山下クリニック 院長 山下 浩一先生にお話を伺いました。
岡山大学です。
父親がいわゆる街医者を岡山大学のすぐ裏手で開業しておりました。その背中を見て育ちましたので自然に医者になろうと思いました。勤務医時代はガン患者も治療していましたが、当時の地域医療の状況を見て、分娩を中心にしたクリニックとして開業しました。
私は産婦人科とガンの免疫細胞療法のご相談に応じています。今後は、私の娘婿・堀井誠先生の専門である糖尿病内科と内科を併設して診療します。
産婦人科としてここに医院を立ち上げたのが1988年。当時は岡山駅中心部から総社市までの間に、お産を取り扱う医院がなかったんです。患者さんの利便性のためにここで産婦人科として診療してきましたが、2017年に分娩の取り扱いを終了し、愛知医科大学ご出身の堀井先生との良縁もあり、2020年より副院長をお願いし現在に至ります。
細胞免疫療法は、ガンと戦う自身の白血球を培養して元の血液に戻す療法です。これを専門におこなう東京のクリニックの岡山協力院としてご相談に応じています。また堀井先生は糖尿病治療を中心とした生活習慣病全般の診療を得意分野としています。
医学用語は難しいものが多いです。そこをかみ砕いてわかりやすく伝える、たとえて言えば小学生にもわかるくらいのレベルで伝えるのが開業医の義務だと思っています。病気は医者が治すものではなく、医者と患者さんが一緒になって治すもの。横に寄り添う治療が必要なんだと考えています。
開業して30年以上が経ち、約1万弱のお産のお世話をしました。分娩時のお母さんもそれなりの年齢になり、糖尿病や高血圧といった内科疾患をもつようになってきました。またここ生まれた赤ちゃんも30歳を超えていますから、なじみのある医院で内科も診てもらえる仕組みができたことはいいことだと思っています。婦人科と内科を併設しているところは少なく、総合的に診られるのは大きな特徴です。また、地域の要望があって日曜日も午前中は診療しています。
分娩の取り扱いを終了したときに当時のスタッフさんたちには長年の功労に感謝して退職金をお渡ししました。今集まってくださっているスタッフさんは内科を中心に盛り立ててくれています。他院で働いていたご経験のあるスタッフさんが多く、患者さんへの対応やお声がけも的確で、スムーズな診療ができています。とても感謝しています。
将来、運動療法のためのスペースを取り入れることや、腎臓透析のスペースを作ることも検討しています。特に透析は、私の亡くなった母親が長年透析で苦労した経験があるので、糖尿病内科を拡張する方向になればいいと思っています。患者さまが健康不安について気兼ねなく相談でき、状況によっては大きな病院とも連携しながらよりよい医療を目指していきたいです。
良いご縁に恵まれて岡山に参りました。今後はより地域医療に貢献するべく、大病院での経験も活かしつつ地域の要望も取り入れながら、健康のための啓蒙や生活習慣病予防のための活動にも力を入れていきたいと思っています。
医院名 | 山下クリニック | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒701-1202 岡山県岡山市北区楢津394-1 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 086-284-5511 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 糖尿病内科 内科 婦人科 がん免疫細胞療法 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
がん免疫細胞療法については電話にてご相談ください
| |||||||||||||||||||||||||
休診日 | 水曜 土曜午後 日曜午後 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | JR岡山駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | 岡山駅より車で20分 中鉄バス 岡山駅より平津 もしくは平津橋停留所下車1分 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り 無料60台 | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | https://ycl.jp/ |
Copyright (C)2015-2025 病院検索の病院まちねっと All Rights Reserved.
本サイトに掲載の文章・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信などを禁じます。