ANIMA動物医療センター｜犬猫エキゾチックアニマル土浦駅小松2-13-7 2F（電話番号：029-896-5990）

Doctor　Interview

ANIMA動物医療センター院長城戸美紅先生にお話を伺いました。

ご来院が難しい方には
往診診療も提供しています

ANIMA動物医療センター院長城戸美紅先生

ANIMA動物医療センター
院長城戸美紅先生

医院の外観です

医院の内観です

獣医になろうと思った動機は何ですか?

父親が動物園の獣医師をやっていたので、小さい頃から動物に触れあう機会が多く、動物が大好きだったので、幼い頃は動物園の飼育員になりたいと思っておりました。動物の事をもっと知りたい、動物の知能や生態的な事、機能的な事をもっと勉強したいと思い、獣医師という職業を選びました。

ペットは飼っておられますか? もし飼っておられたら、何を飼っておられますか?

もう一つの事業として、古民家のふれあい動物園を行っています。阿見にある「ふれあい動物園ANIMA」という場所なのですが、山羊が２０頭位、カピバラ、テンやコールダック、マーラやゾウガメ、ミミズクやタカ、ウサギ、モルモットなどなど…100種程の動物さんがいます。その横に住んでいるので、朝はニワトリに起こされます。みんな家族のように可愛がっています。家の中には猫ちゃんが1匹います。

この町を選ばれた理由はありますか?

人とのつながりで、ご縁あってこの場所をご紹介して頂きました。元々は水戸方面で往診専門をやっておりました。ご紹介で阿見町に引っ越す様になり、周りの方々から『場所を構えて動物病院もやった方が良いよ！』と勧めて下さり、この場所に決めました。本当にご縁ですので、私が選んだというより、むしろこの町に選ばれたという感じでしょうか。

ペット(動物)に対する思いをお聞かせください。

動物たちから教えられる事が多いですね。言葉は話せなくても毎日メッセージを送ってくれていて、診察中でもそれを感じます。守ってあげたい存在というよりも、日々いろいろな事を教えてくれる先生のような存在で、こちらも教えてもらった事を動物たちや飼い主さんに還元したいという気持ちで接しています。動物たちにとってどのような生活が最適か、飼い主さんにとって楽しくペットちゃんと暮らすためにはどうしたらよいか、より一層健康的で活き活きとした生活を送るにはどうしたら良いのか、を常に考え、一匹一匹、一人一人が幸せになれる方法を一緒に考えていきたいと思っています。

先生の得意な分野(治療)は何ですか?

今まで、東武動物公園や盛岡市動物公園、東筑波ユートピアなど様々な動物園で働いてきました。ゾウや、ライオン、ホワイトタイガーやキリン、イノシシ、ゾウガメなど診察してきた経験があります。動物病院での勤務経験もあるので。猫ちゃん、わんちゃんはもちろんですが、エキゾチックアニマルの治療でしたら、比較的経験も豊富です。飼い方の相談をはじめ、その動物さんの特性などもお話できることや実は知らないことが沢山あるかと思うので、その分野で力になれると思っています。エキゾチックアニマルの診療は特に力を入れている分野です。

飼い主さんとペットにどのように貢献したいですか?

全ての動物に平等な医療を提供したいと思っております。ペットちゃんが高額か否かは関係なく平等に治療する事を常に心がけています。また、ペットちゃんが、より活き活きと生活して欲しいと思いますし、幸せを感じられる環境で暮らして欲しいと願っております。それには、ペットちゃんと飼い主さんとの関係性がとても大事だと思っております。飼い主さんの気持ちや飼い方を汲んであげることがペットちゃんにとっても一番良かったりしますので、飼い主さんとのお話しや分かり易い説明など、コミュニケーションをしっかり取るように心がけております。ペットちゃんへの想いや飼い主さん目線の幸福感は大事ですので、双方が幸せになれるように寄り添うことが大事だと思っております。

この動物病院の他にないところを、PRしてみて下さい。

今まで自分が触れて治療してきた動物の種類や数の経験は活かせると思っております。動物園での経験では実際に触れることができない場合も多々あり、見て異変に気付く力が大切で、その力を培ってきました。また、エキゾチックアニマルを飼われている飼い主さんから飼い方や治療法に関する新鮮な情報などが集まってくる場所でもありますので、飼い主さんとの交流が他よりも多いのではないかと思います。また、エキゾチックアニマルを飼っている飼い主さんで、例えば、ヘビやトカゲ、ハムスターなどを飼っている方で、他の病院では触れることなく診断されたり、お薬を処方されたり…といったお悩みをご相談される飼い主さんがいらっしゃいます。飼い主さんの悩みは、『ちゃんと診てくれているのかな？』という心配だったりします。この病院はセカンドオピニオンで利用される方も多いので、飼い主さんの不安を取り除くように、やさしい雰囲気でリラックスしてご相談できる場所であることを心がけております。また、『本当にこの飼い方で良いのかな？』という、なかなか誰にも相談できない心配ごとも相談できる場所であること、治療費も含め飼い主さんとペットちゃんに負担にならない暮らしを送ってもらえるよう、双方が幸せになれる治療を常日頃心がけております。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

普通のわんちゃんネコちゃんだけの病院と違い、さまざまな種類の動物さんが来る病院です。普通だと初めて見る動物さんにびっくりされる人もいるかと思いますが、うちのスタッフは動物園での研修を踏んでいるのもあり、珍しい動物さんがきても、怖がったりすることが無いのはもちろん、動物が大好きな看護師さんが多いので、どの子が来ても愛情を持って優しく可愛がって接してくれます。とてもありがたいと思っております。

今後、どのような動物病院にしていきたいですか?

私は予防医療、健康診断を推進していきたいと思っております。猫ちゃん、わんちゃんの健康診断は普及していることが多いのですが、エキゾチックアニマルはまだそこまで普及されていません。病気がなくなることはありませんが、予防医療によって防げる病気はあるかと思いますので、健康診断による予防医療を推し進めていきたいと思っております。飼い主さんは動物病院に行く際には意を決していく事が多いかと思います。『医療費も高額になるのでは？』と心配されて、足を運ばれることを躊躇してしまう方もいらっしゃるかと思います。将来は、ふらっと気軽に立ち寄れて、気軽になんでも相談できる動物のケアセンターのような場所を提供していきたいと思っております。

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