岡山そけいヘルニア日帰り手術Ｇi外科クリニック｜一般外科消化器外科（保険診療）北長瀬駅中仙道2-7-25（電話番号：086-241-2100）

Doctor　Interview

岡山そけいヘルニア日帰り手術Ｇi外科クリニック院長池田義博先生にお話を伺いました。

鼠径ヘルニア日帰り専門クリニック
近県からも通院可（保険診療）

岡山そけいヘルニア日帰り手術Ｇi外科クリニック院長池田義博先生

岡山そけいヘルニア日帰り手術Ｇi外科クリニック
院長池田義博先生

医院の外観です

医院の内観です

出身大学はどちらですか？

高知医科大学出身です。

ドクターになろうと思った動機は何ですか？

父が警察官でしたので、漠然と警察官になろうと思っていましたが、高校生の時にテレビでドイツ人医師シュバイツァーのことを知り、こんなに人の役に立つ仕事があるんだと知り医師を志しました。

この医院の診療科目を決めた理由は何ですか？

私は外科医ですので消化器のがんの手術をしていましたが、同時に鼠径ヘルニアという良性疾患の手術も経験してきました。この鼠径ヘルニアは、研修医や若手の先生が担当することが多く、患者さんに対して十分な治療が行われていないこともあります。そのため再発や合併症などで患者さんが大変な思いをされていることもありました。その経験をもとに鼠径ヘルニアを専門にするクリニックを作りたいと考え、日本で初めて腹腔鏡を用いた鼠径ヘルニアの日帰り手術専門クリニックを開業しました。（当院の手術は保険診療です）

この土地で開業しようと思った理由は何ですか?

岡山の土地が好きだということが理由です。また、日帰り手術となるとやはり交通の利便性が高い所が良いと考え、この土地に開業しました。

先生の得意な分野（治療）は何ですか？

鼠径ヘルニアに特化しており、手術方法も単孔式（傷が一つの手術）でダメージが少ない低侵襲手術が得意です。通常はお腹に３箇所穴を開けるのですが、当クリニックはおへそだけを切ります。お腹の中に入るのではなく、腹壁と腹膜の間に入っていくため、患者さんへのダメージが少なく安全な手術を行っています。また、創が１箇所だけですので、術後の痛みも最小限に抑えることができます。患者さんの日常生活の犠牲を最小限にしたいという思いで、日帰り手術を行っています。

患者さんにどのように貢献したいですか？

患者さんの体や日常生活へのダメージが少ない日帰り手術を行うことで貢献したいと思っています。手術時間１時間、その後平均２時間くらい休まれた後にお帰りいただけますので、お仕事が忙しい方や老々介護の方も、手術を受けたその日から普通の生活が可能です。

この医院の他にないところを、PRお願いします。

鼠径ヘルニアだけでなく、痔の手術も日帰りで行っています。鼠径ヘルニアの手術は年間600例以上行っており、開院から5年で2,700例を超えました。これは全国的にもトップクラスの成績です。痔は入院しなくても治療できるレベルの患者さんに関しては、手術自体は15分くらいで終わります。個人差はありますが、日帰り手術は当日や翌日から普通の生活ができるので、手術して良かったという方が多いです。また、まち合いは病院らしくないカフェの様な雰囲気も特徴だと思います。

スタッフさんに対しての想いを語って下さい。

スタッフはいつも笑顔で患者さんに接してくれており、術後の痛みなどで不安な患者さんからも、スタッフの笑顔で癒されたというお褒めの言葉をたくさんいただいています。また、当クリニックの手術は特殊な手術ですので、高いスキルが要求されます。腹腔鏡操作のスキルに関しては、おそらく全国で1番多く手術をこなしている当クリニックのスタッフのレベルはかなり高いと思います。本当に家族のように大切でどこにでも自慢できるスタッフばかりで、私はとても恵まれています。

今後、どういう風に医院をしていきたいですか？

鼠径ヘルニアは消化器外科の病気の中で１番多い病気です。ヘルニアとつくと椎間板ヘルニアと混同される場合が多く、腰痛だと思ってしまいます。鼠径ヘルニアは脱腸なのですが、それがあまり知られていません。ただ、手術をしないと治らない病気ですし、手遅れになると命に関わってくる病気でもあります。正しい情報を地域の皆さんに啓蒙し、患者さんには適切な時期に治療を受けていただけたらと思います。

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