こたに歯科：障がい者歯科 小児歯科 予防歯科 宮前駅 和歌山市手平1-7-31

こたに歯科 院長 小谷 隆久先生にお話を伺いました。

地域の予防治療センター・
コミュニティセンターで在りたい

地域の予防治療センター・
コミュニティセンターで在りたい

こたに歯科 院長 小谷 隆久先生

こたに歯科
院長 小谷 隆久先生

医院のスタッフさんです

医院のスタッフさんです

出身大学はどちらですか？

東北大学歯学部出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

休みの日には患者さんとハイキングに出かけたりするような、地域医療に熱心に取り組まれている町のお医者さんがいまして、治療の時だけではなく地域から信頼されている姿を見て、私も専門職で働いてこの先生のようになりたいという想いがありました。そんな中、地元で仲の良かった友達が中学生の頃に亡くなってしまったんです。その友達がお医者さんを目指していたことや、命日が私の誕生日だったことなどが重なり、医療系の道に進もうと決めました。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

元々この土地で祖父が製材所を営んでいました。その後を任されることになって、私自身も地元和歌山県での開業を望んでいましたので、小さい頃から慣れ親しんでいるこの場所で開業することを決めました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

開業時からのこだわりは「予防歯科」と「障がい者歯科」で、この二つはどちらも専門的な知識が必要です。今では多くの医院が予防歯科を掲げていますが、学校であまり習わない分野なので、本当に予防歯科をやろうと思うと自分で勉強して知識を習得するしかありません。私は勤務医時代に力を入れて勉強していましたので、この道で進んでいこうと考えました。また、障がい者歯科に関しては、和歌山県の人口のうち約１割の方が身体障害者手帳を持っておられる状況なんですよね。それに対して和歌山県下で障がい者歯科を標榜している先生が２，３軒と少なく、患者さんから「どこに行って診てもらえば良いか分からなかった」というお話をよく聞いていましたので、困っている方々のためにこの分野に力を入れようと決めました。大阪で障がい者歯科の認定医の資格を取られている先生に道を拓いていただいて、私も阪大で認定医の資格を取ることができ、開業に至りました。

患者さんにどのように貢献したいですか？

歯科における歯を失うリスクのある大きな疾患は、虫歯と歯周病です。それらの管理法はある程度確立していますので、患者さんが自分で管理法を身につけてセルフケアできるようにサポートする「ヘルスプロモーション」を広めていきたいと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

歯医者さんは怖いというイメージをお持ちの患者さんが多いので、「歯医者っぽくないアットホームな雰囲気」にこだわりました。予防歯科に力を入れようと思うと小児歯科が中心になりますので、お子さんが怖がらないような飾りつけや匂い等に気を配っています。あとは、家族より長い時間を過ごすスタッフたちが働きやすい環境を作ることも意識しています。これまで女性は妊娠や出産等のライフステージの変化でキャリアが途絶えてしまうことが多かったですよね。私たちの職種は研鑽を積んでいくべきだと、そのためにはこれまでの制度を変えないといけないと考えていましたので、産休・育休の導入はもちろん、残業はほぼゼロにして、年間休日も１４７日に設定しています。実は大手の某自動車メーカーよりも多いんですよ。スタッフが自分の仕事にやりがいを感じて研鑽を積んでいくことで、質の高い治療を患者さんに還元でき、結果的に良い循環が生まれています。ありがたいことに患者さんが増えてきていますので、やる気のある衛生士さんはぜひ当院に来てほしいです。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

誰もが良い職場で働きたいと考えていると思いますが、良い職場って自分たちで作ろうとしない限り勝手にはできないと思うので、みんなで良い職場を作っていくんだという意識を持ってほしいとスタッフに伝えています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

患者さんと距離が近い医院を目指しています。患者さんが自分の家族ならどうするかと常に考えて行動していますので、家族に「さま」を付けないのと同じように私は「患者さま」と呼んでいません。患者さまだと、「ようこそお越しくださいました。病気になってくれてありがとうございます。」のように聞こえてしまって、接遇として少し違う気がするからです。内科は風邪が治ったら通わなくなりますが、歯科は重い症状でも健康な状態でも通える場所なので少し特殊な科で、子どもからお年寄りまで長いお付き合いができますので、患者さんともっと密な関係を築いていきたいです。また、私はこれからもずっと歯科医師を続けていきますが、人生に幅を持たせる意味で他のことも楽しみたいと思っています。趣味でギターの弾き語りをしていることもあって、１階のキッズスペースはステージとしても使えるようにしていて、ライブができるぐらいの防音レベルです。コロナ前は外部の先生を呼んでゴスペル教室を開催したりもしました。２階のキッズスペースは患者さんに開放して、治療がない日でも遊びに来てもらえるようにしています。治療の枠を越えたコミュニティセンターのような場所になって、地域に必要とされる医院で在りたいです。

皆さまに向けて

健康な自分の歯で一生涯食べていきたいと、そのために歯の治療をきちんとしてほしいと本当に望んでおられる方は当院へ来てください。私たちもスタッフも本気で向き合い、対応させていただきます。

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