たかえ内科クリニック:一般内科 腎臓内科 人工透析内科 博多南駅 那珂川市片縄1-64

Doctor Interview

たかえ内科クリニック 院長 髙江 啓太先生にお話を伺いました。

“腎臓をまもる”をもっと身近に
腎臓と透析の専門クリニック
“腎臓をまもる”をもっと身近に
腎臓と透析の専門クリニック

たかえ内科クリニック 院長 髙江 啓太先生

たかえ内科クリニック
院長 髙江 啓太先生
医院の外観です

医院の透析室です

出身大学はどちらですか?

長崎大学です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか?

幼いころから「人の役に立てる仕事をしたい」という思いがありました。両親は医療関係者ではないのですが、母方の祖父が医師で、休日や夜間にも病院から呼び出されて患者さんの治療にあたっていた話をよく聞かされていました。残念ながら私が産まれる前に祖父は他界していたため直接話を聞くことはできませんでしたが、きっと立派な人だったんだろうと思い、医師を目指しました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか?

医師になってから、ずっと腎臓病と向き合ってきました。腎臓の病気は、症状が出にくくゆっくり進行するため、早い段階で気づき、生活を整えることがとても大切です。大学病院や総合病院で多くの患者さんを診る中で、「透析になる前にできることがもっとあるのではないか」、そして「透析が必要になっても、できるだけ安心して日々を過ごしてほしい」という思いが強くなりました。腎臓内科では、血圧や糖尿病、たんぱく尿などの管理を通して、腎臓を守るための治療を行います。一方、人工透析内科では、透析を受ける方の生活を支えながら、合併症の予防や栄養・水分の管理などを一緒に考えていきます。私は透析治療は腎臓内科医が診るべきだと考えています。腎臓病のはじまりから、透析を受けるその先まで切れ目ない診療を提供したい――患者さんの人生に長く寄り添える医療をしたい、という思いから、この2つの診療科を選びました。また、腎臓病を診るということは、「全身を診る」ということ。腎臓病の方はおのずと高血圧や糖尿病などの生活習慣病だけでなく、感染症や心不全のリスクも高く、数多くの症例を経験する中で総合診療内科専門医も取得いたしました。そのため内科診療にも力を入れていきたいと考えています。

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

これまで中核病院や大学病院で勤務している中で、この土地には透析専門医がおらず、透析クリニックが少ないため、透析を開始しても紹介先に苦労することが多かったからです。また、腎臓内科専門医もおらず、腎臓病疾患の患者様で遠方から苦労され通院を継続される方が多くいらっしゃいました。そういった方々が安心して通院できる、地域に根差した場を提供したいと考えたからです。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

腎臓領域、透析領域を専門としております。透析の方のシャント血管内治療も多く経験しており、当院では痛みのない局所麻酔下で、日帰りで治療を行っております。また、心不全や心筋梗塞などの循環器分野、糖尿病分野などの生活習慣病も腎臓病に合併される方が多いため、これまで診療する機会が多かったです。

患者さんにどのように貢献したいですか?

腎臓病は症状が出にくく、気づかないうちに進行してしまうことが多い病気です。ですから私は、早期発見と、日常生活の中でできる無理のない治療の継続を支えることを大切にしています。医師として長く腎臓病や透析の患者さんを診る中で感じたのは、数値だけを良くするのではなく、その人らしい生活をいかに守るかが本当の意味での医療だということです。食事や水分の摂り方、仕事や趣味の過ごし方など、患者さん一人ひとりの生活に合わせた提案を心がけています。また、透析が必要になった方にも、「安全・安心・快適な透析」を提供できるよう努めています。治療の場が少しでも穏やかで、笑顔で通える場所になるよう、スタッフ全員で支えています。地域の皆さまにとって、「何かあったら、まず相談してみよう」と思える身近な存在でありたい――そんな思いで、これからも那珂川の地で患者さんと向き合っていきたいと考えています。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

当院の強みは、腎臓内科と人工透析内科の専門的な診療を、地域で身近に受けられることです。腎臓病は長く付き合う病気だからこそ、早期発見から透析治療、そして生活支援まで一貫してサポートできる体制を整えています。透析治療では、透析シャントのトラブルに対してPTA(経皮的血管拡張術)を院内で行えることも特徴です。局所麻酔下で痛みの少ない処置を心がけており、できる限り通院負担を減らしながら、安全で快適な治療を提供しています。また、心エコーや頸動脈エコーなどの専門的な超音波検査をすぐに実施できる体制を整えており、合併症の早期発見にもつなげています。さらに、管理栄養士による個別の栄養指導も受けていただけるため、日常生活の中で無理なく続けられる食事改善のサポートが可能です。腎臓病と透析の方を切れ目なく診療できるだけでなく、高血圧・糖尿病・生活習慣病など全身をトータルで診ながら、患者さんが安心して長く通えるクリニックを目指しています。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフは、クリニックの“顔”であり、“心”だと思っています。私一人の力で患者さんを支えることはできません。受付でのあいさつや看護師の声かけ、透析中の何気ない気づき――その一つひとつが、患者さんの安心につながっています。だからこそ、スタッフが安心して働ける職場づくりを何より大切にしています。意見を出しやすく、互いに助け合える雰囲気を育てることで、チーム全体が温かい空気に包まれ、自然と患者さんへの思いやりにつながると感じています。当院のスタッフは、皆とても優しく、患者さんに対して丁寧で思いやりのある対応をしてくれます。私自身、毎日一緒に働きながら「このチームでよかった」と感じることが多いです。これからも、スタッフ一人ひとりがやりがいを感じ、笑顔で働けるクリニックを目指していきたいと思います。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか?

これからも、「安心して通える、温かいクリニック」でありたいと思っています。腎臓病や透析の患者さんは、長く医療と付き合っていく必要があります。その中で、治療だけでなく、日々の生活や心の不安にも寄り添える場所でありたいと考えています。腎臓内科・人工透析内科として、病気の早期発見から治療・生活支援まで一貫してサポートできる体制をさらに充実させていきたいです。また、スタッフ全員が同じ方向を向き、「患者さんにとってどうすれば一番よいか」を常に考えながら動けるチームを育てていくことも大切にしています。今後は、地域の医療機関や介護施設とも連携を深め、那珂川の皆さんが安心して医療を受けられる環境づくりにも力を入れていきたいと思っています。「ここに来てよかった」――そう思っていただけるクリニックであり続けることが、私の目標です。少しスケールが大きいですが、ゆくゆくは那珂川市だけでなく、筑紫地区や福岡市南区からも広く多くの方に来院いただき、この地域の腎臓を守り、腎臓治療といえば「たかえ内科クリニック」と思っていただけるようになりたいです。

プライベートではどんな時間を大切にしていますか?

仕事柄、日々多くの患者さんと向き合うので、プライベートではできるだけ心と体をリフレッシュする時間を大切にしています。読書や映画鑑賞でゆっくり過ごす時間は、気持ちを落ち着けたり、新しい考え方に触れたりできる大切なひとときです。サウナも好きで、頭を空っぽにしてリセットできる時間として欠かせません。週末は家族との時間を最優先にしています。子どもを連れて近くの公園に出かけたり、キッズランドで思いきり遊んだりする時間は、私にとって何よりの癒やしです。家族と過ごす時間があるからこそ、また新しい気持ちで患者さんと向き合うことができると感じています。

基本情報

たかえ内科クリニック

「092-555-6886」に電話する
医院名たかえ内科クリニック
住所〒811-1201 福岡県那珂川市片縄1-64 地図を表示
電話番号092-555-6886
診療科目一般内科 腎臓内科 人工透析内科
診療時間
診療時間
午前:9:00~12:30 ×
午後:14:00~18:00 × × ×
休診日火曜午後 土曜午後 日曜 祝日
最寄り駅JR博多南駅
交通手段JR博多南駅より徒歩15分 西鉄バス 福岡女子商前 より徒歩7分 かわせみバス 南駅・ミリカ線(路線番号⑤) 通勤かわせみ(循環線) 乗車 片縄1丁目より徒歩1分
駐車場有り 15台
ホームページhttps://takae-clinic.com/


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