千里中央花ふさ皮ふ科:皮膚科 形成外科 美容皮膚科 千里中央駅 豊中市上新田2-24-50-1 上新田メディカルブリッジ2F

Doctor Interview

千里中央花ふさ皮ふ科 院長 花房 崇明先生にお話を伺いました。

保険診療も美容診療も
レベルの高い診療を提供します
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千里中央花ふさ皮ふ科 院長 花房 崇明先生

千里中央花ふさ皮ふ科
院長 花房 崇明先生
医院のスタッフの皆さんです

医院の朝礼風景です

出身大学はどちらですか?

大阪大学医学部出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか?

私が医師を目指すようになったのは、周りの環境が影響しています。とはいえ、親が医師だったわけではなく、家系的にも叔父が歯科医師だったくらいで医師はひとりもいませんでした。夏休みに歯科医院を開業している叔父のもとに遊びに行くと、白衣を着た叔父が私の歯を診てくれました。とても頼りになり、「医師や歯科医師ってかっこいい」と漠然と思っていました。両親から「医者になれ」と明確に言われたことはなかったものの、勉強に関しては子どものときからものすごいプレッシャーをかけられており、テストで98点を取っても「ここの2点は何で間違えたんや?満点が取れたじゃないか!」と、あまり誉めてもらえませんでした。根底には両親の学歴コンプレックスがあったのだと思いますが、子どもの頃の私は両親の喜ぶ顔が見たくて頑張っていました。公立小学校のときは勉強をしなくてもずっとトップの成績でしたが、進学塾に通って中学受験をしたものの失敗しました。それでも第3希望の学校法人大阪医科薬科大学高槻中学校・高槻高等学校(当時は男子校)という中高一貫に入りました。通っていた高槻中学校・高槻高等学校は大阪医科薬科大学医学部にルーツを持つ学校のためか、開業医の息子がたくさんいました。当然のようにお父さんの後継ぎとして医学部に進むと言うし、みんな裕福で、子どもながらに「医者の家庭って裕福なんだ」と思いました。帰りに買い食いするのにも、私の小遣いをはるかに超えるお金を持っていて、コンビニで漫画を買ったり、ゲーセンや駄菓子屋で毎日楽しそうに遊んでいるのを横目に、私は大人しく家に帰って勉強していました。そこでコンプレックスが生じて「絶対医者になってやる」と心に誓いました。医者は人の役に立つし、かっこいいし、「めっちゃいいやん!」と思いました。両親も医学部を目指すと言ったら喜んでくれたので、そこから死ぬ気で勉強しました。勉強ばかりで苦しさを感じることもありましたが、プレッシャーへの対処法や課題の解決方法を自分なりに導き出したり、ハングリー精神を養えたことも含めて、今は勉強しておいてよかったと心から思います。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか?

手術ができる外科系の診療科を目指していた私が最終的に皮膚科を選んだのは、自分自身がアトピー性皮膚炎の持病があったことと関係しています。幼少時代から症状はあったのですが、特に受験勉強のストレスがあった高校のときはひどくなり、首が真っ赤になったり、眉毛も抜けたりしました。大学に入り、受験のプレッシャーから解放されたことで症状はいったん治ったのですが、大学を卒業して初期研修医になると、再びアトピーの症状が表れるようになりました。努力の甲斐があって、2年の初期研修が修了したときには、「ハイパー」で有名だった研修病院で院内の「最優秀研修医賞」を受賞することができましたが、その反面、アトピーが悪化し、メンタルもどん底でした。「こんなハードな仕事を一生続けることになるなら、外科系は無理だな」と思ってしまいました。自分自身がアトピーに悩まされた経験から患者さんの気持ちに寄り添いたい、無理なく働きたいと思うようになり、ある意味消極的に消去法で母校である大阪大学の皮膚科に入局して、後期研修を開始しました。当初皮膚科に入ったときはテンションが低かったのですが、あるとき当時の病棟医長が英語で論文を書く機会をくださり、私の論文が検索サイト『PubMed』に載ることになりました。「全世界の人が私の論文を見るの?」と飛び上がって喜びました。この成功体験があり、それからは患者さんにもご協力いただき当時1年間に4本くらいの英語論文を書きました。承認欲求も満たされ論文を書くことがどんどん楽しくなり、大学院に進み研究を重ね、アメリカへの海外留学も経験しました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

開業場所に千里中央を選んだのは、私が大阪府高槻市で生まれ育ち、北摂に縁があったからです。出身大学の大阪大学も近くにあります。そうした思い入れのある場所で開業した方が私のやりたい医療が実現できると思いました。とはいえ千里中央エリアは、開業当時すでに皮膚科が何院もある地域で、大繁盛は望めないと言われていました。ただそれでも構いませんでした。少しずつ開業医としての経験を重ねて、医師としての厚みを増やしていこうと思っていたのです。そのため、開業当初からの想定外の連日の行列には驚きました。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

アトピー性皮膚炎やニキビ、赤ら顔で悩まれている患者さんが多いです。特に重症の方たちは大阪府南部や兵庫県、京都府など遠くからも通われています。また、自費診療でニキビ跡や赤ら顔の治療も行っているため、保険診療と自費診療で連動してのハイブリッドで多くの患者さんが来てくださっています。

患者さんにどのように貢献したいですか?

「この薬を塗っておいて」とあっさり言って終わるところが多い中、当院のミッションである「圧倒的に丁寧な皮膚科診療・美容皮膚科診療」で地域医療に貢献していきたいです。患者さんは診療の際は緊張しているので、自宅に戻る頃には医師から言われたことを忘れてしまうことも多いと思います。そんなときに「あなたの病気はこれで、こういう症状ですよ」とプリントを見て思い出してもらえるように、ほとんどすべての疾患や症状についての印刷物を作っています。自分で解説動画を作って説明することもあります。薬の塗り方など、動画だとわかりやすいからです。自分で言うのもおこがましいですが、皮膚科でここまでしているところは少ないと思います。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

保険診療と美容医療の両方を提供する「ハイブリッド皮膚科」であることです。当院は入院診療以外の一般的な皮膚科診療において大学病院と変わらない診療レベルをキープできていると自負しています。そのような皮膚科専門医が美容医療を提供することで、皮膚に関しての知識があればあらゆる治療法を患者さんに提案できます。例えば、「ほかのクリニックでアトピーがあるからレーザー治療を断られた」「何回当てても治らなかった」という患者さんに対しては、まず保険診療でアトピー皮膚の疾患を治してから、皮膚の状態が落ち着いてからレーザーを当てて肌をきれいにしましょうという提案ができます。また、当院にはアトピーであることを理由に医療脱毛を断られた患者さんが来院されることもがあります。アトピーはムダ毛処理で症状を悪化させないためにも医療脱毛をしたほうがよいケースがあるのにもかかわらず、皮膚科の専門知識がないとヤケドのリスクを必要以上に恐れ、断ることもあるようです。当院ではそうした場合でも、皮膚科専門医の資格を持つ私や女性医師が肌の状態を見ながら対応できます。アトピーの症状が治った後、美容医療でアトピーやニキビ跡まで治療できますので、患者さんの悩みや疾患に最後まで寄り添うことができます。もし、保険診療しか行っていなかったら、あるいは自由診療、美容医療しか行っていなかったら、それだけ提案できる治療法が少なくなってしまいます。少しお金はかかっても美容医療でできるだけきれいにしたいのか、お金はかけずに保険適用の範囲で治療したいのか、患者さんに選択していただけるのがハイブリッド皮膚科の良さだと思います。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

開業当初は、私が患者さんと真摯に向き合い、いい診療をしていれば、自然とスタッフがついてくると考えていました。いま考えると本当に恥ずかしい話ですが、スタッフは患者さんが満足する姿を見て、「こんなに腕のいい人気ドクターと働けて幸せ!」と思ってくれると、心から信じていました。しかし大量離職などを経験し、時間はかかりましたがそれは大きな間違いだと気づきました。患者さんに信頼される医療を提供しようと思ったら、スタッフに対しても患者さんと同じぐらい真摯に向き合い、大切にする必要があります。だからこそ、スタッフがやりがいを持って楽しく働ける、働きがいのある環境を全力でつくっていく必要があると考えています。非常勤スタッフ5人でスタートした当院は開業7年で、分院と合わせて80人のスタッフを抱えるまでに成長しました。スタッフが80人いるということは、80人分のさまざまな価値観やバックグラウンドが存在します。中には、「分院の立ち上げを手伝いたい」「化粧品を開発してみたい」「アートメイクをやってみたい」「人の教育に携わりたい」という夢や希望を持ったスタッフがいますて、現在進行形で開発・研修中です。やりたいことや夢は人それぞれ違いますが、当院で一人ひとりの夢をかなえることができたなら、とても素晴らしいことだと思います。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか?

必要のないものを押し売りすることなく、これからもエビデンス(根拠)に基づいた一般保険診療と美容皮膚科診療を両立させ、ほかのクリニックで断られた患者さんも対応していきたいです。以前、がんに罹患されている女性が「介護脱毛をしたい」と来院されました。リスクがあるためがん患者さんへの対応はしていないクリニックも多いようです。女性のVIOのお話なので男性医師の私はあまり深く聞けませんでしたが、「将来寝たきりになり、ご主人にお世話をしてもらうときにできるだけ迷惑をかけないようにしたい」という理由があるかもしれません。皮膚科専門医に美容皮膚科医療の知識があれば、そういった患者さんの想いに寄り添い、想いを叶えることができると考えています。

地域の皆さまに向けて

私たちのクリニックの評判を聞きつけ、わざわざ遠方から足を運んできてくださるアトピーやニキビ、ニキビ跡で困っている患者さんも増えています。その多くは重症の患者さんであり、そんな方たちの期待に応えるためにも、一般保険診療と美容皮膚科診療の両方を提案できることはハイブリッド皮膚科を経営していてよかったと思える瞬間です。これからも全力で診療にあたっていきたいと思います。

基本情報

千里中央花ふさ皮ふ科

「06-6872-1200」に電話する
医院名千里中央花ふさ皮ふ科
住所〒560-0085 大阪府豊中市上新田2-24-50-1 上新田メディカルブリッジ2F 地図を表示
電話番号06-6872-1200
診療科目皮膚科 形成外科 美容皮膚科
診療時間
診療時間
午前:9:00~12:00 ×
午後:14:00~17:00 ×
◯は完全予約制
▲は自費診療のみ(自費の診療は 9:00~13:00、14:00~17:30)

休診日日曜 祝日
最寄り駅北大阪急行線・大阪モノレール 千里中央駅
交通手段千里中央駅より徒歩約5分
駐車場有り クリニックモールに9台分を完備しています
ホームページhttps://hanafusa-hifuka.com/


この病院の診療科目と最寄駅
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