳥の地で開業することを決めました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

ＭＩ治療と矯正治療です。１つ目のＭＩ治療については、マイクロスコープを使い拡大視野で見ることによって、通常より何倍も小さな器具で治療しますので、健康な歯をできるだけ削らないような処置や、術野をできるだけ小さくしたダメージの少ない外科処置ができています。インプラント治療のトラブルケースや、他院で失敗した症例のリカバリーケースまで、幅広く受けていただくことが可能になっています。２つ目の矯正治療については、筋機能矯正から装置を使った拡大矯正、成人のインビザライン矯正まで、小さいお子さまから成人まで幅広い方々に受けていただくことが可能になっています。

患者さんにどのように貢献したいですか？

先ほどの得意な分野で矯正治療について話しましたが、その中でも小児矯正は特に力を入れていきたい分野です。その理由は、現代のお子さまの８～９割が歯列不正で、上顎の骨が小さくなり、鼻腔の容積が小さくなり、口呼吸になっていることでいろんな悪い影響が出ていると言われているからです。例えばアレルギー体質のお子さまが増えていて、鼻詰まりやアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎など年がら年中耳鼻科に通っているという話を聞きますよね。口はあくまでも胃や腸のように消化器官であり呼吸器ではありませんので、鼻でご飯を食べて栄養が摂れるかと言えばもちろんそんなことはないのと同じで、消化器官である口で呼吸すると脳に十分な酸素が回りません。子どもたちの成長真っただ中の脳が酸欠状態になっているんです。ＡＤＨＤの子どもが増えていたり、睡眠の質が下がって朝から眠たそうにしていたり、昔と比べて運動能力が下がっていたりすることも、上顎が小さくなって鼻で呼吸ができず口呼吸になっていることが原因だと考えられています。その根本的な原因を解決するために歯並びを整えるとともに、鼻腔容積を整えることで鼻呼吸ができるようになったり、姿勢が良くなって気道が通って睡眠の質が上がったり、ただ歯並びを整えるだけでなく子どもの成長発育を意識しながら矯正治療をしています。これは歯医者にしかできないことだと強い使命感を持っています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

いろんな分野のエキスパートがスタッフとして在籍しているところです。保育士、子ども指導エキスパート、管理栄養士、健康管理士、糖尿病療育指導士、ケアマネージャー、歯科感染管理士、トリートメントコーディネーターなどの有資格者が揃っていますので、小さいお子さまからご高齢の方までライフスタイルやライフステージに寄り添った治療を提供できる体制が整っています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

当院は「人の価値を創造する」という理念を掲げています。ＡＩ・ロボットが導入されてすでに無人の受付がある時代において、あえて人が受付に立っている意味、あえて人がその仕事をしている意味を考えながら仕事をしてほしいとスタッフたちには伝えていますね。ロボットのように機械的な仕事をするのではなく、匂いや音のような五感の部分を大切にできれば、医療と教育は「人」が残る分野だと信じています。また、いっしょに働くスタッフたちには幸せになってほしいと思っていますので、そのための環境作りを意識しています。例えばお昼ご飯は管理栄養士が作るようにしていたり、診療時間は１７時半までにしていたり、ライフスタイルやライフステージに寄り添った治療を患者さまへ提供するとともに、この先も働きやすい環境をスタッフへ提供することも心掛けています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

歯科医院の枠を超えた「健康医院」という概念を作っていきたいです。病院は病名がつかないと通えませんが、歯科医院はそうではないので健康なうちから患者さまの生活習慣を診ることができます。院内に体成分インボディを設置していますので、全身の状態を診ていく中で生活習慣病を把握して、未病の段階で専門機関と連携できる体制を整えていきます。「ライフケア総合歯科に通っていれば身体の不調を診てもらえる」「ここにはライフケア総合歯科があるから安心」と言われるような存在、歯科医院の枠を超えた健康医院になることを目指しています。そして将来的には堺市を健康長寿のモデル都市にしたいですね。歯科医院でどこまでの範囲を診て、その後はどういったところへ連携しているのかなど、多職種連携の成功例を作って、その事例を堺市だけでなく他の都市にも発信していきたいです。それが日本中に広がれば、高齢化社会が問題となっている日本を元気にすることに繋がると信じています。高齢化だから日本経済が落ち込んでいくのではなく、高齢化だからこそ健康長寿ビジネスを世界に発信して日本を元気にする、そのために歯医者が担っている役割は大きいと感じています。

皆さまに向けて

歯医者はウキウキして行くところではないと理解していますので、当院には人間味のあるスタッフを揃えています。どの年齢の方が来られても、どのライフステージの方が来られても満足していただける体制を整えていますので、どうぞ安心してお越しください。

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