大安寺眼科 院長 若宮 俊司先生にお話を伺いました。
京都大学(医学部)出身です。
医学は実学の中で最高峰の学問であると考えました。
学生時代に外科系の手術的に割り切れる側面が自分に合っていると考えていました。その中で眼科は顕微鏡下での精密な手術が主であることから専門として選択しました。
県内外の候補地をいくつか検討していたのですが、様々な理由からいずれも途中で断念せざるを得ませんでした。最終的に開院に至ったのが現在のクリニックモールということになりますので、開業地もご縁なのかもしれませんね。
これまでに網膜硝子体・白内障・緑内障・斜視・外傷・眼瞼・涙道など幅広く、およそ6000眼の手術を執刀してきましたが、自分の年齢と環境に見合う医療を今後は行ってゆきたいと考えております。入院を必要とする疾患は適切な施設に紹介します。白内障手術は近隣に実施施設が多いので、紹介する予定でおりますが、需要が多ければ自施設での実施も検討するつもりです。涙道治療とロービジョンケアは医療資源として岡山県に不足している領域なので専門外来として取り組みます。
高度医療あるいは先端的医療として難しいというのではなく、原因がはっきりしないために積極的な治療を受けられずにいる患者さん、治療があまり望ましい方向に向かわず、そのままになっている患者さんなど、医療の狭間で苦しんでいる患者さんの手助けができればと考えています。これまでのところ、なぜか自分の外来にはそうした意味での難しい患者さんが集まっていたように感じています。これまで大規模の一般病院・公的病院・大学病院と勤務しながら他施設の診療応援など行ってきましたが、中小規模施設の方が医療人としての生きがいを感じることが多かったように思います。
眼科医療は検査も治療も機器で成り立っており、近年は特にその傾向が強いです。当院の機器はすべてが最新のものというわけではありませんが、眼科的な診断に必要な機器は豊富に揃えることができました。スタッフは少数精鋭です。また、電子化にも積極的に取り組んでおり、システム的には大病院にも導入されていないような機能の情報システムを独自開発して現場で少しずつ改良を重ねています。
眼科は一般的に事務職、視能訓練士、看護師、医師で構成されています。現在は開院後間がなく、少人数ですが、いずれもそれぞれの職種において指導者になりうる実力を備えています。類は友を呼ぶとよく言いますが、優しい人格が集まっていると思います。
患者さんが溢れていわゆる繁盛している施設ではなく、患者さん一人一人にじっくりと向き合える医療施設を目指しています。経営のために収益は必要なのでしょうが、経営が成り立てばそれでよいと思っています。現在、開発導入している情報システムは将来的には製品化する計画です。現在、診療時間帯が曜日によって異なっているのですが、休診時間帯は津山中央病院に非常勤医師として勤務しています。今後、自院の診療時間を増やしてゆくつもりです。
東京大学理学部卒、同理学系大学院(理学修士)
京都大学医学部卒
名古屋大学医学系大学院(医療情報学博士)
名古屋市立大学(眼科学博士)
川崎医療福祉大学元教授(医療情報・感覚矯正)
京都大学医学附属病院(研修医)
大阪赤十字病院(研修医・医員)
北野病院(医員)
浜松労災病院(眼科部長、医療情報部部長)
川崎医科大学附属病院(医長)
現在 大安寺眼科(院長)
医院名 | 大安寺眼科 | ||||||||||||||||||||||||
住所 | 〒700-0065 岡山県岡山市北区野殿東町1-35 MAK岡山クリニックモール1F 地図を表示 | ||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 086-363-0025 | ||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 眼科 | ||||||||||||||||||||||||
診療時間
◯*ロービジョンおよび手術の予約のみです。予約がない日は休診します。 ◯**18時まで | |||||||||||||||||||||||||
休診日 | 日曜 祝日 | ||||||||||||||||||||||||
最寄り駅 | 北長瀬駅 | ||||||||||||||||||||||||
交通手段 | JR北長瀬駅から車で5分 | ||||||||||||||||||||||||
駐車場 | 有り 62台 | ||||||||||||||||||||||||
ホームページ | http://oph.jp/ |
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